◆ 【翻訳】ドラゴンの迷路・レビュー 黒・ラクドス・ゴルガリ (by LSV)
Dragon’s Maze Set Review - Black, Rakdos, and Golgari
Luis Scott-Vargas, 2013年4月30日
http://www.channelfireball.com/home/dragons-maze-set-review-blackrakdosgolgari/
ゴルガリ
Dragon’s Maze Set Review - Black, Rakdos, and Golgari
Luis Scott-Vargas, 2013年4月30日
http://www.channelfireball.com/home/dragons-maze-set-review-blackrakdosgolgari/
《狂気の種父/Sire of Insanity》
構築3.0点
独占プレビュー記事でも書いたけど、こいつは大したクリーチャーだ。永続《精神錯乱/Mind Twist》でゲームに蓋をするのは大きく、おまけでついてくる6/4もでかい。《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》は当然のように目の敵になってるが、こいつは中でもヤバい奴だ。
リミテッド4.0点
リミテッドだと、お互いを《精神錯乱/Mind Twist》したらどっちが得かというのは予想しづらいけど、ぶっぱして6/4が場に残ってる方が強いんじゃないかな。とにかく即場に出したいときもあれば、手札に抱えてゆっくりしたいときもあるだろう。どちらにしてもイカれてるよ。
《とげの道化/Spike Jester》
構築2.5点
典型的なラクドス。パワー3の速攻持ちとしては最も軽い。タフネス1でも良ければの話だけどね。名前にスパイクとか入ってるだけあって、勝ちにいくのに悪くないカードだが、 2ターン目に3点で殴れるのは冗談ではない。これから2年、赤黒のデッキはこいつのおかげで早くなるだろうね。
リミテッド3.0点
《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker》もこいつにきっと憧れてたんだな。殴りだすのは鎖歩きより早いし、ブロックもできる。何枚入れても入れすぎってことはないね。
《労苦+苦難/Toil+Trouble》
構築1.0点
カードを2枚引きたいなら、こんな苦難の道のりをいかなくても。《血の署名/Sign in Blood》を使って、もう片方の《嵐の運び手/Storm Seeker》のことなんて忘れればいいじゃない(一方、俺が最初にマジックを始めたとき、嵐の運び手は素晴らしいカードと思われてた。ここで触れられるとかちょっと嬉しい)。だけど、代わりに《ラクドスの復活/Rakdos’s Return》を4で撃つことを考えてみようぜ。な?
リミテッド3.0点
弱い《予言/Divination》でも依然として予言には変わらない。実は結構強いんだぜ。いったん6マナに届きさえすれば、7点以上あるライフも一気に詰められる。残念なのは、両方を使える頃には相手の手札にカードがあまり残っていなさそうなことか。でも予言でありながら、たまに《溶岩の斧/Lava Axe》になるってのはいいカードだと思うよ。
ゴルガリ
《死橋の詠唱/Deadbridge Chant》
構築2.5点
《ニンの杖/Staff of Nin》とか好きだからな。嫌いなはずないさ。毎ターン墓地からカードを引けるような感じだが、平均するとデッキから引いてくるよりも強いはず。最初に落ちる10枚はライブラリーと同じだが、それ以外で墓地に落ちるカードといえば高確率で土地以外だろう。そしてこれを出してるともなれば、土地は引きたくないって思ってるはずだ。しかもときたま《Black Lotus》がついてくるようなもので、クリーチャーが無作為に選ばれたらコストを払わずに出せるんだぜ。《ニンの杖/Staff of Nin》と同じく、たくさんは入れたくないカードだと思うけど、中々のアドエンジンに思える。それに墓地をシャッフルして何が出るか見守るとかわくわくするだろ?
リミテッド3.5点
強いカードだと思うんだけどね、プレリリースで使って、1枚もカードを引けなかった。4回も唱えたのにだぜ。1回は相手が即投了して、3回は即破壊され、1回なんて《拘留の宝球/Detention Sphere》された上に、相手が宝球を《叫び回る亡霊/Keening Apparition》で割って、ライブラリー破壊で負けたんだぜ。
まとめると:
ライブラリーから落ちたカード:50枚
引いたカード:0枚
場に出したクリーチャーの数:0体
そうは言っても、かなり強力なアドバンテージエンジンだと思うので、早めに取って必要ならタッチで使いたい。シールドだと、メインからエンチャント破壊を入れている人が多いので弱くなるかな。
《有害+不潔/Down+Dirty》
構築1.0点
またまたヨゴレ系の名前がついてるし、遠慮しておきたいな。ゲーム的には、《Regrowth》や《精神腐敗/Mind Rot》に1マナ余分に払うのは、コントロール相手だとしても気にかかってしまう。
リミテッド3.0点
《有害+不潔/Down+Dirty》は盤面に影響こそしないが、カードアドバンテージとしてはすばらしいものがある。相手の手札がちょうど2枚のときに融合して全力で撃てれば超気持ちいいだろう。それに有害も不潔も、どちらも単体でプレイして満足のいくものだ。片方しか使えないのなら、デッキに入れない方がいいとは思うけどね。
コメント
Oh...
亡霊で変換したらこれだよ!
余裕がないときはチェック能力にも余裕がないのであった。