◆ グルール・イズ・ビューティフル!
 
 年始より勝率をつけ始めたところ、データマニアの自分にはこれが意外にも面白く、3月より詳細もつけてみることに。
 そして判明したのが、自分の脅威のグルール率www
 ドラフトなので、何十回も何百回も試行しているわけではありません。しかし2,3回に1回はほぼ赤緑でやっている計算に(色を足すことも良くある)。
 そしてグルールをやっているときの勝率だけを抜粋してみると、自分のトータル勝率より僅かですが高かったんですね。
 
 そういえば思い当る節があります。
 それは矛盾するようですが、自分のプレイングが上手くなくて一見分からないミスが多いせい。ピック中のミスではなく、ゲーム中のミス。このミスを犯す率が、グルールだとおそらく低いのが、理由ではないかなと。
 
 
 たとえば2マナのクリーチャー。
 グルールだと、緑側の見張り、旧き道の信奉者、皮印のゴブリンあたりで埋まることが多いと思います。
 どれも2マナパワー2.リミテッドの柱、攻めて良し序盤を凌ぐのにも良し。
 しかし、どれも相討ちが勿体なく感じることはあまりないと思います。消耗戦に持ち込むために、あるいはデカブツを呼ぶまでの時間稼ぎに、積極的に相討ちさせていって問題ないでしょう。
 
 対して白のイケメン、徴税理事を考えてみます。
 2マナ2/2という十分なサイズに、強請という強力極まりない能力がついていますね。
 さて、こいつを相手の皮印のゴブリンや排水路潜みのような、適当なクリーチャーと相討ちしてもいいものか?
 おそらく多くの人が、ネズミをスルーして徴税理事で殴り返す方を選択するのではないでしょうか。
 理事でなくても、果敢なスカイジェクなら?大隊すると回避能力のある3/1がたった2マナで手に入る、ビートダウン大好きな人にはたまらない生物。さて相手のただの熊をブロックするか?おそらくしないでしょう。ゲームが続くにつれ、長いスパンで見ると相手の2/2バニラより高いポテンシャルを発揮することが期待できるからです。
 
 でも、いくら理事やスカイジェクが強いといっても、どこかで相討ち上等の殴り合いをしなきゃならないわけで。
 ドローはランダムですから、毎回大隊のお供、コンバットトリック、強請のタネなどがあるとは限りません。
 盤面や手札に加え、総合的にデッキの中に何が眠っているかを加味して、いつ行くか、いつ行かないか。その最適なタイミングを見計らうことが難しい。
 一見見えづらいが、長いスパンでのゲームプランをしていないことによるミス。このミスが優秀な2マナクリーチャーのポテンシャルを、最大限に引き出せない枷になっていると思うのです。
 自分の場合はですけどね。
 
 その点、グルールはわかりやすい。
 勿論、ビートダウンにとってゲームプランはとても重要ですし、湧血もクリーチャーとして出すか、コンバットトリックとして使うかという判断は勝敗をも左右するファクターです。
 しかし、そのどちらもリミテッドプレイヤーなら他エキスパンションで経験済み。
 2マナ2/1は最近のエキスパンションなら珍しくないですし、湧血能力は巨大化みたいなもの。
 いったん出てしまえば、ほとんどの湧血持ちはほぼバニラクリーチャーみたいなものですしね。ちょっと触っていた人なら使い慣れているし、その価値も知っているはず。
 
 
 *
 
 
 まあまとまっていない雑感をつらつらと書いてみましたが、要するに
 「徴税理事やスカイジェクに比べて、皮印のゴブリンは、あのときゴブリンを無造作に相討ちしていなければぁと感じることが少ない。」
 ということでした。
 
 ドラゴンの迷路入りのドラフトが今から楽しみ!

コメント

D
2013年4月7日18:46

いつ、相打つか?

今でしょ!

Taku
2013年4月7日23:15

> Dさん

あしたって今さ!

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