【翻訳】ゲートウォッチの誓い ピック順位表 中篇
2016年2月15日 翻訳◆ 【翻訳】ゲートウォッチの誓い ピック順位表
A Pick Order List for Oath of the Gatewatch Draft
By Frank Karsten 2016年2月9日
http://www.channelfireball.com/articles/a-pick-order-list-for-oath-of-the-gatewatch-draft/
色の優先度とシナジー
我々の合宿では、白いデッキが一番強く勝率53%、青いデッキが46%で最弱だった。色の組み合わせ的には、白黒同盟者、赤白同盟者、赤緑怪物といったデッキが結果を出すことが多かった。ただ同時に、同じ結論に達したプレイヤーの多くがプロツアー本番で白に突撃するのではないか、という懸念も抱いた。流石にそう何人も殺到しては白が混雑してしまう。そして同時に、弱いと思われた青が空くのではないかとも思った。私は空いているなら何色でもやるつもりでいたが、かといって序盤から青いカードを積極的にとりたいというわけではない。青をやるのであれば卓8人のうち、自分を含めて2人くらいがいい。
シナジー重視のセットでないとはいえ、特定の2色で目指すべき戦略と、全体的な評価を知っておくのは有益だ。さらに、戦乱のゼンディカーのカードで評価が変わったものもあるから覚えておきたい。ニール・オリヴァー(Neal Oliver)がとても良い記事を書いているから、まだ見ていなければ是非一読を。
http://www.channelfireball.com/tag/neals-draft-archetypes/
(訳注:海外の監視者様が翻訳されています。よろしければ是非。)
http://mtgoversears.com/
http://mtgoversears.com/category/%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89/
ピック順位表
下の表ではややこしいことを考えず、1パック目1ピック目、つまり初手での評価をしている。本当は色の選択などでカードの評価は常に上下するが、初手ということで考えてほしい。ゲーム中の強さに基づいた順位表で、金銭的価値は計算に入ってない。多色のカードは、初手で手を出すと色拘束のせいで柔軟性が失われがちなので、低めにみてある。逆に無色のカードは、色を保留できるため比較的高めにしてある。順位表とはいったけれど、いくつかカテゴリーを設定して間でコメントをつけている。でも、一つの連続したリストとして見てもらっていっこうに差し支えない。
(訳注:DNの仕様でテキストになっています。リストを参照するのみであれば、ChannelFireball掲載の元記事にカード画像があるので、そちらがお勧めです http://www.channelfireball.com/articles/a-pick-order-list-for-oath-of-the-gatewatch-draft/ )
ここに挙げたカードは、どんなコモンやアンコモンよりも優先してピックする。どれも単体でゲームを支配できるカードだ。私の傾向として、無色土地を比較的早めに集めるので、大体《終末を招くもの/Endbringer》や《現実を砕くもの/Reality Smasher》などを無理なく使えることが多い。土地を早めに確保すると、無色専用のカードを取ってデッキを無理なく強化しつつ、隣から流れてくるものを吸い込むことができる。
赤のアンコモンはやり手が多い。《怒りの具象化/Embodiment of Fury》の打点は凄まじいし、《食い荒らす炎/Devour in Flames》の追加コストはむしろ嬉しいことが多い。手札に置く土地がない場合、戻した土地をすぐ出せばマナが浮くし上陸も誘発するというものだ。
ほぼ確定除去のコモン・アンコモンは安定の強さだし、ここに挙げたクリーチャーは強烈な能力持ちが多い。青いカードは、ほんの僅かではあるながら、できれば青という色を避けたいという個人的な心理が手伝って、少し低めに見てある。
《ザダの猛士/Zada’s Commando》は、赤唯一の2マナクリーチャーなので最も優先すべきコモンとした。《巨岩投下/Boulder Salvo》も十分強力だが、赤いデッキは2マナ域が埋まりにくいので狙って取るよう優先している。
《鏡の池/Mirrorpool》と《オラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Rief》は初手で取っていいカードだと思う。このレア土地2種の能力は超強力なので、いざとなれば18枚目の土地としてデッキに入れてもいい。加えて何色でも使えるので、色選択も保留できる。優良アンコモンやトップコモンには劣るものの、私は結構、初手土地から入るのが好きだ。
A Pick Order List for Oath of the Gatewatch Draft
By Frank Karsten 2016年2月9日
http://www.channelfireball.com/articles/a-pick-order-list-for-oath-of-the-gatewatch-draft/
色の優先度とシナジー
我々の合宿では、白いデッキが一番強く勝率53%、青いデッキが46%で最弱だった。色の組み合わせ的には、白黒同盟者、赤白同盟者、赤緑怪物といったデッキが結果を出すことが多かった。ただ同時に、同じ結論に達したプレイヤーの多くがプロツアー本番で白に突撃するのではないか、という懸念も抱いた。流石にそう何人も殺到しては白が混雑してしまう。そして同時に、弱いと思われた青が空くのではないかとも思った。私は空いているなら何色でもやるつもりでいたが、かといって序盤から青いカードを積極的にとりたいというわけではない。青をやるのであれば卓8人のうち、自分を含めて2人くらいがいい。
シナジー重視のセットでないとはいえ、特定の2色で目指すべき戦略と、全体的な評価を知っておくのは有益だ。さらに、戦乱のゼンディカーのカードで評価が変わったものもあるから覚えておきたい。ニール・オリヴァー(Neal Oliver)がとても良い記事を書いているから、まだ見ていなければ是非一読を。
http://www.channelfireball.com/tag/neals-draft-archetypes/
(訳注:海外の監視者様が翻訳されています。よろしければ是非。)
http://mtgoversears.com/
http://mtgoversears.com/category/%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89/
ピック順位表
下の表ではややこしいことを考えず、1パック目1ピック目、つまり初手での評価をしている。本当は色の選択などでカードの評価は常に上下するが、初手ということで考えてほしい。ゲーム中の強さに基づいた順位表で、金銭的価値は計算に入ってない。多色のカードは、初手で手を出すと色拘束のせいで柔軟性が失われがちなので、低めにみてある。逆に無色のカードは、色を保留できるため比較的高めにしてある。順位表とはいったけれど、いくつかカテゴリーを設定して間でコメントをつけている。でも、一つの連続したリストとして見てもらっていっこうに差し支えない。
(訳注:DNの仕様でテキストになっています。リストを参照するのみであれば、ChannelFireball掲載の元記事にカード画像があるので、そちらがお勧めです http://www.channelfireball.com/articles/a-pick-order-list-for-oath-of-the-gatewatch-draft/ )
最強格のレア・神話レア
《保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver》
《炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller》
《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
《ムンダの先兵/Munda’s Vanguard》
《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
《巨人の陥落/Fall of the Titans》
《ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers》
《ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar》
《現実を砕くもの/Reality Smasher》
《終末を招くもの/Endbringer》
ここに挙げたカードは、どんなコモンやアンコモンよりも優先してピックする。どれも単体でゲームを支配できるカードだ。私の傾向として、無色土地を比較的早めに集めるので、大体《終末を招くもの/Endbringer》や《現実を砕くもの/Reality Smasher》などを無理なく使えることが多い。土地を早めに確保すると、無色専用のカードを取ってデッキを無理なく強化しつつ、隣から流れてくるものを吸い込むことができる。
トップコモン・アンコモン、優良レア
《怒りの具象化/Embodiment of Fury》
《ニッサの裁き/Nissa’s Judgment》
《タズリ将軍/General Tazri》
《森の代言者/Sylvan Advocate》
《食い荒らす炎/Devour in Flames》
《忘却の一撃/Oblivion Strike》
《孤立領域/Isolation Zone》
《闇の掌握/Grasp of Darkness》
《押し潰す触手/Crush of Tentacles》
《深水潜み/Deepfathom Skulker》
《種子の守護者/Seed Guardian》
《救援隊長/Relief Captain》
《鏡の池/Mirrorpool》
《エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligator》
《静寂を担うもの/Bearer of Silence》
《洞察の具象化/Embodiment of Insight》
《マラキールの占い師/Malakir Soothsayer》
《卑小な回収者/Vile Redeemer》
《チャンドラの誓い/Oath of Chandra》
《オラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Rief》
《ザダの猛士/Zada’s Commando》
赤のアンコモンはやり手が多い。《怒りの具象化/Embodiment of Fury》の打点は凄まじいし、《食い荒らす炎/Devour in Flames》の追加コストはむしろ嬉しいことが多い。手札に置く土地がない場合、戻した土地をすぐ出せばマナが浮くし上陸も誘発するというものだ。
ほぼ確定除去のコモン・アンコモンは安定の強さだし、ここに挙げたクリーチャーは強烈な能力持ちが多い。青いカードは、ほんの僅かではあるながら、できれば青という色を避けたいという個人的な心理が手伝って、少し低めに見てある。
《ザダの猛士/Zada’s Commando》は、赤唯一の2マナクリーチャーなので最も優先すべきコモンとした。《巨岩投下/Boulder Salvo》も十分強力だが、赤いデッキは2マナ域が埋まりにくいので狙って取るよう優先している。
《鏡の池/Mirrorpool》と《オラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Rief》は初手で取っていいカードだと思う。このレア土地2種の能力は超強力なので、いざとなれば18枚目の土地としてデッキに入れてもいい。加えて何色でも使えるので、色選択も保留できる。優良アンコモンやトップコモンには劣るものの、私は結構、初手土地から入るのが好きだ。
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