Running the Gauntlet RUG Delver vs. Zoo
http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-rug-delver-vs-zoo/
「レガシーの有力デッキテスト」 青赤緑「秘密を掘り下げる者」 vs. Zoo
Luis Scott-Vargas 2011年12月6日
昨日は悪い子をさらっていくなまはげみたいな存在、つまりドレッジと戦ったところで、今日は昔懐かしの敵と戦うよ。
今のレガシーは割と「いい子の」環境に戻ってきててね、《野生のナカティル/Wild Nacatl》と愉快な仲間達なんかを目にすることも割とあるようになってきた。ま、使ってるのは大概、動物園大好きパトリック・コックス(Patrick Cox)なんだけどね。
今回もまた、「秘密を掘り下げる者」を使うよ。リストはこちら:
ビデオを見てくれれば分かるけど、いつもの動物園に、石鍛冶と剣各種まで入った構成だ(《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》と《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》が入ってた)。
ゲームはこちらでどうぞ。:
サイドボード前
見直してみて、自分のプレイにイラッとしたよ。
《密林の猿人/Kird Ape》を《四肢切断/Dismember》するのをやめて《タルモゴイフ/Tarmogoyf》で攻撃して、返しで結局除去したところなんて試合を捨ててるよ。
あの4点のせいでゲームに負けて、マッチまで落としたんだからね。
四肢切断のミスがなくても、サイドボード前はそれほど有利でなかったな。
動画の中でも言ったけど、こちらのカードの半分はゲーム中盤から終盤にかけて役立たずな一方で(《目くらまし/Daze》、《Force of Will》、《もみ消し/Stifle》)、相手のカードは全部序盤中盤を問わず強いんだからね。
こちらの取り得る最良の策としては速攻で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を並べてしまうか、《もみ消し/Stifle》と《不毛の大地/Wasteland》で土地を詰まらせることになるかな。
ただ最初のゲームではうまくいったけど、相手のハンドが強かったら(そしてフェッチから基本土地を持ってこられたら)、土地破壊戦略は機能しないからね。
消耗戦戦略も潰れてしまうのは前にも触れた通りだ。お互いに何枚も交換を繰り返していく中で、たまに《Force of Will》を使って2:1交換をしたりするだろうし、終盤に結局、役立たずの《目くらまし/Daze》や《もみ消し/Stifle》を引いてしまうこちらに対して、相手は《野生のナカティル/Wild Nacatl》や《稲妻/Lightning Bolt》を引くんだからね。
1枚なら入れてもいいかも。でもこちらの望むようなゲーム展開にはあまり必要ない感じ。
サイドボード後
初戦が不利なだけに留まらず、相手のサイドボードのカードが突き刺さるのなんのって。
《不忠の糸/Threads of Disloyalty》を入れたら、《紅蓮破/Pyroblast》が入れられてるだろ。
こちらも《水流破/Hydroblast》を入れはしたけど一枚だ。Zooの《紅蓮破/Pyroblast》が3枚以下だったら驚くよね。それに、こちらの《水流破/Hydroblast》より、相手の《紅蓮破/Pyroblast》の方がよっぽどこちらに刺さるし。
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》は本当に強かったんで、サイドにもう1枚あってもいいと思ったくらいだけど、他は本当に微妙だった。
以前の試合に続いて、お互いにとてもよく似たデッキを回してるよなと思うんだ。違いはこっちが土地を引く量をコントロールできる一方で、相手は終盤無駄牌になるカードがないってところかな。
驚くことじゃないけど、またもやあんまり有利には立てなかった。
ポカをしたゲームが取れてれば、2-1ももしかしたらできたかもしれないけど、それでも全体から受けた「厳しい」って印象を変えるほどじゃないな。
あんまり「秘密を掘り下げる者」デッキは好きになれないな。
殴っていくデッキなのに、こいつは半分コントロールで半分ビートダウンデッキなんだ。
カナディアン・スレッショルドと同じところがあると思うんだけど、カナスレも不器用なところがあって苦手なんだよね。だからあんまり好きになれなくても驚かないかな。
俺の好みのせいで、上手く使えるデッキとそうでないのがあるってのは認めるよ。で、このデッキみたいなのは大体、下手なんだ。俺は。
ビートダウンかコントロールデッキならいいよ。でもハイブリッドはやめてくれ。マーフォークデッキとか絶対に使いたくないね。
そうは言っても、こいつは成果を挙げてるデッキだ。だから俺の使い方が全然間違ってて滅茶苦茶だって可能性もあるし、相手にしてるデッキがレガシーのトーナメントでよく目にするデッキじゃないって可能性もあるな。
全く対戦相手の予想がつかない混沌とした中に持ち込むなら、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》デッキは結構いい選択肢になるんだと思う。でもドレッジ、Zoo、石鍛冶を相手にした限りでは、それほど感心する強さはなかった。
最後に相手にするのははたまた型破りになるけど、緑白マーべリックの予定だ。今度こそ有利につくといいがどうなるだろう。
LSV
http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-rug-delver-vs-zoo/
「レガシーの有力デッキテスト」 青赤緑「秘密を掘り下げる者」 vs. Zoo
Luis Scott-Vargas 2011年12月6日
昨日は悪い子をさらっていくなまはげみたいな存在、つまりドレッジと戦ったところで、今日は昔懐かしの敵と戦うよ。
今のレガシーは割と「いい子の」環境に戻ってきててね、《野生のナカティル/Wild Nacatl》と愉快な仲間達なんかを目にすることも割とあるようになってきた。ま、使ってるのは大概、動物園大好きパトリック・コックス(Patrick Cox)なんだけどね。
今回もまた、「秘密を掘り下げる者」を使うよ。リストはこちら:
4:《思案/Ponder》パトリックは昔ながらのZooを使ってるけど、詳しい中身までは知らないや。
3:《目くらまし/Daze》
4:《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
2:《四肢切断/Dismember》
4:《Tropical Island》
4:《渦まく知識/Brainstorm》
3:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《火+氷/Fire+Ice》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《不毛の大地/Wasteland》
3:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《壌土からの生命/Life from the Loam》
1:《Volcanic Island》
4:《もみ消し/Stifle》
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4:《Force of Will》
3:《Volcanic Island》
3:《呪文嵌め/Spell Snare》
サイドボード
3:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1:《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
1:《赤霊破/Red Elemental Blast》
1:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1:《水流破/Hydroblast》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《クローサの掌握/Krosan Grip》
2:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
2:《紅蓮破/Pyroblast》
ビデオを見てくれれば分かるけど、いつもの動物園に、石鍛冶と剣各種まで入った構成だ(《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》と《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》が入ってた)。
ゲームはこちらでどうぞ。:
Running the Gauntlet RUG Delver vs Zoo
青赤緑「秘密を掘り下げる者」視点 (LSV) http://bcove.me/n1q7gyk5
(元記事 http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-rug-delver-vs-zoo/ )
サイドボード前
見直してみて、自分のプレイにイラッとしたよ。
《密林の猿人/Kird Ape》を《四肢切断/Dismember》するのをやめて《タルモゴイフ/Tarmogoyf》で攻撃して、返しで結局除去したところなんて試合を捨ててるよ。
あの4点のせいでゲームに負けて、マッチまで落としたんだからね。
四肢切断のミスがなくても、サイドボード前はそれほど有利でなかったな。
動画の中でも言ったけど、こちらのカードの半分はゲーム中盤から終盤にかけて役立たずな一方で(《目くらまし/Daze》、《Force of Will》、《もみ消し/Stifle》)、相手のカードは全部序盤中盤を問わず強いんだからね。
こちらの取り得る最良の策としては速攻で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を並べてしまうか、《もみ消し/Stifle》と《不毛の大地/Wasteland》で土地を詰まらせることになるかな。
ただ最初のゲームではうまくいったけど、相手のハンドが強かったら(そしてフェッチから基本土地を持ってこられたら)、土地破壊戦略は機能しないからね。
消耗戦戦略も潰れてしまうのは前にも触れた通りだ。お互いに何枚も交換を繰り返していく中で、たまに《Force of Will》を使って2:1交換をしたりするだろうし、終盤に結局、役立たずの《目くらまし/Daze》や《もみ消し/Stifle》を引いてしまうこちらに対して、相手は《野生のナカティル/Wild Nacatl》や《稲妻/Lightning Bolt》を引くんだからね。
OUT何回も《クローサの掌握/Krosan Grip》を入れてみたけど、今ではそこまで入れたいと思わなくなった。
4:《もみ消し/Stifle》
IN
1:《水流破/Hydroblast》
1:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1:《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
1枚なら入れてもいいかも。でもこちらの望むようなゲーム展開にはあまり必要ない感じ。
サイドボード後
初戦が不利なだけに留まらず、相手のサイドボードのカードが突き刺さるのなんのって。
《不忠の糸/Threads of Disloyalty》を入れたら、《紅蓮破/Pyroblast》が入れられてるだろ。
こちらも《水流破/Hydroblast》を入れはしたけど一枚だ。Zooの《紅蓮破/Pyroblast》が3枚以下だったら驚くよね。それに、こちらの《水流破/Hydroblast》より、相手の《紅蓮破/Pyroblast》の方がよっぽどこちらに刺さるし。
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》は本当に強かったんで、サイドにもう1枚あってもいいと思ったくらいだけど、他は本当に微妙だった。
以前の試合に続いて、お互いにとてもよく似たデッキを回してるよなと思うんだ。違いはこっちが土地を引く量をコントロールできる一方で、相手は終盤無駄牌になるカードがないってところかな。
驚くことじゃないけど、またもやあんまり有利には立てなかった。
ポカをしたゲームが取れてれば、2-1ももしかしたらできたかもしれないけど、それでも全体から受けた「厳しい」って印象を変えるほどじゃないな。
あんまり「秘密を掘り下げる者」デッキは好きになれないな。
殴っていくデッキなのに、こいつは半分コントロールで半分ビートダウンデッキなんだ。
カナディアン・スレッショルドと同じところがあると思うんだけど、カナスレも不器用なところがあって苦手なんだよね。だからあんまり好きになれなくても驚かないかな。
俺の好みのせいで、上手く使えるデッキとそうでないのがあるってのは認めるよ。で、このデッキみたいなのは大体、下手なんだ。俺は。
ビートダウンかコントロールデッキならいいよ。でもハイブリッドはやめてくれ。マーフォークデッキとか絶対に使いたくないね。
そうは言っても、こいつは成果を挙げてるデッキだ。だから俺の使い方が全然間違ってて滅茶苦茶だって可能性もあるし、相手にしてるデッキがレガシーのトーナメントでよく目にするデッキじゃないって可能性もあるな。
全く対戦相手の予想がつかない混沌とした中に持ち込むなら、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》デッキは結構いい選択肢になるんだと思う。でもドレッジ、Zoo、石鍛冶を相手にした限りでは、それほど感心する強さはなかった。
最後に相手にするのははたまた型破りになるけど、緑白マーべリックの予定だ。今度こそ有利につくといいがどうなるだろう。
LSV
コメント
使ってるカラーが同じなので、今回のシリーズは本ッッッ当に助かります。
まぁ、器用貧乏なカラーであることは間違いないですね。
嵌めゲーに持って行けるのは魅力的なんですけれど……w
ありです!
こうやってコメントしてもらえるのが翻訳記事をやる醍醐味の一つです(断言)!
確かにチメリカのような嵌めゲーと、攻撃力とを併せ持ったデッキに見えるんですが、その分やはりZooなんかは辛いですね。
最後はマーべリックと書いていますが、個人的には是非コンボを相手にしてほしいところ。ドレッジもある意味コンボですが、異次元のゲームですよね。
ですね。
というか動画の中でも言ってましたが、Zoo側から聖遺が出なかったのが意外でした。
ナカティル、タルモ、聖遺は動物園の代表格だと思ってましたが、どうも低マナ域に寄せた型みたいですね。