◆ 【翻訳】タルキール覇王譚より独占カードプレビュー 《Siege Rhino》 by LSV
Exclusive Channelfireball Preview Card - Siege Rhino
Luis Scott-Vargas, 2014年9月8日
http://www.channelfireball.com/articles/exclusive-channelfireball-preview-card-siege-rhino/
先週は公式でイカれた3マナ4/4をプレビューしたけど、今週も違う3色の怪物を紹介するよ。そうすれば5色全部制覇できたことになるしね。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/td/savage-beatings-2014-09-05
どちらのプレビューカードも、共通して緑ってのがミソでね。どちらも同コスト帯の平均以上の性能だが、こいつは厳しい色拘束の見返りになってる部分が大きい。現状判明している色安定要素だけで考えても、3ターン目や4ターン目にマナを使い切りながら3色のカードを出せる。そう言い切ってもあながち誇張でもない。わくわくしないか?3、4、5と巨大クリーチャーを叩きつけるのが現実味を帯びてきたなんて、個人的には大いに歓迎したい。カードパワー溢れる環境で、面白いカードも多いとか最高だな。そんな新環境に、今日はこんなカードが参戦だ。
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》と見比べると隔世の感があるね。ジンだって、黎明期のマジックでは構築で暴れるだけの力があるカードだったんだけどさ。Siege Rhinoは4マナ4/5で、唱えにくいマナコストがくっついてるけど、その分見返りとしてトランプルと、3点ドレインまでおまけについてくる。実際、適切な比較対象は《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》なんだと思うよ。俺は教主にも随分お世話になったから、こいつは今回の独占プレビュー候補としてサイ的、いや最適と言っていいだろう。トランプルとドレイン能力がついているから、攻撃サイドにもいける。アブザン(白黒緑)ビートダウンなんてデッキが作れたら、マナカーブのトップを飾るのに最適任だ。3点のライフゲインは、ビートダウン対策のカードとしても資質十分。その観点ではミッドレンジやコントロール御用達だろうから、かなりのオールラウンダーなことが分かるだろう。前のめりなデッキでも、他のアグロデッキに対して有用なカードが入っていることは素晴らしい。実に多才なやり手なのが分かるだろう。サイドボードにだって居場所があるかもしれない。前のめりなデッキに対して最も有効ななのは、少しばかり大胆にどっしりした奴を投入することだったりもするからね。しっかり仕事をしてくれるはずさ。
前ブロック構築のプロツアー覇者はアブザン(白黒緑)カラーのデッキだった。優勝デッキを見れば、都合のいいことにタルキール覇王譚が出たときに使える、前ブロックからの注目所が大体分かる。Siege Rhinoはミッドレンジにもアグロにもぴったりなカードだから、こちらの《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》に続いて展開するクリーチャーとしても、相手の狩猟者の返しに展開するクリーチャーとしても完璧だろう。勿論、《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》や《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》と並べても素晴らしい。となると、マナ基盤はちょっと考えておきたいね。3色土地がとても強そうだし、3マナ~4マナを重視するデッキを構築するときは、タップインの土地で落ちる速度は最小限に抑えたい。
3色の超強力カードの時代が到来だ。Siege Rhinoは間違いなくその一角だろう。
LSV
Exclusive Channelfireball Preview Card - Siege Rhino
Luis Scott-Vargas, 2014年9月8日
http://www.channelfireball.com/articles/exclusive-channelfireball-preview-card-siege-rhino/
先週は公式でイカれた3マナ4/4をプレビューしたけど、今週も違う3色の怪物を紹介するよ。そうすれば5色全部制覇できたことになるしね。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/td/savage-beatings-2014-09-05
どちらのプレビューカードも、共通して緑ってのがミソでね。どちらも同コスト帯の平均以上の性能だが、こいつは厳しい色拘束の見返りになってる部分が大きい。現状判明している色安定要素だけで考えても、3ターン目や4ターン目にマナを使い切りながら3色のカードを出せる。そう言い切ってもあながち誇張でもない。わくわくしないか?3、4、5と巨大クリーチャーを叩きつけるのが現実味を帯びてきたなんて、個人的には大いに歓迎したい。カードパワー溢れる環境で、面白いカードも多いとか最高だな。そんな新環境に、今日はこんなカードが参戦だ。
Siege Rhino (1)(白)(黒)(緑)
クリーチャー - サイ(Rhino)
トランプル
Siege Rhinoが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。
4/5
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》と見比べると隔世の感があるね。ジンだって、黎明期のマジックでは構築で暴れるだけの力があるカードだったんだけどさ。Siege Rhinoは4マナ4/5で、唱えにくいマナコストがくっついてるけど、その分見返りとしてトランプルと、3点ドレインまでおまけについてくる。実際、適切な比較対象は《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》なんだと思うよ。俺は教主にも随分お世話になったから、こいつは今回の独占プレビュー候補としてサイ的、いや最適と言っていいだろう。トランプルとドレイン能力がついているから、攻撃サイドにもいける。アブザン(白黒緑)ビートダウンなんてデッキが作れたら、マナカーブのトップを飾るのに最適任だ。3点のライフゲインは、ビートダウン対策のカードとしても資質十分。その観点ではミッドレンジやコントロール御用達だろうから、かなりのオールラウンダーなことが分かるだろう。前のめりなデッキでも、他のアグロデッキに対して有用なカードが入っていることは素晴らしい。実に多才なやり手なのが分かるだろう。サイドボードにだって居場所があるかもしれない。前のめりなデッキに対して最も有効ななのは、少しばかり大胆にどっしりした奴を投入することだったりもするからね。しっかり仕事をしてくれるはずさ。
前ブロック構築のプロツアー覇者はアブザン(白黒緑)カラーのデッキだった。優勝デッキを見れば、都合のいいことにタルキール覇王譚が出たときに使える、前ブロックからの注目所が大体分かる。Siege Rhinoはミッドレンジにもアグロにもぴったりなカードだから、こちらの《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》に続いて展開するクリーチャーとしても、相手の狩猟者の返しに展開するクリーチャーとしても完璧だろう。勿論、《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》や《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》と並べても素晴らしい。となると、マナ基盤はちょっと考えておきたいね。3色土地がとても強そうだし、3マナ~4マナを重視するデッキを構築するときは、タップインの土地で落ちる速度は最小限に抑えたい。
3色の超強力カードの時代が到来だ。Siege Rhinoは間違いなくその一角だろう。
LSV
コメント
今回は一枚一枚のカードパワーが高くて、どのような環境になるか楽しみですね。
ひ>
あざとくない、とてもサイ適な翻訳だと思います。
温かいコメントありがとうございます。
もうドラフトを想像するだけで妄想が止まらないっす!