【翻訳】戦乱のゼンディカー リミテッドレビュー 青 (by LSV) part 1
2015年10月15日 翻訳◆ 【翻訳】戦乱のゼンディカー リミテッドレビュー 青 (by LSV)
Battle for Zendikar Limited Set Review – Blue
Luis Scott-Vargas, 2015年9月23日
http://www.channelfireball.com/articles/battle-for-zendikar-limited-set-review-blue/
Battle for Zendikar Limited Set Review – Blue
Luis Scott-Vargas, 2015年9月23日
http://www.channelfireball.com/articles/battle-for-zendikar-limited-set-review-blue/
《逆境/Adverse Conditions》
リミテッド2.0点
普通、《霜のブレス/Frost Breath》系のカードは前のめりなデッキでこそ輝くものだけど、エルドラージ・末裔が出るとなれば話は変わってくる。マナ加速したり、タフネス1を討ち取ったり、時間を稼いだりと多芸なカードだから、まず使うだろう。それでもできればビートダウンで使いたいけれど、あまりに万能なんでね。こういうダメージレースを劇的に変えるカードの強さは条件付きなことが多いものの、エルドラージ・末裔がついてることで、攻勢に出ていないときに弾いてしまった時の保険になってるわけだね(攻めないデッキにとって、この手のカードをとらない理由がまさに、強さが状況を選ぶということだからさ)。
面白いカードだから、どんな使い心地なのか早く見てみたいね。テンポを奪う効果と、防御的なマナ加速を混ぜたらどうなるのか。プレイする前に評価する俺にとっては逆境かもね。
《予期/Anticipate》
リミテッド2.5点
タルキール龍紀伝のとき同様、《予期/Anticipate》は超強力でこそないものの、デッキから抜けることもないという、変わった立ち位置に落ち着くと思う。2マナ域がよほど満員でない限り、予期を入れることでデッキの完成度を高められるだろう。遅いデッキであればあるほど、ドローの偏りを調整してくれるからね。前のめりなデッキでは採用しにくいのと、複数枚あっても強くないのがネックかな(残念ながら呪文の強い、良き時代は終わったってことさ)。あまり早めに確保するカードじゃないけど、1枚は喜んで使うだろうね。
《水底の潜入者/Benthic Infiltrator》
リミテッド3.0点
欠色にも嚥下にも興味がない。そんなときでもこいつは素晴らしい。3マナ1/4は立派な戦力だし、ブロックされないおかげで単身でもやっていける。その上ブロック性能も良く、昇華者のためにお膳立てもしてくれるとくれば、まさに万能超人だ。こういうカードと昇華者をセットで使いたい。昇華者コンボや欠色を使うために、デッキの一部を犠牲にするのは嫌だけど、水底の潜入者となら喜んで採用したい。《霧の侵入者/Mist Intruder》だと、使うかよくよく考えなきゃならないところだったけど、潜入者となら間違いの起きようがない。特に他のカードとシナジーとかなくても、単体性能だけで使っちゃうね。
《輝く光波/Brilliant Spectrum》
リミテッド1.0点
ドロー呪文を貶めようなんて気は毛頭ないものの、これだけ色を要求するとなると、硬派ってよりはナンパだよね。安定して3色、ある程度4色も狙えるくらいじゃないとデッキには入れたくない。安定して4色が捻出できて初めて強いといえるかな。そんなデッキを組むこともあると思うけど、必要だからといって頑張らなくても拾えると思う。
《雲マンタ/Cloud Manta》
リミテッド2.5点
守るには少し不安でも、攻めるに良し。つまり強い。とったならほぼデッキに入るだろうね。
コメント