◆ 【翻訳】基本セット2014・レビュー 白 (by LSV)
 
 Magic 2014 Set Review – WhiteBy Luis Scott-Vargas // 14 Jul, 2013
 
 Luis Scott-Vargas, 2012年7月14日
 
 http://www.channelfireball.com/articles/magic-2014-set-review-white/
 
《威圧する君主/Imposing Sovereign》
 構築2.5点
 マナカーブに沿って展開したら、クリーチャーを使った防御に大打撃だ。とはいえ、除去を握られていたらパッとしないのは確か。威圧するか単なるいい奴で終わるか、環境がどうなるかによって決まるだろうね(サイドボード候補にはなるかも)。
 
 リミテッド3.0点
 前のめりなデッキで2ターン目にプレイするのに、こいつくらい向いてる奴はいないところだが、序盤以降は少し価値が落ちるし、コントロールデッキでは強くない。こいつは《ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper》の門番みたいな職の無い、ただの人間・無職だからね。
《陽動の達人/Master of Diversion》
 構築1.0点
 確かにこいつは陽動の達人だ。こいつが陽動で、どこかに2マナで出せる真の達人がいるんだろ?
 
 リミテッド3.0点
 なるほど白には殴ってるときだけ強いカードがたくさんあるらしい。これもそんな一枚。M11のリミテッドでは、青白ビートダウンをドラフトするのが楽しかったから、結構楽しみにしてるんだ。中速デッキでもカードパワーは十分だから使えるだろう。でも純粋なコントロールならあまり欲しくないかもね。
《勇気の道/Path of Bravery》
 構築2.0点
 《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》やら《至高の評決/Supreme Verdict》やらが飛び交う中で使うには勇気がいるだろう。でもトークンデッキなら選択肢に入りそう。特にサイドイン候補としてね。面白いのは、ライフを攻めるデッキに対して入れたいカードだということ。でも3,4点ライフを得ながら全体強化にもなるのは、少なくとも興味深いと思う。
 
 リミテッド2.0点
 使えるようにするためにはたくさん生物を詰め込むこと。他のライフゲイン手段もあって悪くない。過大評価されがちなカードだと思うから、遅くまで回ると思わない方がいいね。
《無視/Pay No Heed》
 構築1.0点
 いじめはありません。
 
 リミテッド1.5点
 コンバットトリックとしては最低限だが、こういうカードが存在することは嬉しい。ケアしてプレイしなければならない側面が追加されるし、正しいマッチアップでサイドインするとかなり強い(特に《巨大化/Giant Growth》系統に強いね)。リミテッドのプレイングが面白くなるよ。
《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver》
 構築1.0点
 今回のスリヴァーは軽いしそこそこのサイズだと思うけど、X-menさながらのミュータントデッキでも作るのでない限り、お呼びじゃないだろう。
 
 リミテッド2.5点
 2マナ2/2の熊を取っておかしなことになるはずがない(M11のときに《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》がどれだけ弱いか言った後に、プロツアーの初手で取ったのをまだ覚えてるよ)。こいつには中々のおまけもついてる。スリヴァーデッキの中核ではないが、単なる2マナで、強いスリヴァーが取れたときには期待していいだろう。
《剣の熾天使/Seraph of the Sword》
 構築1.0点
 色拘束が弱くなった代わりに、《灼熱の槍/Searing Spear》に耐えられなくなった《曙光の精霊/Dawn Elemental》な件について。
 
 リミテッド4.0点
 よしよしいい子だ。どう転んでも間違いようがない。

コメント

カサイ
2013年7月17日23:07

剣の熾天使の灼熱の槍に耐えられる云々ってのはジョークですかね?

Taku
2013年7月17日23:57

> カサイさん

すみません、単に眠い目をこすりながらやったからミスりました。

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