Running the Modern Gauntlet  Next Level Faeries vs. Affinity
 http://www.channelfireball.com/articles/running-the-modern-gauntlet-next-level-faeries-vs-affinity/
 
 「モダンの有力デッキテスト」 ネクストレベル・フェアリー vs. 親和
 
 Luis Scott-Vargas 2011年10月10日
 
 オーウェンとデッキテストをするのって、それはそれは気持ちいいんだぜ。普段ならな。
 大体オーウェンをこてんぱんにやっつけて、そこから調整を始めるんだ。
 でも今日はやっつける側とやっつけられる側が逆だった。まあ、自分の目で確かめてくれよな。
 
 今日の対戦カードはフェアリー対親和だ。フェアリーデッキのリストは前回と同じものだよ。
 3:《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
 4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
 2:《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
 3:《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
 2:《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
 4:《謎めいた命令/Cryptic Command》
 3:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
 4:《流刑への道/Path to Exile》
 4:《ルーンのほつれ/Rune Snag》
 3:《呪文嵌め/Spell Snare》
 2:《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
 2:《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
 3:《繁殖池/Breeding Pool》
 2:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
 7:《島/Island》
 4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
 4:《変わり谷/Mutavault》
 4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
 
 サイドボード--- 15
 1:《瞬間凍結/Flashfreeze》
 1:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
 2:《否認/Negate》
 2:《クローサの掌握/Krosan Grip》
 1:《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
 2:《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
 1:《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
 2:《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
 2:《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
 1:《不忠の糸/Threads of Disloyalty》

 
 オーウェンが使ったのは赤単親和。何が何枚入ってるか正確には知らないけど、《感電破/Galvanic Blast》が最低11枚は入ってたと思うよ。
 
 ゲームは動画を見てくれ。

 Running the Modern Gauntlet  Next Level Faeries vs Affinity Match 1, Game 1
 LSV(フェアリー視点) http://bcove.me/o2cc2k60
 オーウェン(親和視点) http://bcove.me/29jstsku

 (元記事 http://www.channelfireball.com/articles/running-the-modern-gauntlet-next-level-faeries-vs-affinity/ )

 
 サイドボード前
 
 きっつかった。
 1ゲーム目がこれほどまでに不利だとは思わなかった。《感電破/Galvanic Blast》で夢も希望もないほど追い込まれたんだ。
 親和がとどめのカードを多く手に入れたことでこれほど試合運びが変わるとは。
 昔、青入りのコントロールデッキは盤面を膠着させられれば、すぐに勝てたのにね。
 必要なのは序盤の猛攻をしのぐことで、絶対に《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》が強襲してきて突然死しないように気をつけさえすれば、こちらのペースに持ち込めた。以前は。
 でも今は違う。
 見てくれ。盤面で完璧に押し勝っていても、単純に火力で押し込まれて何回も何回も負けた。
 それに、打ち消しがほとんど機能しない上に長期戦向けのカードが多いもんだから、1戦目は明らかに不利だな。
 
 
 サイドボーディング
 
 数回試してみて、こんな風に入れ替えるのがいいと思った:

 IN
 2:《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
 2:《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
 2:《クローサの掌握/Krosan Grip》
 2:《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
 
 OUT
 4:《ルーンのほつれ/Rune Snag》
 2:《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
 2:《知識の渇望/Thirst for Knowledge》

 
 《不忠の糸/Threads of Disloyalty》と《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》も是非欲しかったんだけど、4マナを増やしたくないし、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》に《謎めいた命令/Cryptic Command》を減らすのも嫌だったんだ。
 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》はそのままでいいけど、《ルーンのほつれ/Rune Snag》は使い物にならない。《機を見た援軍/Timely Reinforcements》は強いと思う(言うまでもなく《クローサの掌握/Krosan Grip》に《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》もね)。
 
 サイドボード後
 フェアリー有利になるかと思いきや、ご覧の通り、オーウェンはロバート・プラントの全盛期みたいにロックでブンブンだった。
 オーウェンの回りが良すぎたのか。それともフェアリーにとって、この組み合わせは相性が良くないかもしれない(自分で判断してみてくれ)。
 実際、親和の速いクロック、《血染めの月/Blood Moon》、火力、《血染めの月/Blood Moon》、フェアリーの対親和用サイドボードが青以外を使うこと(要するに《血染めの月/Blood Moon》が悪い)、こういう要素がまとめてあるせいで、酷く厳しい相性になってしまうんだ。
 本当に何枚も何枚も《感電破/Galvanic Blast》を持たれているように感じたけど、こちらのドローだって良かった。《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》を引けた時には早く出し過ぎて失敗したけどさ。
 この相性を改善したいなら、3枚目の禍汰奇を取るか《石のような静寂/Stony Silence》がいいかもしれない。合計3枚にすればね。
 《血染めの月/Blood Moon》はそれでも面倒だけど、ヴェンセールが隙を作ってくれるし、《撤廃/Repeal》も選択肢に入るだろう。

 親和のデッキとしての実力が本物で、親和相手をもっとやるべきなのは今日のゲームからも分かったと思う。
 明日はマット・ナスに得意分野を見せてもらおう。つまりコンボを相手にするってことだよ!
 
 
 
 LSV

コメント

douzo村長&ピザ@
2011年10月16日15:11

翻訳記事参考にさせて頂いております。
勝手ですがリンクさせていただきました。
宜しくお願いいたします。

Taku
2011年10月19日0:40

> douzo&ピザ@さん

どうもです!お返事遅れてすみません。
こちらからもリンクさせていただきますね。

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