【翻訳】ギルド門侵犯・レビュー　黒 part3 (by LSV)

2013年2月28日翻訳

◆　ギルド門侵犯・レビュー　黒
　
　Gatecrash Set Review - Black
　
　Luis Scott-Vargas, 2013年1月29日
　
　http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-black/
　
　

《真夜中の復活/Midnight Recovery》
　構築1.0点
　貧弱！貧弱ゥ！
　面白さ：D+
　
　リミテッド2.5点
　結構感心した。間違いなく爆弾ではないんだが、《死者再生/Raise Dead》を2回というのはすごい。遅めだからそこは意識してね。

《オーガの貧王/Ogre Slumlord》
　構築2.0点
　ならず者だけにローグ戦略がありそう。全体除去耐性もいい感じだし、クリーチャーによる消耗戦中心のミラーマッチでも、毎ターンアドが稼げていい感じだ。
　面白さ：B-
　
　リミテッド3.5点
　3/3はときたま戦いに行けるサイズだし、アドをとるために突っ立っててもいい。こいつさえいれば、盤面が泥沼になって勝てるようになるだけのアドを積み重ねさえすればいい。

《陰鬱の始源体/Sepulchral Primordial》
　構築2.0点
　わし、始原体サイクルには期待してんぜ……あばよ。ドでかい怪物を投げあうようになったら、始原体は強いはずさ。こいつが巨大なものを釣り上げられれば、盤面に2体の巨大クリーチャーが並ぶわけで、記憶にとどめるだけの価値はあるよ。何枚も欲しいとは思わないけど1，2枚マナカーブのトップに置いておくにはいい。仕事はしそうだ。
　
　リミテッド4.0点
　巨大クリーチャーを2体出せるのはめちゃめちゃ強い。そこそこのものを吊り上げられれば、盤面を膠着させつつ相手を倒すのに大いに役立つ。

《影小道の住人/Shadow Alley Denizen》
　構築1.0点
　能力は中々できるけど、パワーが1ばかり足りないようだな。もう少し大きければ黒子でなく舞台に立てたかもしれないが。
　面白さ：D
　
　リミテッド1.5点
　大量の暗号カードがあるのでもなければ、仕事をするのは難しい。ターボ暗号とでもいうデッキが作れないか楽しみにはしてるんだが、あまり期待はしてない。

《影切り/Shadow Slice》
　構築1.0点
　ちと過激すぎやしませんかね。マルコム・グラッドウェル（Malcolm Gladwell）でも読んでうまく立ち回れよ。
　面白さ：B+（『第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』を読もう）
　
　リミテッド2.5点
　ビートダウンデッキではこいつはすげえってなるはずさ。悪くても3点の《溶岩の斧/Lava Axe》。もっと理想的な状況下では3点のブロック不能な速攻クリーチャーがついてくる。これだけのダメージ量となると、ディミーアビートダウンが結構いけるんじゃないかと思うくらいさ。

《石板通りの悪漢/Slate Street Ruffian》
　構築1.0点
　いるよね、ワルぶってるけど構築だと曲者でもなんでもないやつ。
　面白さ：D
　
　リミテッド1.5点
　一種の回避能力はいい感じだ。しかし突き詰めれば相手はブロックできるんだが。暗号を通すために頼れないから強くはないと思う。