◆ ギルド門侵犯・レビュー 白・オルゾフ（白黒）
Gatecrash Set Review - White/Orzhov
Luis Scott-Vargas, 2013年1月27日
http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-whiteorzhov/
ギルド門侵犯のセット・レビューへようこそ！いつも通り、一枚一枚カードの使い道を構築・リミテッド両面で検証していくよ。コメントとユーモアをお届けだ。点数表はこちら:
今回のレビューでは、もう一つ評価基準を加えることにした。俺の（素晴らしい）ダジャレは優良可みたいに点をつけるべきっていう人がいてね。言葉遊びの評価はふつう厳しすぎるくらいでつくものだけど、パット・コックス（Pat Cox twitterのアカウントは @Wildestnacatl）に任せてみることにしたよ。そんな彼が使った評価はこちら:
A. 天才とかイケメンが口にするようなジョーク。ルイス（Luis Scott-Vargas）がこの評価をもらうのはほぼ無理だろう。
B. 中々面白い、会話やカードにぴったりのジョーク。
C. 白けた反応だけど、少なくとも何かにひっかけてはある。ほとんどのジョークはこの評価。
D. 箸にも棒にもかからないし面白くもない。でもまだ言葉遊びとは理解できる。古いジョークの使いまわしはこの評価。
F. 意味不明、審議拒否。
Gatecrash Set Review - White/Orzhov
Luis Scott-Vargas, 2013年1月27日
http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-whiteorzhov/
ギルド門侵犯のセット・レビューへようこそ！いつも通り、一枚一枚カードの使い道を構築・リミテッド両面で検証していくよ。コメントとユーモアをお届けだ。点数表はこちら:
構築
5.0点：フォーマットをまたいでの大活躍。価格も大高騰間違いなし
《瞬唱の魔道士／Snapcaster Mage》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4.0点：環境定番のカード。
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》、《スラーグ牙/Thragtusk》
3.5点：色々なデッキで使えて強いけど、必須とまではいかない。
《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》、《修復の天使/Restoration Angel》、《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
3.0点：アーキタイプが合えば必ず入る。
《遥か見/Farseek》、《墓所這い/Gravecrawler》
2.5点：定番として使われるデッキもあるけど、必須ではない。
《熟慮/Think Twice》、《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
2.0点：隙間を埋めてくれるカード。サイドボード要因や、強いけどまだ居場所のないカード。
《帰化/Naturalize》（結構2.0点がつくカードは多いから、2.0点がついたら説明が重要だって考えてくれ）
1.0点：使われることもあるかもしれない。
《空虚自身/One with Nothing》（これすらハウリング・オウルに対する秘密兵器として使われたとかなんとか。効果のほどは疑わしいが）
リミテッド
5.0点：何があろうとも使う。それだけ。
4.5点：他に何が取れてようとも間違いなく使うレベル。
4.0点：それだけのために色を使う価値がある。
3.5点：見たらその色に行こうと思う。
3.0点：その色が使いたくなる。色が合うなら100%使う。
2.5点：このレベルのカードが何枚も取れたら色は確定。色が合うならほぼ間違いなく使う。
2.0点：色が合うなら大体使う。70%くらいの確率で使う。
1.5点：メインには半々くらいの確率でしか入らない。50%で使うかも。
1.0点：これを使うようじゃ酷いデッキだと思わざるを得ない。30%くらい。
0.5点：サイドボードとして使うことを考えなくもない。でも絶対にメインに入れない。10%くらいの可能性で使う。
0点：メインだろうとサイドだろうと、絶対に使わない。
今回のレビューでは、もう一つ評価基準を加えることにした。俺の（素晴らしい）ダジャレは優良可みたいに点をつけるべきっていう人がいてね。言葉遊びの評価はふつう厳しすぎるくらいでつくものだけど、パット・コックス（Pat Cox twitterのアカウントは @Wildestnacatl）に任せてみることにしたよ。そんな彼が使った評価はこちら:
A. 天才とかイケメンが口にするようなジョーク。ルイス（Luis Scott-Vargas）がこの評価をもらうのはほぼ無理だろう。
B. 中々面白い、会話やカードにぴったりのジョーク。
C. 白けた反応だけど、少なくとも何かにひっかけてはある。ほとんどのジョークはこの評価。
D. 箸にも棒にもかからないし面白くもない。でもまだ言葉遊びとは理解できる。古いジョークの使いまわしはこの評価。
F. 意味不明、審議拒否。
《天駆ける進撃/Aerial Maneuver》
構築1.0点
こんなカードを入れてるようじゃ進撃もままならないだろう。
面白さ：C
リミテッド2.5点
この手のコンバットトリックは大体優秀だ。たいていの戦闘に勝てるようになる上に、飛行がつくから相手の飛行を待ち伏せるだけじゃなく、必要とあらばフィニッシャーも務まる。最近の2マナのコンバットトリックじゃ一番気に入ったね。
面白さ：B-
《天使の布告/Angelic Edict》
構築1.0点
布告が欲しいならやっぱり天使より悪魔だよねー。
リミテッド3.0点
除去は除去だ。極まれに5%くらいでエンチャントを除去できるのもちょっとした嬉しいおまけ。そこまで強くないとはいえ、タッチでも使える。
《天使の散兵/Angelic Skirmisher》
構築1.0点
すぐに生物に能力がつくのがいいね（大体絆魂が選ばれるだろう）。6マナもかかる割に4/4しかなくて、除去耐性もないのはちょっと残念。
リミテッド4.0点
単体でも十分使えるカードなだけでなく、全軍に有用な能力か警戒が毎ターンつくとなれば素晴らしい。散兵って名前の割に、全軍突撃推奨してそうで名前詐欺だよな。でもそのあたりはフレイバードラフトに任せようか。
《突撃するグリフィン/Assault Griffin》
構築1.0点
構築でプロキシー以外の用途が見つかったなんて言ったらみんな飛び上がるだろうな。
面白さ：C-
リミテッド3.0点
パワー3の飛行クリーチャーなんだから、リミテッドでは即取れってのは動物でもわかるな。
面白さ：D
《聖堂の護衛/Basilica Guards》
構築1.0点
強請はPVが強勢をおいて言ってたみたいに構築でも使われると思う。1点ドレインするのは効果的だし、呪文に1マナ余分に支払えるコントロールデッキに最も合う。軽い強請持ちを置いて除去の嵐をお見舞いするのは面白いし、ビートダウンを膠着させる役に立つ。
強請が強ければ、強請デッキで入れたいのはこういうクリーチャーだ。だから2点つけておくのが正当だろう。
面白さ：C-
リミテッド3.0点
俺がプレリリースでオルゾフを選んだ理由の大部分は、こういう強請もちのクリーチャーを使うためだ（他にもディミーア家所属であることを秘密にしておきたかったという理由もある）。1/4の後ろに隠れてゆっくりライフを吸い取るとか天にも昇る気分。強請は本当に気に入った。構築同様、1/4というサイズは理想的だし前のめりなオルゾフデッキも作れるだろう。強請にはマナが必要だから、マナカーブもゲーム展開もゆっくりする。だから俺はコントロールのが好きだな。でもライフ吸収は前のめりなデッキでこそ、より危険だ。
《盲従/Blind Obedience》
構築2.5点
構築で使える強請カード中最強かもしれない。主に全体除去ととてもよく合うってのが理由だ。特にこれを投入したくなるような相手は、エンチャントのこれを除去できないし、相手をとても効果的に足止めしてくれる（つまり《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》、《地獄乗り/Hellrider》や《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》のことね）。
面白さ：カード名以外のも評価しなきゃならないのかい？というかこれって駄洒落なの？F
リミテッド3.5点
リミテッドのコントロールデッキでは対照的に何もしないけど、前のめりなデッキでは馬鹿げた強さだろう。クリーチャーとアーティファクトがタップ状態で出てくる効果はかなり効果的で、それだけでカード1枚分に相当する。それに加えて強請までついてるのはかなりヤバい。白で殴るデッキがどれくらい組めるか分からないから、盲目的に手を出すつもりはないけど（ボロスになったら殴ることが多そうだが）、ビートダウンが組めたらこれはとても強い。
面白さ：C+
《ボロスの精鋭/Boros Elite》
構築2.0点
《野生のナカティル/Wild Nacatl》にはなれないかも。どちらかというと《献身的な補充兵/Ardent Recruit》に近いが、強い大隊デッキができれば入りそう。補充兵がアーティファクトを入れないといけないのに対して、こいつはどのみちプレイするクリーチャーを更にたくさん要求するだけだから、仕事させるように軽いところをたくさん突っ込む希望もあるってもんだ。
リミテッド2.0点
4，5ターンまで3体で攻撃ってできないと思うけど、クリーチャーが18体以上いるようなデッキなら、ボロス軍の精鋭っぷりを遺憾なく発揮してくれるだろう。それに軽いから、強請しまくるデッキでもいいかもしれない。
《宮廷通りの住人/Court Street Denizen》
構築1.0点
住人をプレイして蹂躙されるってかい？
面白さ：B
リミテッド3.0点
《盲従/Blind Obedience》と同じく、前のめりであればあるほどいい。それと白のクリーチャーがたくさん必要だな。でもその2つの条件を満たせば、こいつは信じられないような妨害手段になってくれる。
《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek》
構築2.0点
《調和者隊の聖騎士/Accorder Paladin》も多少構築で使われたんだからね。こいつが構築で日の目を見ることだってないとはいえない。こいつが必須ってデッキにはならないと思うけど、こいつが埋められる枠はたくさんありそうだ。2マナパワー3の回避能力は良い。常に回避能力があるわけじゃないにしてもね。
リミテッド3.0点
《刷毛履き/Brushstrider》はいつだって使ったし、こいつのおまけは強力だ。序盤に1，2回殴ってから、飛んで殴るのを待てばいい。
《債務者の演壇/Debtor’s Pulpit》
構築1.0点
5マナが重すぎるだけでなく、土地1つ使わなきゃならないのは債務すぎるだろ。
リミテッド3.0点
重いけど《氷の干渉器/Icy Manipulator》だぜ。リミテッドでは即取る。序盤にとってタッチで使うまである。それくらい強いよ。
コメント
＞面白さレビュー
ダメだこいつら、早く何とかしないと…。
いえいえ、むしろライフワークみたいに生活の一部になればと思っています。
面白さレビューは取り組みとしては良いような気もしますが、翻訳の工夫があざとくならないようにしなければならないのが難しいですね。
ちゃんと見つかる事を切に願ってます。
ジョークランクは厄介そうですが、それも含めて
ｼｬﾁｮｻﾝｶｯｺｲｰﾖｰ。
原文だと《ファルケンラスの貴種》をHellVampireって言ってましたが、これって俗称だったりするんでしょうか。イメージ的にはしっくり来ますが。Hell三人衆。
ひょっこり出てきた夢を見るくらいですwww
まあものがものなので、出てこないでしょうね。
> じゃこさん
ありがとうございます。
実際厄介ですね。時間があるときに頭を捻るのは中々楽しいのですが。
> Dさん
問題なっすぃんぐ！
> ゆきさん
特に愛称など聞いてはいませんが、最初出たときはヒヨケムシって呼ばれてた気もします。
まあ大体通じますよねww