◆ ギルド門侵犯より独占カードプレビュー 《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》 by LSV
Exclusive Gatecrash preview card – Dimir Charm
Luis Scott-Vargas, 2013年1月6日
http://www.channelfireball.com/articles/exclusive-gatecrash-preview-card-dimir-charm/
今回のギルド門侵犯スポイラーは、俺の所属するギルドにぴったりのものがきた(とはいえ、ことこのギルドに関しては認めるべきでないかもしれない)。ディミーアはいつも大好きだったから、今回その魔除けについて話せてうれしいよ。
こいつで何ができるか見てみよう。まず、こいつは除去になる。2マナでパワー2の生物を処理できるのは素晴らしい。最初の数ターンに対戦相手が繰り出してくるものなら大体何でも処理できるだろう。カードの3分の1としては、とても優秀といえる。
第2に、こいつは2マナの《被覆/Envelop》になる。1番目と同じく天地を揺るがすほどではないが、弱いはずがない。3つのモードのうち、一番価値が上下するモードっぽいけどね。除去する小型クリーチャーはいつだって出てくるけど、止めたい特定のソーサリーがあるかどうかは間違いなくメタゲームの変遷に従って変わるからさ。オデッセイ期のスタンダードで《被覆/Envelop》はとても重要だったけど、2マナの被覆でありクリーチャー除去もできて、3つ目の能力まであるというのは間違いなく覚えておくべきカードだ。ソーサリーを打ち消すのはマナ・アドバンテージとしても一番大きいから、優秀なソーサリーがたくさん飛び交うようになったら《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》に期待することにするよ。
最後の効果だけは、必ずしも使ってカード1枚分にならない唯一のモードだ。クリーチャーを除去したり呪文を打ち消せば1:1交換だけど、自分か対戦相手どちらかのライブラリーの上3枚から2枚を削るというのはカードを損してることになる。だから弱いってわけじゃないけどね。簡単にカード1枚分くらいにはなるときがあるよ。この効果が強そうな筋書きでありそうなのを3つくらい下に考えてみた:
リミテッドでもとても強力。クリーチャー除去しかできなくても強かったろう。それに他のモードまでついてるのは美味しい。ソーサリーを打ち消すことはそれほどないだろうけど、打ち消せたときはとても強力なはずだ。ソーサリーは大概重くてゲームを変えるものだから、突然相手のお留守な足元をすくってやるのは強いはず。最後の能力は構築と比べて若干弱い。少なくとも掘るという観点では、構築と比べてぶっ壊れたカードがデッキにあることは多くないだろうからね。一方で、ライブラリー破壊はディミーアのテーマでもあるから、ライブラリーを2枚削るのは素敵かもしれない。
総括して俺は《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》が気に入ったよ。我がディミーア家の興味があることをよく表現してると思う。
Exclusive Gatecrash preview card – Dimir Charm
Luis Scott-Vargas, 2013年1月6日
http://www.channelfireball.com/articles/exclusive-gatecrash-preview-card-dimir-charm/
今回のギルド門侵犯スポイラーは、俺の所属するギルドにぴったりのものがきた(とはいえ、ことこのギルドに関しては認めるべきでないかもしれない)。ディミーアはいつも大好きだったから、今回その魔除けについて話せてうれしいよ。
《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》魔除けの常として、ディミーアの魔除けは3つのモードを選べる。うち2つはとても便利だ。3番目も悪くはないけど、他の2つに比べると比肩し得る強さではないかな。少なくとも終盤まではね。
以下の3つから1つを選ぶ。「ソーサリー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。」「パワーが2以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。」「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーのカードを上から3枚見る。その中の1枚をそのライブラリーの一番上に置き、残りをそのプレイヤーの墓地に置く。」
こいつで何ができるか見てみよう。まず、こいつは除去になる。2マナでパワー2の生物を処理できるのは素晴らしい。最初の数ターンに対戦相手が繰り出してくるものなら大体何でも処理できるだろう。カードの3分の1としては、とても優秀といえる。
第2に、こいつは2マナの《被覆/Envelop》になる。1番目と同じく天地を揺るがすほどではないが、弱いはずがない。3つのモードのうち、一番価値が上下するモードっぽいけどね。除去する小型クリーチャーはいつだって出てくるけど、止めたい特定のソーサリーがあるかどうかは間違いなくメタゲームの変遷に従って変わるからさ。オデッセイ期のスタンダードで《被覆/Envelop》はとても重要だったけど、2マナの被覆でありクリーチャー除去もできて、3つ目の能力まであるというのは間違いなく覚えておくべきカードだ。ソーサリーを打ち消すのはマナ・アドバンテージとしても一番大きいから、優秀なソーサリーがたくさん飛び交うようになったら《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》に期待することにするよ。
最後の効果だけは、必ずしも使ってカード1枚分にならない唯一のモードだ。クリーチャーを除去したり呪文を打ち消せば1:1交換だけど、自分か対戦相手どちらかのライブラリーの上3枚から2枚を削るというのはカードを損してることになる。だから弱いってわけじゃないけどね。簡単にカード1枚分くらいにはなるときがあるよ。この効果が強そうな筋書きでありそうなのを3つくらい下に考えてみた:
1.終盤になって、土地を引いても全く意味がない場面で、相手のトップに土地(か弱い呪文)を置いておけば、相手のターンをほぼ飛ばしているようなもの。上から3枚見れば見つからないなんてことはあまりないだろう。大したことないものを残せば、魔除けのこの効果はとても強い。
2.特定の1枚を探していて、カードをなげうってでもたどり着きたいとき。《至高の評決/Supreme Verdict》や《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》が必要な時に見つけられるなら、《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》を使って1枚損したなんて誰が気にするってんだ?コントロールによっては除去や打消しとしても使うだろうけれど、ゲーム中1回くらい、単にスフィンクスの啓示を求めて掘るのもかなりの進展だ。
3.墓地をリソースとして使うなら、《未練ある魂/Lingering Souls》や《熟慮/Think Twice》を落とせばカード損失を和らげることができる。エスパー(青白黒)系のコントロールにプラスだ。総括して構築で通用するカードだ。どんなメタゲームにも合致するカードじゃないけれど、この手の柔軟性のあるカードはそこそこ使われる。打消しであり除去でもあるものに、面白い《Time Walk》、あるいは《衝動/Impulse》の可能性がついてくるのなら無視することはできないよ。
リミテッドでもとても強力。クリーチャー除去しかできなくても強かったろう。それに他のモードまでついてるのは美味しい。ソーサリーを打ち消すことはそれほどないだろうけど、打ち消せたときはとても強力なはずだ。ソーサリーは大概重くてゲームを変えるものだから、突然相手のお留守な足元をすくってやるのは強いはず。最後の能力は構築と比べて若干弱い。少なくとも掘るという観点では、構築と比べてぶっ壊れたカードがデッキにあることは多くないだろうからね。一方で、ライブラリー破壊はディミーアのテーマでもあるから、ライブラリーを2枚削るのは素敵かもしれない。
総括して俺は《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》が気に入ったよ。我がディミーア家の興味があることをよく表現してると思う。
コメント
ディミーアの魔除けつえー!!!
パッと見弱そうでしたが、クロパでは中々使い勝手良さそうですね
リンクさせていただきました。
こちらもいつも読ませてもらっています。
虫つぶしに被覆とは使い勝手上々ですね。
至高の評決が消せないのが残念ですが。
> ぬころんさん
どの魔除けも、地味ながら柔軟なのが強力で面白そう。
こちらからもリンク返させていただきますね。
土地カードか何かだと思ってました。
確かに土地に見えなくもないですね。
しかしディミーア家のシンボルが見えるので、やはり魔除けなのではないかと思います!
ちょ……セクハラやめてください!(いつかのお返し)
どうもありがとうございます!こちらからもリンクしますね。