Running the Legacy Gauntlet RUG Delver vs. GW Maverick
http://www.channelfireball.com/home/running-the-legacy-gauntlet-rug-delver-vs-gw-maverick/
「レガシーの有力デッキテスト」 青赤緑「秘密を掘り下げる者」 vs. 緑白マーべリック
Luis Scott-Vargas 2011年12月8日
さてさて、また始まるよ。
前回打ちのめされたところから立ち直るのに一日かかったところで、ラウンド4といこうか。
青赤緑「秘密を掘り下げる者」で今まで青白石鍛冶、ドレッジ、Zooと相手にしてきて、どれも残念な結果だった。
今日はマーべリックを相手にするけど、これも最近レガシーの強デッキの仲間入りしたデッキだよね
緑白のビートダウンデッキで青いカードが入ってないとかちょっと変な感じだけど、ここ数か月にわたって健闘してるのは本物だと思ってね。
青が入ってない。マーべリックには青が入ってないって言ったっけ?
またまただけど、「秘密を掘り下げる者」のリストはこちら:
マーベリック(レガシーのデッキ名って一体どうなってるんだい?この名前大丈夫?)を使ってるのはマット・ナス(Matt Nass)だ。
前にスタンダードのデッキテストでも白緑トークンを使っってたけど、どうもこの色がお気に召したらしいね:
ゲームはこちらでどうぞ。:
サイドボード前
1ゲーム目だと、6/6の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が通ってしまうまではいい感じだったんだけどねぇ。
えーと、聖遺が出てゲーム終了のお知らせ?
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が出てきてひっくり返されるのはうっとうしいことこの上ない。《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》まで打ち消しを取っておいて、かつ相手が出してくる他の化け物にやられないようにするのは難しいからね。
もちろん、あの聖遺でまくられた1ゲーム目に限って言えば、《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》を《目くらまし/Daze》しないこともできたけど、土地が詰まってたからあの場面は打ち消すのが正解だったと思うね。
とにかく、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が一端着地すると乗り越えるのは本当に難しいってのは問題だし、《ルーンの母/Mother of Runes》にも寄り添われたりするしね。
並ばれたらまず《ルーンの母/Mother of Runes》に《四肢切断/Dismember》を撃つしかないじゃないか。《四肢切断/Dismember》は立ち消えにされるけど、それでようやく《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》と向き合えるってなもんだよ。
その2枚が何とかなっても、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》が超えられない壁で、脅威になるクリーチャーを場にとどめておくのは難しい。なにせ他にも《Force of Will》しなきゃならないようなカードはたくさんあるんだから。
……
そう思ってた時代が俺にもありました。待ってくれ。こちらが入れるのは弱々なカード1枚で、相手は《窒息/Choke》を入れるって?最高だぜ。
サイドボード後
サイドボード後もずたずたにされてしまったよ。
勝てたゲーム(それか勝てそうだったゲーム)は、《もみ消し/Stifle》と《不毛の大地/Wasteland》で土地を詰まらせたときか、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を何枚も変身させられたときだけだった。
1t《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、2tに《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を2体追加で並べて、3ターン目に変身するってのは素敵だったけど、あてにできるプランじゃないよね。
インチキくさい引きの時だけ勝てるゲームってのは相性が良いとはとてもいえないから、実際に戦ってみて、そして振り返ってみてかなりげんなりした。
今回もまた、この「秘密を掘り下げる者」デッキはコントロールとビートダウンのごっちゃになった微妙なデッキに感じられてしまって、動き方が好きになれなかった。
おまけ 《水没/Submerge》について
コメントで指摘されたんだけど、使ったレシピには《水没/Submerge》が入ってない。それについてちょっと語ろうかと思ってね。
ようやくマスクスブロックがマジックオンラインにも導入されたから、《水没/Submerge》もオンラインで手に入るようになったんだけど、これを撮った時点ではまだ気づいてなかったんだ(それにそもそもほぼ入手不可能だっただろうしね)。
サイドボード後に追加の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》対策になる《水没/Submerge》が入るのは確実に大きいけど、それでもこのマッチアップはきついと思う。
《ルーンの母/Mother of Runes》がいると《水没/Submerge》は華麗にかわされるし、プレッシャーをかけながらでないと《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を戻しても結局それだけではゲームに勝てないからね。
これからを掘り下げてみる
やめとけ。マジで。俺はこのデッキ使わないよ。
どんな相手とやってもきつかったよ。俺のプレイングやサイドボーディングがおかしいって思ったかもしれないけど、何でこの「秘密を掘り下げる者」デッキがレガシーで最も勢力のある(それかまあ一番優勢な存在に近い)デッキなのか理解できない
次のデッキテストはまたスタンダードに領域を戻してやるつもりだけど、レガシー民のみんな、安心してくれ!
ケイレブ・ダーウォード(Caleb Durward)とアダム・バルネロ(Adam Barnello)がお互いを相手にして、レガシーの試合をする予定だからね。
ケイレブとアダムもまずどのデッキから始めるか、提案したらきっと耳を傾けてくれるはずだよ!
LSV
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「レガシーの有力デッキテスト」 青赤緑「秘密を掘り下げる者」 vs. 緑白マーべリック
Luis Scott-Vargas 2011年12月8日
さてさて、また始まるよ。
前回打ちのめされたところから立ち直るのに一日かかったところで、ラウンド4といこうか。
青赤緑「秘密を掘り下げる者」で今まで青白石鍛冶、ドレッジ、Zooと相手にしてきて、どれも残念な結果だった。
今日はマーべリックを相手にするけど、これも最近レガシーの強デッキの仲間入りしたデッキだよね
緑白のビートダウンデッキで青いカードが入ってないとかちょっと変な感じだけど、ここ数か月にわたって健闘してるのは本物だと思ってね。
青が入ってない。マーべリックには青が入ってないって言ったっけ?
またまただけど、「秘密を掘り下げる者」のリストはこちら:
4:《思案/Ponder》動画では適当に《外科的摘出/Surgical Extraction》じゃなくて《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》が入ってたけど、このマッチアップでは関係なかった。どっちも入れるわけじゃないからね。
3:《目くらまし/Daze》
4:《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
2:《四肢切断/Dismember》
4:《渦まく知識/Brainstorm》
3:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《火+氷/Fire+Ice》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《不毛の大地/Wasteland》
3:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《壌土からの生命/Life from the Loam》
1:《Volcanic Island》
4:《もみ消し/Stifle》
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4:《Force of Will》
3:《Volcanic Island》
3:《呪文嵌め/Spell Snare》
P
P (※訳注:原文ママですが、《Tropical Island》が入ると思われます)
サイドボード
3:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1:《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
1:《赤霊破/Red Elemental Blast》
1:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1:《水流破/Hydroblast》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《クローサの掌握/Krosan Grip》
2:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
2:《紅蓮破/Pyroblast》
マーベリック(レガシーのデッキ名って一体どうなってるんだい?この名前大丈夫?)を使ってるのはマット・ナス(Matt Nass)だ。
前にスタンダードのデッキテストでも白緑トークンを使っってたけど、どうもこの色がお気に召したらしいね:
4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1:《殴打頭蓋/Batterskull》
4:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
1:《流刑への道/Path to Exile》
1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
4:《ルーンの母/Mother of Runes》
4:《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1:《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1:《永遠の証人/Eternal Witness》
2:《森の知恵/Sylvan Library》
1:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1:《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
1:《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1:《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1:《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
4:《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
2:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
4:《Savannah》
1:《寺院の庭/Temple Garden》
1:《Karakas》
2:《地平線の梢/Horizon Canopy》
1:《平地/Plains
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2:《森/Forest》
3:《不毛の大地/Wasteland》
1:《Maze of Ith》
サイドボード
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2:《流刑への道/Path to Exile》
3:《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2:《窒息/Choke》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2:《クローサの掌握/Krosan Grip》
1:《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1:《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
ゲームはこちらでどうぞ。:
Running the Gauntlet RUG Delver vs. GW Maverick
青赤緑「秘密を掘り下げる者」視点 (LSV) http://bcove.me/5bt5gsz9
(元記事 http://www.channelfireball.com/home/running-the-legacy-gauntlet-rug-delver-vs-gw-maverick/ )
サイドボード前
1ゲーム目だと、6/6の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が通ってしまうまではいい感じだったんだけどねぇ。
えーと、聖遺が出てゲーム終了のお知らせ?
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が出てきてひっくり返されるのはうっとうしいことこの上ない。《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》まで打ち消しを取っておいて、かつ相手が出してくる他の化け物にやられないようにするのは難しいからね。
もちろん、あの聖遺でまくられた1ゲーム目に限って言えば、《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》を《目くらまし/Daze》しないこともできたけど、土地が詰まってたからあの場面は打ち消すのが正解だったと思うね。
とにかく、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が一端着地すると乗り越えるのは本当に難しいってのは問題だし、《ルーンの母/Mother of Runes》にも寄り添われたりするしね。
並ばれたらまず《ルーンの母/Mother of Runes》に《四肢切断/Dismember》を撃つしかないじゃないか。《四肢切断/Dismember》は立ち消えにされるけど、それでようやく《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》と向き合えるってなもんだよ。
その2枚が何とかなっても、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》が超えられない壁で、脅威になるクリーチャーを場にとどめておくのは難しい。なにせ他にも《Force of Will》しなきゃならないようなカードはたくさんあるんだから。
OUTサイドから大量にカードをぶっこめば、サイドボード後のゲームはずっと楽になる!
1:《呪文嵌め/Spell Snare》
IN
1:《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
……
そう思ってた時代が俺にもありました。待ってくれ。こちらが入れるのは弱々なカード1枚で、相手は《窒息/Choke》を入れるって?最高だぜ。
サイドボード後
サイドボード後もずたずたにされてしまったよ。
勝てたゲーム(それか勝てそうだったゲーム)は、《もみ消し/Stifle》と《不毛の大地/Wasteland》で土地を詰まらせたときか、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を何枚も変身させられたときだけだった。
1t《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、2tに《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を2体追加で並べて、3ターン目に変身するってのは素敵だったけど、あてにできるプランじゃないよね。
インチキくさい引きの時だけ勝てるゲームってのは相性が良いとはとてもいえないから、実際に戦ってみて、そして振り返ってみてかなりげんなりした。
今回もまた、この「秘密を掘り下げる者」デッキはコントロールとビートダウンのごっちゃになった微妙なデッキに感じられてしまって、動き方が好きになれなかった。
おまけ 《水没/Submerge》について
コメントで指摘されたんだけど、使ったレシピには《水没/Submerge》が入ってない。それについてちょっと語ろうかと思ってね。
ようやくマスクスブロックがマジックオンラインにも導入されたから、《水没/Submerge》もオンラインで手に入るようになったんだけど、これを撮った時点ではまだ気づいてなかったんだ(それにそもそもほぼ入手不可能だっただろうしね)。
サイドボード後に追加の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》対策になる《水没/Submerge》が入るのは確実に大きいけど、それでもこのマッチアップはきついと思う。
《ルーンの母/Mother of Runes》がいると《水没/Submerge》は華麗にかわされるし、プレッシャーをかけながらでないと《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を戻しても結局それだけではゲームに勝てないからね。
これからを掘り下げてみる
やめとけ。マジで。俺はこのデッキ使わないよ。
どんな相手とやってもきつかったよ。俺のプレイングやサイドボーディングがおかしいって思ったかもしれないけど、何でこの「秘密を掘り下げる者」デッキがレガシーで最も勢力のある(それかまあ一番優勢な存在に近い)デッキなのか理解できない
次のデッキテストはまたスタンダードに領域を戻してやるつもりだけど、レガシー民のみんな、安心してくれ!
ケイレブ・ダーウォード(Caleb Durward)とアダム・バルネロ(Adam Barnello)がお互いを相手にして、レガシーの試合をする予定だからね。
ケイレブとアダムもまずどのデッキから始めるか、提案したらきっと耳を傾けてくれるはずだよ!
LSV
コメント
こちらもLSVと同じ結論に達しまして……。 即ち
>これからを掘り下げてみる
>
>やめとけ。マジで。俺はこのデッキ使わないよ。
環境でよく見るほとんどのデッキに残念な結果っていうのは自分も痛感しましたしorz
次の記事も楽しみにしています!
どうもー!毎度コメントあざす!
手動さんなら原文も読めそうなのに、こちらにコメントありがとうございます。
な、なんと……しかしそうですね。赤はサイドのREBは強いですが、ハンデスと破壊除去のある黒をとったチメリカの方が強いですね。考えれば考えるほど。
ただ成果を残していることを考えると、研究次第&メタ次第でもありそう。
また見に来てくださいね!
手動さんも久々にビッグマナを更新してくださいwww