【翻訳】ゲートウォッチの誓い リミテッドレビュー 白 (by LSV) part 3
2016年1月26日 翻訳◆ 【翻訳】ゲートウォッチの誓い リミテッドレビュー 白 (by LSV)
Oath of the Gatewatch Limited Set Review: White
Luis Scott-Vargas, 2016年1月12日
http://www.channelfireball.com/articles/oath-of-the-gatewatch-limited-set-review-white/
白のコモントップ5
5.《戮力協心/Shoulder to Shoulder》
4.《コーの空登り/Kor Sky Climber》
3.《オンドゥの戦僧侶/Ondu War Cleric》
2.《焼尽の光/Searing Light》
1.《孤立領域/Isolation Zone》
《鑽火の輝き/Immolating Glare》が間違って最初コモンとしてリストに入っていたけど、除外したよ。 LSV
上位2種に除去を載せられる嬉しさよ。一方でクリーチャーの順位はまだはっきりしない。軽く、能力を繰り返し使える《オンドゥの戦僧侶/Ondu War Cleric》を上としたけれど、起動には同盟者が必要だから、《コーの空登り/Kor Sky Climber》と比べて少し安定しないかもしれない。コンバットトリックや前のめりなクリーチャーといった、攻めるのに向いたカードはあるものの、飛行に頼らず地上だけでビートダウンが可能かどうかはまだわからない(戦乱のゼンディカーだけのときは、飛行を使わず殴りきるのは難しかった)。同盟者もやたら数が増えたけれど、《ムンダの先兵/Munda’s Vanguard》みたいなレアを除くと、あまり同盟者だけで固めることに意義を感じるカードは少ない。
明日は青をレビューするよ。ああ、《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》と《掴み掛かる水流/Clutch of Currents》が恋しい。
Oath of the Gatewatch Limited Set Review: White
Luis Scott-Vargas, 2016年1月12日
http://www.channelfireball.com/articles/oath-of-the-gatewatch-limited-set-review-white/
《ムンダの先兵/Munda’s Vanguard》
リミテッド4.0点
双頭巨人戦でこいつを使う幸運に恵まれたけど、ただただ強かった。出して対処されなかったら、後はテキトーな同盟者を一体立たせるだけで簡単に勝てる。同盟者を確保するのはこのセットだとそう難しくないし、うまく機能するよう手間をかけるだけの強さは間違いなくある。トークン戦略との相性が飛び抜けていいけれど、ぶっちゃけお供はなんでもいい。こいつと同盟者が一体の寂しい盤面ですら、毎ターンカウンターが2つ増えていく。圧倒的じゃないか我が軍は。
《ギデオンの誓い/Oath of Gideon》
リミテッド2.0点
リミテッドでそうそうお目にかかれないプレインズウォーカーに恩恵があっても、あまりときめかないね。それでもギデオンの誓いは微妙な《急報/Raise the Alarm》ではある。トークンは同盟者だから、それだけでも一応1/1を2体出す呪文として使用には堪えると思う。ガッツリ同盟者に寄せたデッキ以外ではお断りだと思うけどね。
《オンドゥの戦僧侶/Ondu War Cleric》
リミテッド2.5点
2マナ2/2の熊で、2点のライフゲインもできるイケメンだ。序盤殴りに行けて終盤もやることがある。2マナ域の鑑。
《救援隊長/Relief Captain》
リミテッド3.5点
うまく支援できるようにしてやれば、たった4マナで6/5相当の素晴らしいマナレシオが期待できる。デッキ構築の基本からは逸脱するけど、クリーチャー配分を多めにして支援しやすくすれば、見返りは大きいはず。ピックの段階から変えなきゃいけなくなるから、序盤に取って意識していくと感じだ。中でもトークン生成系のカードや軽いクリーチャーとの相性が抜群。頭数を集めるだけならそんなに難しくはないはずだ。
双頭巨人戦では:支援先が足りなくなることがほぼなくなって、鬼神のごとき性能になる。
《焼尽の光/Searing Light》
リミテッド3.0点
戦乱のゼンディカーでもコモンだけで《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach》、《真っ逆さま/Sheer Drop》に《大物潰し/Smite the Monstrous》と3種類もよりどりみどりだったけど、今回もまた白除去が大漁だ。焼尽の光は軽い上、攻めて良し守って良しで使いやすい。もっともブロッカー排除には使えないけどね。火力系の除去と違って、複数枚重ねて単体で対処不能なものに対処する使い方はできないけれど、たまに2/5とか倒せてドヤ顔できると思う。
《戮力協心/Shoulder to Shoulder》
リミテッド2.5点
使うならデッキに少なくとも14はクリーチャーがほしい。できれば軽めのクリーチャーだと尚良し。そこらの強化呪文など寄せ付けない。ソーサリーだからコンバットトリックとは性質が違うけど、カードを消費せずにカード1枚分の効果が得られる。アド狂信者大歓喜。
双頭巨人戦:支援とチームメイト。後は言わなくても分かるね?
《落とし子縛りの魔道士/Spawnbinder Mage》
リミテッド1.5点
安定して起動できない場合、本当に残念なカードに成り下がる。4マナ2/4バニラは即戦力スペックじゃないし、盟友能力が起動できても、クリーチャー2体を使うタッパーというのも今一つピンとこない。同盟者にかなり寄せたデッキなら1枚くらい採用するかもしれないが、それだけだ。
双頭巨人戦では:打って変わって結構使える。大雑把にいって2倍のクリーチャーを相手にすることになるわけだけど、その中から一番強いところを封殺できる。その上めまぐるしく変わる状況に応じて対象変更が可能だ。双頭巨人戦では大体片方が安定してこいつをタッパー運用できる同盟者デッキになるし、是非使いたい。
《草原の滑空獣/Steppe Glider》
リミテッド3.0点
能力が使えなくても、5マナ2/4飛行・警戒の時点で採用。明日から来てくれる?安定して能力が起動できるなら、《幽霊の歩哨/Ghostly Sentinel》より、ずっと強い!!と言っても壮言大語にはならないはず。
《岩屋の装備役/Stone Haven Outfitter》
リミテッド2.0点
テキスト欄だけ見れば心躍ることが書いてあるんだけど、ゲートウォッチの誓いにはコモンで《骨の鋸/Bone Saw》があるだけ。怒涛があっても入れたくないレベルの装備だ。アンコモンの装備は多少マシだけど、わざわざこいつのためだけに優先度を高めて集める気にはなれない。そんな装備で大丈夫か?それでも2マナ2/2だから、間違いようがないけどね。いずれにせよ、デッキに装備が入ってればそれに応じてちょっと強くなるよ。同盟者でもあるからお好みでどうぞ。
《石鍛冶の見習い/Stoneforge Acolyte》
リミテッド0.5点
おいおい《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》再来かぁ?禁止!リミテッドでの採用は禁止だ!同盟者を集めつつ、安定して装備を探しに行けるシチュエーションが真面目に思いつかない。ありえないと断言はできないけどさ。
《復興の壁/Wall of Resurgence》
リミテッド2.0点
強すぎる!って意見も聞いたけど、冷静に考えてみてほしい。実際のところ、こいつはタダで3/3がついてくるわけでもなければ、カード1枚で2枚分の戦力を追加するカードでもない。確かにゲーム終盤では1:2交換に近くなるものの、序盤に展開してしまうと、その土地を割られる危険性がある。序盤に土地を破壊されるのは結構痛い。それにただの0/6の壁も、土地を3/3に変えるカードも、どちらも単体ではカード1枚としては物足りない。組み合わさって初めて、立派にカード1枚分といったところだろう。複数のブロッカーが必要で、土地を1枚くらい差し出しても構わないという状況で使うのがベストだから、やっぱり長期戦向け。こうして考えてみると、軽い代わりにちょっと控え目なところ以外、他の覚醒スペルに近いかもしれない。
総合すると、十分使えるカードだし、活躍するような場面もあると思うけど、単純に1:2交換ができるカードではないし、0/6と3/3の両方が素晴らしく役立つというようなデッキは限られるんじゃないかな。
白のコモントップ5
5.《戮力協心/Shoulder to Shoulder》
4.《コーの空登り/Kor Sky Climber》
3.《オンドゥの戦僧侶/Ondu War Cleric》
2.《焼尽の光/Searing Light》
1.《孤立領域/Isolation Zone》
《鑽火の輝き/Immolating Glare》が間違って最初コモンとしてリストに入っていたけど、除外したよ。 LSV
上位2種に除去を載せられる嬉しさよ。一方でクリーチャーの順位はまだはっきりしない。軽く、能力を繰り返し使える《オンドゥの戦僧侶/Ondu War Cleric》を上としたけれど、起動には同盟者が必要だから、《コーの空登り/Kor Sky Climber》と比べて少し安定しないかもしれない。コンバットトリックや前のめりなクリーチャーといった、攻めるのに向いたカードはあるものの、飛行に頼らず地上だけでビートダウンが可能かどうかはまだわからない(戦乱のゼンディカーだけのときは、飛行を使わず殴りきるのは難しかった)。同盟者もやたら数が増えたけれど、《ムンダの先兵/Munda’s Vanguard》みたいなレアを除くと、あまり同盟者だけで固めることに意義を感じるカードは少ない。
明日は青をレビューするよ。ああ、《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》と《掴み掛かる水流/Clutch of Currents》が恋しい。
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