【翻訳】ギルド門侵犯・レビュー 黒 part1 (by LSV)
2013年2月26日 翻訳◆ ギルド門侵犯・レビュー 黒
Gatecrash Set Review - Black
Luis Scott-Vargas, 2013年1月29日
http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-black/
Gatecrash Set Review - Black
Luis Scott-Vargas, 2013年1月29日
http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-black/
《欄干のスパイ/Balustrade Spy》
構築2.0点
構築をスパイして理解したんだが、ベルチャーデッキを殺すにはもっといい選択肢があるだろう(もっとも自分のデッキを削る手段をヴィンテージで探してるなら、こいつはやってくれそう)。
面白さ:C
リミテッド3.0点
ライブラリー破壊しないデッキでも中堅サイズの飛行持ちで、ライブラリー破壊ならまさにこういうカードこそ求めていたものだ。どちらのデッキでも、暗号持ちのフィニッシャーとして素晴らしい。
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher》
構築1.0点
2マナ1/2が構築級で使えるなんて言ったら金切声を上げそうだ。強請が好きと言っても、これほど平均を下回るクリーチャーを使うほどではないよ。
面白さ:C+
リミテッド3.0点
これまでのところ使った感じはかなり良かった。毎ターン1点チクチク殴り、3/1飛行と相討ちになれて、大体ゲームを通して4,5点ばかり強請ってくれる。
《汚染された地/Contaminated Ground》
構築1.0点
俺はこういうのを使おうとするタチではないけれど、このレビューのせいで使おうとする人の思考が汚染されないことを祈ってるよ。
面白さ:C-
リミテッド0.0点
Masters Edition 3の《Karakas》みたいなぶっ壊れ土地がない限りこういうカードを使うのは意味がない。
《死体の道塞ぎ/Corpse Blockade》
構築1.0点
こういうカードは、構築で検討したいカードではないな。
面白さ:F
リミテッド2.0点
サクり台の需要がセット内で高いわけでもない。ということはコンボ要因でなく単なる防衛クリーチャーということになるだろう。守りに関してはいい仕事をするだろう。ほとんどのクリーチャーを止めて、こちらで一番弱いクリーチャーを食べて相手の地上アタッカーを討ち取れる。4/4以上を倒す方法として最高ではないが、少なくともそういう選択肢にはなるよ。
《墓所の怪異/Crypt Ghast》
構築2.5点
《ほとばしる魔力/Mana Flare》は強力な効果だ。どんなカードであれ、マナが2倍になる効果はよくよく見て検討すべき。食い入るように見るのはほぼ黒単のデッキだろうけど、ショックランドがあるからそれほど苦も無く他の色を散らすことができる。2倍になったマナは色々悪用できるだろう(もっとも一番悪用したいはずの《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》が青青白Xというのはアレだが)
リミテッド3.5点
出して除去られずにターンが返ってくれば凄いことが始まる。大量にマナが出る上に強請という使い道まで手に入るからね(2/2が出るのは言うにも及ばず)。後半では出てすぐマナが増えるせいで自身のコストを踏み倒せるし、巨大なX呪文へ注ぎ込むマナにもできるだろう。
《死の接近/Death’s Approach》
構築1.0点
《恐ろしい死/Ghastly Demise》ェ……。それに比べてクリーチャーカードが溜まるのを待つとは。特定のカードタイプが溜まるのを待つというのはちょっと厳しすぎる。その事実が意味するのはこのカードの死だ。
リミテッド3.0点
除去として良好な部類ではないから、たくさん取ろうとは思わないけどね。それでも小型のクリーチャーにとっては常に除去になる。後半になれば巨大なクリーチャーだって倒せる。緊急時に-2/-2として使っても十分だ。
《肉貪り/Devour Flesh》
構築2.5点
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》的な布告もかなりいいね。こいつを使うようなデッキは相手がライフを得ても気にかけないだろう。《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》が1マナ軽くなった分ライフゲインがなくなってるけど、1マナ軽ければもっと多くのライフが守れる。1マナの差は《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》を使うときにも重要だ。それに最悪でも自分に唱えてライフゲインできる。除去パッケージがあるのはいいね。こいつはまさにそういう仕事をやってくれる。
リミテッド3.0点
布告系の除去はリミテッドだと使いづらいことで有名だが、デメリットがついても使いづらさが解消されるわけじゃないな。使えないって言ってるわけじゃないよ。実際使えるし。ただ最高の除去じゃないって言いたいだけさ。相手の中で一番弱いクリーチャーを倒せてもふつう美味しくないし、ライフを得られてしまうのも微妙だ。相手にタフネスの高いクリーチャーがいてレースができず、これが唱えられないゲームが必ずあるだろう。反対に自分も対象にできるのは無意味ではない。特に相手が平和な心系の除去を持っているときとかね。2マナで1対1交換のカードだから、いつだって使われはするけれど、早めにピックするカードではないね。
《死に際の願い/Dying Wish》
構築1.0点
これで何かするってのは都合よすぎる願いじゃないのか。
面白さ:D+
リミテッド1.0点
強く使うにはどんなデッキを組めばいいものか。巨大クリーチャーが大量に入っていて、採用できるカードが足りなくて、その上サクり台が大量にあるとかでもない限りベンチ安定だろう。除去の濃いデッキでしかもダメージレースになるマッチアップではもしかしたらサイドボード要因になるかもしれない。でもそんなことしたら《死せる願い/Death Wish》だよなぁ。
面白さ:D-
コメント