◆ 【翻訳】マジック・オリジン リミテッドレビュー 青 (by LSV)
 
 Magic Origins Limited Set Review – Blue
 
 Luis Scott-Vargas, 2015年7月7日
 
 http://www.channelfireball.com/articles/magic-origins-limited-set-review-blue/
 
 
 
《高位調停者、アルハマレット/Alhammarret, High Arbiter》
 リミテッド4.0点
 この能力とサイズなら、重たいマナコストも納得だ。相手に除去をそもそも撃たせないことで身を守れる上、相手に除去がなければ、見えた中でとりあえずヤバいものを指定すればいい。アルハマレットが降臨して、相手の手札が空なら、能力がどうなろうとも5/5飛行を手札なしで対処しなければならない。俺はここまで完璧でなくても7マナが好きだけど、調停の場で改めて問われてもやっぱり高い評価に落ち着くだろう。
《霊気への抑留/Anchor to the AEther》
 リミテッド3.0点
 例によって、俺はこの手の効果が大好きだ。よく見てくれ。カードを消費することもなしに、マナコスト的に3マナより多少重い奴を戻しつつ、占術までできるんだ。超強力で何枚あってもいいと思う。特に高名クリーチャーがそこかしこにいる環境で、こいつは高名状態を解除できるからね。
《工匠の天啓/Artificer’s Epiphany》
 リミテッド1.5点
 《予言/Divination》の点数を下げるつもりは全くない。ただ、《目録/Catalog》と《予言/Divination》は別物だよな。アーティファクトがなくて、3マナも払って《目録/Catalog》の効果は、カード1枚使ってやることじゃない。アーティファクトを仕込んだデッキや、魔巧を達成しておきたいコントロールデッキでは使えるけど、拾って嬉しいカードというほどでもないと思う。
《飛空士志願者/Aspiring Aeronaut》
 リミテッド3.0点
 1/2飛行に1/1飛行がくっついてくるのは中々。2つに分かれて出てくるので除去に強く、アーティファクトシナジーやバウンス耐性もある。特に守勢に役立つだろうね。特にアーティファクトを使わなくても採用したいな。
《骨を灰に/Bone to Ash》
 リミテッド1.5点
 中盤に4マナ立てたまま動くのはかなり動きが制限される。特にケアして動かれると辛い。とはいえ1:2交換の取れるカードだし、《否定/Contradict》は随分過小評価されていたから、今度こそ使ってあげたい。終盤になるととても強いカードだから、インスタントタイミングでマナを使うカードを擁するコントロールが組めたら、カードアドバンテージを制する鍵になりそうだ。ゲームによっては大活躍だろうから、サイドボードから投入して最高にハイになろう。
《計算された放逐/Calculated Dismissal》
 リミテッド2.0点
 初手にあったら、3~6ターン目くらいまで、することのないターン構えるのにおあつらえ向き。後半に使うと3マナ支払われてしまうことも多くなると思うけど、その分、占術2がつくことも多くなると思う。占術2は結構な価値があるから、腐ってしまうリスクも呑んで使いたい。序盤は確実に、終盤もたまには機能する上、占術もできるとくれば、普通に使っていいカードだと思うんだよね。この手のカードにはありがちだけど、枚数があっても強くないので、取りすぎないようにしよう。
《意思の激突/Clash of Wills》
 リミテッド3.0点
 除去として見るとトップクラスではないかもしれないけれど、ここまで柔軟ならいつでも採用できる。序盤は2マナの打ち消しとして使えて、《計算された放逐/Calculated Dismissal》と違って終盤でも腐ることがない。終盤打ち消すためには7マナくらい立ててなきゃならないかもしれないけど、序盤に軽く、終盤も腐らないカードは青いデッキとしても歓迎だろう。

コメント

yy
2015年7月25日6:19

いつも翻訳ありがとうございます。
ちなみに上のリンクが違うものになってます。

Taku
2015年7月28日0:03

> yyさん

ご指摘どうもありがとうございます!助かりました。

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