◆ ギルド門侵犯・レビュー 青・シミック(青緑)
Gatecrash Set Review - Blue/Simic
Luis Scott-Vargas, 2013年1月28日
http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-bluesimic/
青・シミック(青緑)のコモントップ5
5.《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue》
4.《エリマキ眼魔/Frilled Oculus》
3.《シュラバザメ/Shambleshark》
2.《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》
1.《ドレイク翼の混成体/Drakewing Krasis》
上位2枚のコモンは驚くほど接戦なんだが、マナカーブやその他の事情に合わせてピックするのがいいと思う。ここに挙げられてるのが全てクリーチャーというのも特筆に値するだろう。とはいえ《束縛の手/Hands of Binding》もトップ5に入っていいくらいなんだが。
構築用のカードトップ5
5.《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》
4.《都の進化/Urban Evolution》
3.《神秘的発生/Mystic Genesis》
2.《シミックの魔除け/Simic Charm》
1.《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》
シミックは素晴らしい構築用のカードを何枚も手に入れた。トップ5に入らなかったカードですら、良いものがあるくらいだよ。複数の種類のデッキが見えるけれど、そのほとんどのデッキがクリーチャー多めのビートダウン、中速(ミッドレンジ)戦略を指しているものの、《都の進化/Urban Evolution》と《神秘的発生/Mystic Genesis》はコントロールで素晴らしい。次環境でシミックはかなりプレイされると思う。いくつもの面白い新デッキが生まれなかったら驚くと思うよ。
LSV
Gatecrash Set Review - Blue/Simic
Luis Scott-Vargas, 2013年1月28日
http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-bluesimic/
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》
構築3.0点
ゼガーナさんはシミックの《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》みたいなものだ。なんて言うとちょっと誇張かもしれないが、安定3~6枚ほどカードが引けて巨大なクリーチャーがボーナスとして残れば、そこまで啓示との差があるわけでもないだろう。しぶといクリーチャーだらけのデッキだったら、こちらの戦場を一掃し続けるのは難しいだろう。3/3のビーストトークンがあるだけでも、着地できると嬉しいよ。《魂の洞窟/Cavern of Souls》で打消しを避けて、《スラーグ牙/Thragtusk》で餌を提供。ゼガーナが出るためのお膳立ては十分だと思うよ。
もっと聞きたい人は、こちらからヤコブ・ウィルソン(Jacob Wilson)の記事をどうぞ。
http://www.channelfireball.com/articles/spoiler-spotlight-prime-speaker-zegana/
リミテッド4.0点
展開してからこいつを出すって意味で、《練達の生術師/Master Biomancer》の逆だよね。しかしどちらも結果は同じだ:ゲームに勝利するってことさ。カードを一握りばかり引いて4/4とか5/5が場に残るのは、相手にとってはひっくり返しにくいだろう。大抵そのまま終わるはずだ。
《シュラバザメ/Shambleshark》
構築2.5点
ゲームの修羅場に出てこれば、相手のプランが崩壊するよ。突然パワー3で殴れるクリーチャーが出てくるんだからな。それに他のクリーチャーをインスタントタイミングで進化させられるし、緊急時ブロッカーとしても出せる。他にもクリーチャーがいて3/2とか4/3に大した苦もなくなれるなら、居場所がありそうだ。
リミテッド3.0点
何度も何度も待ち伏せされてしかめっ面だ。修羅場待ったなし。
《シミックの魔除け/Simic Charm》
構築3.0点
《送還/Unsummon》の強さは昨年はっきりと証明された。それに《巨大化/Giant Growth》と呪禁がついて悪いはずがない。攻守にわたって活躍する魔除けだね。テンポデッキにおあつらえ向きだ。
リミテッド3.5点
使ってアドバンテージが取れない場面が想像できない。除去をかわすにしろ、戦闘で討ち取るにしろ、ブロッカーを排除するにしろ、必要なことをやってくれるだろう。
《予想外の結果/Unexpected Results》
構築2.0点
こいつを使って最高の結果を期待するのはめっちゃ楽しそう。タダで土地が伸びまくる可能性もあるとくれば、少なくとも試してみたいとは思ったよ。ヤバいコンボとかの一部として必要にはならないと思うけど、ルーレット回すのが嫌いな人なんているもんかい?
リミテッド2.0点
《盗品/Stolen Goods》に似てるね。しかし一つ重要な違いがある。こいつは土地を引き当てる可能性があって、そうすればカード1枚得だ。勿論、生き延びるために何か引いてこないといけないこともあるけど、大体その前に土地が1,2枚くらい伸びても残念だとは思うまいよ。
《都の進化/Urban Evolution》
構築2.5点
俺は《予言/Divination》も《探検/Explore》も超大好きだったから、2つが一緒になったこいつは垂涎の的ってやつだな。もしビッグマナ系のデッキがあったら(まあ俺が作るわけだが)、こいつは実にぴったりだろう。主に《スラーグ牙/Thragtusk》と5マナで競合するせいで、バントでこいつがぶっ壊れになることはないと思う。でも試してはみるよ。
リミテッド3.5点
アド、それも爆アドだ!土地を余分に1枚置けるより、引けるカードをもう1枚増やしてくれた方がリミテッドでは嬉しいけど、だからってドラフトで俺がこいつを取って使うのを止めることはできないぜ。
《ザーメクのギルド魔道士/Zameck Guildmage》
構築2.0点
2マナ2/2がどれだけのことをやってのけるか、驚くぜ。どちらの能力も少々重い。ことに+1/+1カウンターを配置する方は重たいが、進化で強いデッキが作れれば採用されると思う。《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》や《シュラバザメ/Shambleshark》がドローエンジンになるとかなんて、あっ!こりゃたまらん!よだれズビッ!
リミテッド3.5点
単体でも最悪で、自己完結の《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》であり、ゆっくり働く《十字軍/Crusade》だ。最高のときには毎ターンカードが何枚も引けて、しかも進化クリーチャーを何回も誘発させられる。最悪の場合を考えても強いし、最高の場合は素晴らしいんだから、こいつは強力だよ。
《生体材料の突然変異/Biomass Mutation》
構築1.0点
何か見落としてなければ、こういうカードは構築級ではないと思うんだが。
面白さ:D+
リミテッド4.0点
ま、前回の《踏み荒らし/Overrun》こと《捕食者の暴力/Predatory Rampage》はレアだったからね。こいつは強力で、+1/+1カウンターとも非常に上手く作用する。青か緑のどっちかやってるなら、即ピックしよう。
《生体変化/Bioshift》
構築1.0点
構築では対戦相手のカードを領域移動できないとね。用途が狭すぎるんだなぁ。
面白さ:C-
リミテッド1.0点
進化クリーチャーが山ほど取れでもしない限り、まず候補にすら上がらない。大量に確保できた時ですら怪しいと思う。どんなカードであれ、自分のリソースを移動させるだけで増やさないカードはいつでもボンヤリしたものになるね。
《深みのマーフォーク/Merfolk of the Depths》
構築1.0点
深く考えないとこいつについて言うことが思い浮かばなそうだ。
面白さ:C+
リミテッド1.5点
こいつは《罠顎のケルピー/Trapjaw Kelpie》じゃないからね。ケルピーにしたって大活躍するカードではなかったし。確かに戦闘中に進化を誘発させられるとはいえ、それも4/2に進んで6マナ支払いたければになるしねえ(俺は払うの嫌だぜ)。
青・シミック(青緑)のコモントップ5
5.《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue》
4.《エリマキ眼魔/Frilled Oculus》
3.《シュラバザメ/Shambleshark》
2.《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》
1.《ドレイク翼の混成体/Drakewing Krasis》
上位2枚のコモンは驚くほど接戦なんだが、マナカーブやその他の事情に合わせてピックするのがいいと思う。ここに挙げられてるのが全てクリーチャーというのも特筆に値するだろう。とはいえ《束縛の手/Hands of Binding》もトップ5に入っていいくらいなんだが。
構築用のカードトップ5
5.《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》
4.《都の進化/Urban Evolution》
3.《神秘的発生/Mystic Genesis》
2.《シミックの魔除け/Simic Charm》
1.《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》
シミックは素晴らしい構築用のカードを何枚も手に入れた。トップ5に入らなかったカードですら、良いものがあるくらいだよ。複数の種類のデッキが見えるけれど、そのほとんどのデッキがクリーチャー多めのビートダウン、中速(ミッドレンジ)戦略を指しているものの、《都の進化/Urban Evolution》と《神秘的発生/Mystic Genesis》はコントロールで素晴らしい。次環境でシミックはかなりプレイされると思う。いくつもの面白い新デッキが生まれなかったら驚くと思うよ。
LSV
コメント
一没ドンマイです;
引き分けはノーゲーム扱いなので、
手厳しく行くなら負け計算、
そうでなければ計算外で良いかと思います。
いえいえ、中野でシングルエリミまで抜けられただけでも望外の喜びです。
願わくば次は勝ちたいですけどね!
負けたジャンドは非常に完成度の高いものでしたので、不利な相手に良いゲームができました。
引き分けはノーゲーム扱いですか。
それならまあ、今のところは計算外にしてみます。引き分けが多いようなら再検討かな。
引き分けはIDのことも多いので、計算外にしちゃっても良いと思いますが、日頃からコントロールを使っての引き分けとかが多いなら、「勝てていない」ということを自分自身に知らしめるために残した方が良いかと思います。
というわけで、
(勝×3+分×1+負×0)/(試合数×3)
の、普段のマッチポイント算出と同等の式で勝率を出してみてはいかがでしょうか?
正確には「勝率」ではなく、「マッチポイント獲得率」になっちゃいますが、MTGプレイヤー的には通りが良い数値になるかとは思います。
どうもありがとうございます!
随分遅れてしまいましたが、コツコツ終わらせていくつもりです。
そうですね、実際今回発生したのもIDです。
MOでも時間切れになったことはないし、そこまでプレイングが遅くはないと思うのですが(決して速くもないですが)、確かにエスパーコントロールを使っていたときなどは3戦目の途中でエクストラターンに入ったことがありました。
本当にゲーム中で引き分けることが増えたら要検討ですね。
マッチポイント制が一般的なのですね。
勝率に関しては無名な1プレイヤーが自分を振り返るためにつけ始めた記録なので、意識していなかったのですが、MTG界隈でそちらの通りが良いなら、あわせていこうと思います。
貴重な情報感謝!