Running the Gauntlet  UB vs. Mono-Red
 http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-ub-vs-mono-red/
 
 「スタンの有力デッキテスト」 青黒コントロール vs. 赤単
 
 Luis Scott-Vargas 2011年11月8日
 
 いつかはやらなきゃならん相手だ。
 青黒コントロールを使うのはまあまあいいんだけど、いつかは向き合わなくちゃいけない。赤単が存在するという事実に。
 赤単に強い青黒コントロールなんて使ったことはとてもないし、今日もそれは例外じゃなかった。
 しかも悪いことに、相手はオーウェン・ツァーテンウェルド (Owen Turtenwald)だ。彼が赤タッチ緑を使ってるときは、普段なら大体勝てるんだけど。
 オーウェンのやつ、今回俺をブチのめしたら、俺がメインから人をメタってるなんて非難するのもやめてくれるかもな(オーウェンをメタってなんかないよ、ホントだよ!)。
 
 約束通り、前回の有力デッキテスト (Running the Gauntlet)で話したリストを使うよ。このサイドなら赤単に対してもいい仕事をしてくれるはずだ:
 4:《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
 4:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
 2:《幽霊街/Ghost Quarter》
 9:《島/Island》
 2:《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
 6:《沼/Swamp》
 3:《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
 1:《墓所のタイタン/Grave Titan》
 1:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
 4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
 1:《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
 4:《雲散霧消/Dissipate》
 3:《破滅の刃/Doom Blade》
 3:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
 2:《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
 4:《マナ漏出/Mana Leak》
 1:《否認/Negate》
 4:《熟慮/Think Twice》
 2:《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
 
 サイドボード
 2:《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
 2:《鋼の妨害/Steel Sabotage》
 3:《呪文滑り/Spellskite》
 3:《血統の守り手/Bloodline Keeper》
 1:《否認/Negate》
 1:《破滅の刃/Doom Blade》
 1:《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
 1:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
 1:《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
 まずはゲームを見てくれ: 

 Running the Gauntlet  UB vs. Mono-Red Match 1, Game 1
 青黒コントロール視点 (LSV) http://bcove.me/onqj0g2e
 赤単視点 (Owen Turtenwald) http://bcove.me/f100o79k
 
 (元記事 http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-ub-vs-mono-red/ )

 
 サイドボード前
 
 最初のゲームはとんとん拍子に勝ったけど(マッチ自体も取ったしね)、そこからは坂を転げ落ちるように悪くなったな。
 青黒には十分なクロックがない。特にサイドボード前は、死ぬまで1対1交換を繰り返して結局負けてしまう。
 錬金術も熟慮もアドバンテージ源としては遅すぎて、6マナ域を出すと大体それが最後の呪文になって押し切られる。
 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》を出せるのが一番だけど、それでもワームパパが出る頃には祭殿が致命的になってることが多い。
 
 サイドボーディング 数回試してみて、こんな風に入れ替えるのがいいと思った:
 IN
 2:《鋼の妨害/Steel Sabotage》
 3:《呪文滑り/Spellskite》
 1:《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
 1:《破滅の刃/Doom Blade》
 
 OUT
 2:《雲散霧消/Dissipate》
 1:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
 1:《墓所のタイタン/Grave Titan》
 1:《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》 (訳注:原文では表示されていませんが、ソースコードから黒頂点と判断)
 1:《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
 1:《熟慮/Think Twice》
 ビデオを見てくれれば、サイドボードから色々調整して苦心してるのが分かってくれると思う。特に《鋼の妨害/Steel Sabotage》を入れる価値があるのかってのは難しい。妨害を見越した相手が祭殿をサイドアウトしてくる可能性があるからね。
 それと同じく、《古えの遺恨/Ancient Grudge》を入れてくる相手に対して《呪文滑り/Spellskite》を入れるのはあんまりいい感触じゃなかった。赤単とかその派生系に遺恨が積まれてるのは珍しくないからね。
 明らかに《殴打頭蓋/Batterskull》や《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb》も同じ問題に突き当たるから、解決策はどうしたらいいかちょっと分からない(白を足さない改造案ね)。とにかく、上でやったみたいなのがプランだと思うけど、提案があれば喜んで聞きたいな。
 
 サイドボード後
 上でそれとなく言ったけど、めっちゃきつかった。
 遺恨に対して俺のサイドボードはぶれまくりだったけど、オーウェンに終始ぶちのめされたよ。
 正しい解決策を正しい順番で引けたときはいい感じなんだけど、ちょっとしたことで崩れてしまうし。
 それに、切り札がないと感じたね。こういう相性の悪いマッチアップで絶対に欲しいのは、上から叩きつけられる切り札だ。
 青白や太陽拳も最初のゲームは辛いと思うけど、《機を見た援軍/Timely Reinforcements》を入れられるからさ。援軍撃てば勝てる。
 それなのに青黒ときたら、遺恨の的になる重たいアーティファクトを入れるだけだ。やったね!
 
 考えられる解決策
 
 白をタッチしないという前提なら、出来ることは限られてる。
 《呪文滑り/Spellskite》と《殴打頭蓋/Batterskull》を入れるプランは、遺恨を積まない本当の意味での赤単にはいいと思う。
 それに、白いデッキが赤単に対して強いからね。今赤単がそれほどの勢力じゃないことと、遺恨を積んでない赤単もいることを考えれば、青黒もオワコンってわけじゃない。
 変えるとすればサイドボードに1-2枚《殴打頭蓋/Batterskull》を足すことかな。きちんと出れば赤単を倒せるし、《呪文滑り/Spellskite》も仕事ができるからね。
 
 青黒にもっと事態が好転するといいんだがね。最終的な判断はまだだけど。
 
 
 
 LSV

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