◆ ラヴニカへの回帰・レビュー 赤
 
 Return to Ravnica Set Review – Red
 
 Luis Scott-Vargas, 2012年10月8日
 
 http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-red/
 
《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker》
 構築2.0点
 凄い名前のカードをスルーしたくなかったからじゃなくて、こいつは面白いカードだよ。2マナパワー3はいい線いってる。《灰の盲信者/Ash Zealot》と比べると見劣りするけど、赤の前のめりなデッキには両方枠があるだろう。
 
 リミテッド3.0点
 ラクドスの腕っぷしは本物だ。特に赤いカードはそう。解鎖クリーチャーをマナカーブに合わせて綺麗に展開して無慈悲に叩き潰す姿が脳裏に浮かぶよ。解鎖クリーチャーを取るたびに、他の解鎖クリーチャーが強くなるからね。最初の解鎖クリーチャーで相手を後手に回らせたら、後続も解鎖しやすくなるのがいい。こいつは先鋒にぴったりだし、パワー3のクリーチャーがいつも必要というわけじゃないが、2/1のブロッカーでも最悪ではないだろう。
《ギルドの抗争/Guild Feud》
 構築1.0点
 またですか。ちょっと何言ってるか分からないカードですねー。何が起きるのか読み解くだけの価値はないと思うけど、まあやってみようか。
 
 やはり俺はあってた。2つのギルドが抗争するってことだね。構築的にはあまり関係ない。
 
 リミテッド1.0点
 デッキのクリーチャーが全部強いなら、普通に使って勝てばいい。マッチアップ次第ではイカれたことにもなりそうだが、こいつを出して、格闘で負けたらまさに大惨事。6マナ使って相手にタダでクリーチャーを与えるなんてヤバすぎる。それでもこちらのクリーチャーが相手のを打ち負かせる自信があるなら、ワンチャンあるかな。
《どぶ潜み/Guttersnipe》
 構築2.0点
 《苦悶の触手/Tendrils of Agony》と唱える順番が逆になったってのはカッコイイ。苦悶の触手と違って、マナ加速の儀式系とは相性が良くないが、キャントリップや軽い火力を満載のデッキで使えば効率の良い火力と化す。こいつだけで回すには少々脆いが、バーンデッキで追加の攻撃手段になってそうだ。
 
 リミテッド2.0点
 こいつが欲しいときはすぐわかるし、そういうときに入れたらとても強いだろう。一番いいのはドラフトで素敵なデッキを作って、呪文を詰め込むkとおだ。呪文が8枚以上あれば走りだしとしてはまずまず。超前のめりで2,4点稼げればいいなら8枚以下でもいいだろう。
《高射砲手/Lobber Crew》
 構築1.0点
 ええっ、多色呪文を唱えるたびに《陰惨な再演/Gruesome Encore》が見れるのかい?
 
 リミテッド2.5点
 俺は0/4が好きだしゲームに勝つのも好きだ。というわけで俺の中でこいつはできる子。こいつは防御的なデッキによく合う。しかし能力がプレイヤーにしか飛ばないにも関わらず、ビートダウンデッキにも入りそうだ。フィニッシャーとしてブロック不能なダメージ源になるし、多色呪文を唱えたときに追加で1点当てれるのも無意味ではないからね。
《ミノタウルスの攻め手/Minotaur Aggressor》
 構築1.0点
 お前に足りないものは、それは!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてなによりもォ-------軽さが足りない!!
 
 リミテッド1.5点
 7マナも払ってタフネスが2というのは普通美味しくないが、不意に一発殴るのはそこまで難しくなさそう。戦闘になれば大体勝てるだろうし、速攻がついているのは随分大きい。7マナのクリーチャーが欲しければ、役目は果たしてくれるだろう。
《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
 構築3.0点
 かなり好きだ。《炎の斬りつけ/Flame Slash》は随分使ったものだし、余分にマナを支払えば《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》になるのも素晴らしいだろう。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でフラッシュバックしたときに超過コストを支払えないのが残念だけど、それでも《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》入りのデッキで中々良さそう。《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》のダメージをあてにしないコントロールデッキでは、入れ替えてみて素敵だと思う。
 
 リミテッド4.5点
 2マナの選択肢がついてるので、序盤に撃ちたくなってしまうのが欠点だ。うまくいけば《炎の波/Flame Wave》なんだから、リミテッドで壊れなのはわかってくれるかな。
《飛行術の探求/Pursuit of Flight》
 構築1.0点
 5~8枚目の《幽体の飛行/Spectral Flight》が欲しいのでもない限り、青いのを使っておけばいいんじゃない。
 
 リミテッド1.5点
 劣化《幽体の飛行/Spectral Flight》ですら相手を殺すことができる。ラクドスで使えば、おまけつき《巨人の力/Giant Strength》になることも珍しくないだろう。理想的には青マナを少し散らして飛べるようにしたいけど、普通に乗り込めばいいときもある。イゼット・ビートダウンを組むときもこれで飛べるけど、ラクドスと比べてこれが入ることは多くないと思う。

コメント

かっこかり
2012年11月22日19:54

>《ミノタウルスの攻め手/Minotaur Aggressor》の構築
だから一体どう訳したらこんな事にwww

じゃこ
2012年11月22日23:33

飛行術の今の評価を聞いてみたいですね
予想では多分、さして変わっていないと思いますが
最近は早めに取らないとサインと受け取るのか
決め打ちに走り出されることがあるので悩みものです

Taku
2012年11月23日7:57

> かっこかりさん

こいつのポーズ、速攻・先制攻撃に頭でっかちのスペック、そしてLSVのコメントを総合すると、クーガー兄貴にご登場いただくのが最適だと判断しました!

> じゃこさん

ツボにはまった時のパワーは確かにゲームを決めかねないので、2.0くらいはあげてもいい気がします。
リミテッドのビデオなんかでコメントは聞けますので、そちらで確認ですね。

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