前編はこちら
http://misdirection.diarynote.jp/201510212233223714/
弱点
間違いなく刺激的なデッキではあるものの、かなり大きな欠点も存在する。まず《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》を出されるとほぼ詰んでしまう。デッキのカードの大半が墓地絡みのカードなので、どうしようもない。メインデッキでは《シディシの信者/Sidisi’s Faithful》だけが回答だ。アブザンにとって、除去を構えて濫用能力を妨害するのは容易いので、そうなったらほぼ無防備だ。ただ、緑白系のデッキがアナフェンザのために色を足すとは考えにくい。少なくとも私はそう信じているし、そうであってほしい。
打ち消し呪文もまた、潜り抜けるのは至難の業だ。《集合した中隊/Collected Company》も《先祖の結集/Rally the Ancestors》も、デッキの核でありながら《払拭/Dispel》で消されてしまう。プレッシャーをかけてこない相手の払拭なら、手札を整え一転攻勢を狙うこともできるだろう。しかし《カマキリの乗り手/Mantis Rider》に殴られながらとなると、たやすいことではない。
サイドボード
既に気づいたかもしれないが、サイドボーディングで多くのカードを入れ替えることはしない。コンボデッキはごちゃごちゃと不純物を混ぜない方がいい。コンボデッキの持ち味を希釈してしまうのは大問題だ。集合した中隊を使うデッキなのでことさら気を付けたい。メインには27枚のクリーチャーカードが入っているが、中隊の運用的には23枚までなら何とか使い物になると感じた。23を割るようなら、それはデッキの強みをかなり失うことになると覚悟した方がいい。
http://misdirection.diarynote.jp/201510212233223714/
弱点
間違いなく刺激的なデッキではあるものの、かなり大きな欠点も存在する。まず《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》を出されるとほぼ詰んでしまう。デッキのカードの大半が墓地絡みのカードなので、どうしようもない。メインデッキでは《シディシの信者/Sidisi’s Faithful》だけが回答だ。アブザンにとって、除去を構えて濫用能力を妨害するのは容易いので、そうなったらほぼ無防備だ。ただ、緑白系のデッキがアナフェンザのために色を足すとは考えにくい。少なくとも私はそう信じているし、そうであってほしい。
打ち消し呪文もまた、潜り抜けるのは至難の業だ。《集合した中隊/Collected Company》も《先祖の結集/Rally the Ancestors》も、デッキの核でありながら《払拭/Dispel》で消されてしまう。プレッシャーをかけてこない相手の払拭なら、手札を整え一転攻勢を狙うこともできるだろう。しかし《カマキリの乗り手/Mantis Rider》に殴られながらとなると、たやすいことではない。
サイドボード
ジェスカイ
IN
2:《払拭/Dispel》
2:《残忍な切断/Murderous Cut》
OUT
4:《シディシの信者/Sidisi’s Faithful》
メインデッキ同士なら、相性はかなりこちら有利といっていい。《カマキリの乗り手/Mantis Rider》でプレッシャーをかけてこれはするものの、打ち消しはそれほどとられていないのが普通だ。サイドから打ち消しを投入されるとかなり厳しくなる。こちらも《払拭/Dispel》をとって対抗できるが、カマキリの乗り手のかけてくるプレッシャーへの対抗策も欲しい。
アタルカレッド
IN
4:《ジャディの横枝/Jaddi Offshoot》
3:《残忍な切断/Murderous Cut》
OUT
3:《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》
4:《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》//《束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound》
赤相手なら盤面をガチガチに固めてやれるのでは?と思うかもしれないが、《ティムールの激闘/Temur Battle Rage》を使って一撃必殺をかましてくるデッキが多い。なので実はメインの相性は良くない。大体激闘が悪い。《ジャディの横枝/Jaddi Offshoot》で時間を稼ぎ、コンバットトリックは残忍な切断で止めよう。
エスパー
IN
4:《払拭/Dispel》
3:《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
OUT
4:《シディシの信者/Sidisi’s Faithful》
3:《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
エスパーは打ち消し山盛りだけど、早めにクロックをかけてくるわけでもなければ、こちらのクリーチャーに対して鉄壁の防衛線を引いているというわけでもない。《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter》や他の有象無象を駆使してフルタップさたところに、《先祖の結集/Rally the Ancestors》や《集合した中隊/Collected Company》をお見舞いしてやろう。サイドボード後にはより小型なクリーチャーが出てくるだろうけど、《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》でうまいこといなしてやろう。
緑白系
IN
3:《残忍な切断/Murderous Cut》
OUT
3:《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
相手がアナフェンザを使っているかどうかが全て。アナフェンザ不在なら、盤面を固めて結集のための時間を稼ぐのは造作もないこと。アナフェンザが出てきてしまったら、除去なりバウンスなりをしてから一気に動くことになるけれど、かなり無理してる感は否めない。
既に気づいたかもしれないが、サイドボーディングで多くのカードを入れ替えることはしない。コンボデッキはごちゃごちゃと不純物を混ぜない方がいい。コンボデッキの持ち味を希釈してしまうのは大問題だ。集合した中隊を使うデッキなのでことさら気を付けたい。メインには27枚のクリーチャーカードが入っているが、中隊の運用的には23枚までなら何とか使い物になると感じた。23を割るようなら、それはデッキの強みをかなり失うことになると覚悟した方がいい。
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