Running the Gauntlet UB vs. GW Tokens
http://www.channelfireball.com/articles/running-the-gauntlet-ub-vs-gw-tokens/
「スタンの有力デッキテスト」 青黒コントロール vs. 緑白トークン
Luis Scott-Vargas 2011年11月6日
スタンの有力デッキテストへようこそ!スタンダードをテストしていくわけだけど、当たり前のようにコントロールから始めてみることにしたよ。今回試すのはコントロール中のコントロールだ。この環境だと、まずジェレミー・ニーマン (Jeremy Neeman) がグランプリブリスベンで使って勝った青黒コントロールだね。
まずこんなリストから始めてみることにしたよ。
《神秘の指導/Mystical Teachings》を核にしたコントロール風のデッキで、こういうのにはしばらくお目にかかれてなかったね。
ほとんどフルタップせずに、《熟慮/Think Twice》、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》、《マナ漏出/Mana Leak》、《霧消の場/Dissipation Field》、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》を使って、着実にドローと打ち消しを稼いでいくんだ。
相手にとって脅威になる重たいところがたっぷり入ってるけど、ゲーム中土地をフルタップしてターンを返すことが全くないまま終えるのも難しくない。そんなデッキだ。
最初に相手にするのは、グランプリ広島でマーティン・ジュザが使って優勝した緑白トークンにすることにした:
トークンデッキを使ってるのはマット・ナス (Matt Nass)で、彼がデッキを使いなれてないってのは言っておかなけりゃならないかな。先週俺が緑白デッキをMagic Onlineのデイリーイベントで使ったときみたいに、強気にいいハンドがを求めてマリガンするべきだったところがあるかもしれない。それでも試合の大半はなるべくしてなった展開な気がするけどね。
(参考リンク LSVの緑白デイリーイベント http://www.channelfireball.com/?p=48830 )
ゲームは動画を見てくれ。
サイドボード前
緑白が繰り出してくる中でも問題は2つ:速攻で出される《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》と、プレインズウォーカーが着地してしまった場合だ。
ミラクルは《破滅の刃/Doom Blade》がきかないのが辛いし、先手2ターン目に出されると《マナ漏出/Mana Leak》を避けられてしまう。
幸いなことに、やられたのは最初のゲームだけだったけどね。そういうこともあるってことだ。
プレインズウォーカーも出されるとしんどいので、6マナ域は最速で着地させたいな。青黒コントロールは6マナクリーチャーを出せたらもう勝ってるしね。
サイドボーディング
数回試してみて、こんな風に入れ替えるのがいいと思った:
サイドボーディングでもデッキの中身は結局大して変えなかった。最大の理由は、入れる候補があんまり気に入らなかったってことかな。
俺がいかに《漸増爆弾/Ratchet Bomb》が嫌いかって話は前にしたっけ?
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は《外科的摘出/Surgical Extraction》、《記憶殺し/Memoricide》、《根絶/Extirpate》みたいな、使えないサイドボード用カードとして殿堂入りしてる連中の仲間だからだ。今年パリで、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を抜いて何か適当な青か白のカードを突っ込んでおけばベスト8に残れただろうなって確信できるくらいだ。
とは言ったものの、今回はサイドインした。まあ使えることは使えたけど、そこまで凄いってわけじゃなかったな。
《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》と《肉体のねじ切り/Wring Flesh》は明らかに良サイドだったけど、次までにはもう少し変えたいと思うところがあったから後で話すよ。
サイドボード後
どちらのデッキもそこまで劇的には変わらなかった。お互いに変えたのは、メインから入ってて強かったカードの枚数を増やしただけだったからね(俺はそれに《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を足したけど)。
3マナ域を2ターン目に出されない限り、ゲームに勝つのはサイド後も簡単だった。何せ相手の唱えるものをことごとく打ち消して、6マナ域を叩き付ければいいんだからね。
ただ繰り返しておくけど、デッキ相性が青黒に取ってお客様ってわけじゃあない。重たいところを唱えられても、絶えず打ち消し続けられるからなんであって、もちろん相手の何かいいところが着地してしまったら困ったことになってしまう。でもそんなのは1tマナクリから2tクリーチャーにつなげられたときくらいだ。
サイドボード改造
《破滅の刃/Doom Blade》をサイドに落としたのは、メインを1枚《ゲスの評決/Geth’s Verdict》に変えてみたため。
他はそんなに変わってないけど、プレインズウォーカーを処理するのに《血統の守り手/Bloodline Keeper》を試してみたいと思ったんだ。中盤置くのにいい感じのクリーチャーだと思ってね。
《鋼の妨害/Steel Sabotage》は《燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage》と《鍛えられた鋼/Tempered Steel》対策だけど、どのくらい刺さるかはまだやってみないと分からない。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で使いまわすのには軽い呪文がいいから、鋼デッキにはきっとよくきくはず。
次はメインとサイドをいじってMagic Onlineのデイリーイベントに出てみるよ。で、今のスタンで青黒がどれくらいやれるか掴みたいな(明らかに今って青白人間が流行ってるよね)。
LSV
そうそう、更新サボってた間に、ベン・スターク (Ben Stark)、デイヴィッド・オチョア (David Ochoa)、クリスチャン・カルカーノ (Christian Calcano)と3対3で戦ったんだけどね。それの初手さ。簡単に3-0できたよ。
http://www.channelfireball.com/articles/running-the-gauntlet-ub-vs-gw-tokens/
「スタンの有力デッキテスト」 青黒コントロール vs. 緑白トークン
Luis Scott-Vargas 2011年11月6日
スタンの有力デッキテストへようこそ!スタンダードをテストしていくわけだけど、当たり前のようにコントロールから始めてみることにしたよ。今回試すのはコントロール中のコントロールだ。この環境だと、まずジェレミー・ニーマン (Jeremy Neeman) がグランプリブリスベンで使って勝った青黒コントロールだね。
まずこんなリストから始めてみることにしたよ。
4:《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
4:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
2:《幽霊街/Ghost Quarter》
9:《島/Island》
2:《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
6:《沼/Swamp》
3:《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
1:《墓所のタイタン/Grave Titan》
1:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
4:《雲散霧消/Dissipate》
4:《破滅の刃/Doom Blade》
3:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
1:《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
4:《マナ漏出/Mana Leak》
1:《否認/Negate》
4:《熟慮/Think Twice》
2:《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
サイドボード
1:《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
1:《否認/Negate》
2:《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
1:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
3:《幻影の像/Phantasmal Image》
3:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
3:《呪文滑り/Spellskite》
1:《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
《神秘の指導/Mystical Teachings》を核にしたコントロール風のデッキで、こういうのにはしばらくお目にかかれてなかったね。
ほとんどフルタップせずに、《熟慮/Think Twice》、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》、《マナ漏出/Mana Leak》、《霧消の場/Dissipation Field》、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》を使って、着実にドローと打ち消しを稼いでいくんだ。
相手にとって脅威になる重たいところがたっぷり入ってるけど、ゲーム中土地をフルタップしてターンを返すことが全くないまま終えるのも難しくない。そんなデッキだ。
最初に相手にするのは、グランプリ広島でマーティン・ジュザが使って優勝した緑白トークンにすることにした:
8:《森/Forest》
4:《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》
4:《平地/Plains》
4:《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》
4:《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
4:《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》
4:《極楽鳥/Birds of Paradise》
2:《刃の接合者/Blade Splicer》
2:《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》
4:《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
2:《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
4:《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2:《迫撃鞘/Mortarpod》
3:《忘却の輪/Oblivion Ring》
3:《踏み荒らし/Overrun》
3:《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》
3:《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
サイドボード
2:《天界の粛清/Celestial Purge》
1:《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1:《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
1:《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
1:《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
2:《帰化/Naturalize》
1:《忘却の輪/Oblivion Ring》
2:《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2:《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
2:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
トークンデッキを使ってるのはマット・ナス (Matt Nass)で、彼がデッキを使いなれてないってのは言っておかなけりゃならないかな。先週俺が緑白デッキをMagic Onlineのデイリーイベントで使ったときみたいに、強気にいいハンドがを求めてマリガンするべきだったところがあるかもしれない。それでも試合の大半はなるべくしてなった展開な気がするけどね。
(参考リンク LSVの緑白デイリーイベント http://www.channelfireball.com/?p=48830 )
ゲームは動画を見てくれ。
Running the Gauntlet UB vs. GW Tokens Match 1, Game 1
http://bcove.me/2usacpri
(元記事 http://www.channelfireball.com/articles/running-the-gauntlet-ub-vs-gw-tokens/ )
サイドボード前
緑白が繰り出してくる中でも問題は2つ:速攻で出される《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》と、プレインズウォーカーが着地してしまった場合だ。
ミラクルは《破滅の刃/Doom Blade》がきかないのが辛いし、先手2ターン目に出されると《マナ漏出/Mana Leak》を避けられてしまう。
幸いなことに、やられたのは最初のゲームだけだったけどね。そういうこともあるってことだ。
プレインズウォーカーも出されるとしんどいので、6マナ域は最速で着地させたいな。青黒コントロールは6マナクリーチャーを出せたらもう勝ってるしね。
サイドボーディング
数回試してみて、こんな風に入れ替えるのがいいと思った:
IN
2:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1:《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
1:《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
OUT
1:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
2:《雲散霧消/Dissipate》
1:《否認/Negate》
サイドボーディングでもデッキの中身は結局大して変えなかった。最大の理由は、入れる候補があんまり気に入らなかったってことかな。
俺がいかに《漸増爆弾/Ratchet Bomb》が嫌いかって話は前にしたっけ?
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は《外科的摘出/Surgical Extraction》、《記憶殺し/Memoricide》、《根絶/Extirpate》みたいな、使えないサイドボード用カードとして殿堂入りしてる連中の仲間だからだ。今年パリで、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を抜いて何か適当な青か白のカードを突っ込んでおけばベスト8に残れただろうなって確信できるくらいだ。
とは言ったものの、今回はサイドインした。まあ使えることは使えたけど、そこまで凄いってわけじゃなかったな。
《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》と《肉体のねじ切り/Wring Flesh》は明らかに良サイドだったけど、次までにはもう少し変えたいと思うところがあったから後で話すよ。
サイドボード後
どちらのデッキもそこまで劇的には変わらなかった。お互いに変えたのは、メインから入ってて強かったカードの枚数を増やしただけだったからね(俺はそれに《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を足したけど)。
3マナ域を2ターン目に出されない限り、ゲームに勝つのはサイド後も簡単だった。何せ相手の唱えるものをことごとく打ち消して、6マナ域を叩き付ければいいんだからね。
ただ繰り返しておくけど、デッキ相性が青黒に取ってお客様ってわけじゃあない。重たいところを唱えられても、絶えず打ち消し続けられるからなんであって、もちろん相手の何かいいところが着地してしまったら困ったことになってしまう。でもそんなのは1tマナクリから2tクリーチャーにつなげられたときくらいだ。
サイドボード改造
2:《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
2:《鋼の妨害/Steel Sabotage》
3:《呪文滑り/Spellskite》
3:《血統の守り手/Bloodline Keeper》
1:《否認/Negate》
1:《破滅の刃/Doom Blade》
1:《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
1:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
1:《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
《破滅の刃/Doom Blade》をサイドに落としたのは、メインを1枚《ゲスの評決/Geth’s Verdict》に変えてみたため。
他はそんなに変わってないけど、プレインズウォーカーを処理するのに《血統の守り手/Bloodline Keeper》を試してみたいと思ったんだ。中盤置くのにいい感じのクリーチャーだと思ってね。
《鋼の妨害/Steel Sabotage》は《燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage》と《鍛えられた鋼/Tempered Steel》対策だけど、どのくらい刺さるかはまだやってみないと分からない。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で使いまわすのには軽い呪文がいいから、鋼デッキにはきっとよくきくはず。
次はメインとサイドをいじってMagic Onlineのデイリーイベントに出てみるよ。で、今のスタンで青黒がどれくらいやれるか掴みたいな(明らかに今って青白人間が流行ってるよね)。
LSV
そうそう、更新サボってた間に、ベン・スターク (Ben Stark)、デイヴィッド・オチョア (David Ochoa)、クリスチャン・カルカーノ (Christian Calcano)と3対3で戦ったんだけどね。それの初手さ。簡単に3-0できたよ。
《嵐霊/Sturmgeist》
《灰毛ののけ者/Grizzled Outcasts》
《夜の犠牲/Victim of Night》
《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils》
《山/Mountain》
《山/Mountain》
《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
コメント
青黒はやはり盤面に出てしまうものが問題ですね。特に先手2ターン目のミラクルがどうにも出来ないのは非常に辛いですね><
>そうそう、更新サボってた間に~
どゆこと!?
いつも素早いコメントありがとうございます!
そうですねー。それを差し置いてもドロー・ゴー戦略が取れるのは魅力なんですが……ミラクル流行ってますからねー。
このサンプル、白以外全色コントロールとか病気ですよねwww