【翻訳】イニストラード・レビュー 白 part3 (by LSV)
2011年9月30日 翻訳 コメント (6)◆ part 3
イニストラードレビュー 白
Innistrad Set Review White
Luis Scott-Vargas, 2011年9月25日
http://www.channelfireball.com/articles/innistrad-set-review-white/
イニストラードレビュー 白
Innistrad Set Review White
Luis Scott-Vargas, 2011年9月25日
http://www.channelfireball.com/articles/innistrad-set-review-white/
《深夜の出没/Midnight Haunting》
構築1.0点
《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》が《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》じゃないみたいに、こいつは《幽体の行列/Spectral Procession》じゃない。使われるのはリミテッド限定になるんじゃないかな。
リミテッド3.0点
ほとんどのセットで1/1が2体いるより2/2が1体いる方が往々にしていいものだけど、トークンを2体以上並べてできる面白いことはいっぱいあるからね。
上手く作れれば2/1先制攻撃よりも良いこともあるかもしれない。でも寄せられなければ2/1先制攻撃の方がやっぱりいいだろうな。
《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
構築2.0点
最初見たとき強そうには思わなかったけど、ミケウスさんは2マナ~∞の間でコスト調節して出せるのが中々いい。
早いうちに出せるコストで出しておいてもいいし、遅くに余ったマナを注ぎ込んでもうまい。
盤面では放っておけない脅威で、一端出てしまえばマナを必要としないのもいいね。
こいつ自身のプレッシャーのかけ方は気に入った。それに他にクリーチャーがいなくても、こいつ自身で殴ることができるもんね。
リミテッド4.0点
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》に5/5で殴れるクリーチャーがついてくる?
その話、乗った!
理想的には4,5マナで出したいけど、2~3ターン目に出しても悪くない。
こいつのためだけに色をタッチしてもいいだろうな。見て流すことまずないね。
《勇壮の時/Moment of Heroism》
構築1.0点
このカードで勇壮するのは時間の無駄遣い。構築でもダメだね。
構築で使いたいと思える強化呪文ってないんじゃないかな。
リミテッド2.0点
ダメージレースを制するには十分だけど、白のメインテーマである、小型の生き物を並べるってのとは上手く噛み合わないんじゃないかな。
ダメージレースで優位に立てるのは大きいけど、戦略と合致しないのは苦しい。
白いデッキに非クリーチャー呪文、たくさんは入らないよ。こいつが入る隙間はあるかね?
《金輪際/Nevermore》
構築1.0点
こういう効果って気に入った例がないな。《翻弄する魔道士/Meddling Mage》よりも1マナ重くなっても別に嬉しくない。間違いなく使わない一枚。
リミテッド0.5点
何枚も同じフラッシュバックカードを使われたら(そう、《小悪魔の遊び/Devil’s Play》ってカードのことな!!)、入れてもいい……?ごめんやっぱり入れないわ。
《幻月/Paraselene》
構築1.0点
最後のエンチャントをぶち破れ~
リミテッド0.5点
サイドボードから入れて相手を吹き飛ばしてみてもいいかもな。でもメインデッキには入れるなよ。いいか絶対だぞ?
《墓場の浄化/Purify the Grave》
構築2.0点
白に《棺の追放/Coffin Purge》が入るとはね、中々興味深い。
リアニに対する回答としては優秀だ。でもリアニなんて久しく見てないもんな。《棺の追放/Coffin Purge》が使われた時代に比べると墓地対策も隔世の感があるよ。
リミテッド0.5点
墓地利用を何枚も使われて、《堀葬の儀式/Unburial Rites》まで見たらサイドボードから入れてもいいかもしれない。
《農民の結集/Rally the Peasants》
構築1.0点
この結集は出来損ないだ。構築では使えないよ。ノーチャン。
リミテッド1.0点
多色のフラッシュバックカードが並ぶ中で、こいつを使いたいと思うデッキはとっても限られてくる。
攻撃的な効果だから、色をタッチして使いづらいってのが更に入るデッキを選んじゃうんだよなぁ。でもつまりそれって、白赤トークンでこのカードを使いたいと思ったら非常に安く取れるって意味でもあるからね。使えば使ったで受けきれないダメージを稼げるカードだからさ。
《叱責/Rebuke》
構築1.0点
構築で使いたいって人がいたら叱責してやらにゃならん。強くはない。
リミテッド3.0点
他の亜種と違って、《叱責/Rebuke》は唱えられるだけの土地を立てておいても、握ってるのがばれない軽さだ。
相手に知られても、3マナ立てておき続けたって大抵のターンじゃあっぷあっぷすることもないだろう。殴りかかってきたら何でも倒せるしね。
上手なプレイヤー相手だと、システムクリーチャーに手が出せなくてやきもきするかもしれないけど、無条件の除去はセット全体でみて貴重だ。
《無私の聖戦士/Selfless Cathar》
構築1.0点
起動に2マナ必要で安心した。マナが要らなかったら血迷って構築で使おうとする人が出てくるところだ。
でも2マナもいるんならその心配はご無用だよね。
リミテッド1.0点
トークンデッキで使うにしてもちょっと苦しくないか。
使えば使っただけのことはするんだよ。《物騒な群衆/Unruly Mob》が強くなるし、《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry》が変身するし、並べたクリーチャーが強くなる。でもしょっちゅう使いたいと思うカードじゃないんじゃないかな。
デッキの方向性がはっきり絞れれば、それだけ使う確率も上がるかな。こいつが入るか入らないかってのが、テーマのあるデッキかそうでないかのいい目安になると思う。
《銀筋毛の狐/Silverchase Fox》
構築1.0点
エンチャントを割るのに2マナ余分に支払うとな。《古の法の神/Kami of Ancient Law》に土下座するレベル。
リミテッド2.0点
まあ見たままだよ。熊じゃなくてキツネだけど。能力もさりげなく嬉しい。
2/2として使うことが多いだろうけど、それなりに呪いや《信仰の縛め/Bonds of Faith》を割る機会もありそうだ。
《忌まわしきものの処刑者/Slayer of the Wicked》
構築1.0点
もう1マナ軽かったらなあ!
宿命として《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》や、他の4マナと競わなきゃいけないんだが、勝てるはずがなかった。
3マナだったら隙間を埋めるカードとしてそこそこだったかもしれないのに。リミテッドではこいつ自身が忌まわしいくらいなのにな。
リミテッド4.0点
《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》が戻ってきた。なんと今回はきれいなカヴーだ!
相手がいなくて能力がスカることもあるだろうけど、相手にする忌まわしき者はどんな色でも大体出てくるだろう。つまりこいつはただ強ってことだ。
早めに取ってこいつのためだけに色を散らそう。それだけの価値がある。
コメント
あははw
翻訳をがんばってる人が何故かあんまりマジックできない不思議。
ボクも色々書いてる割には、MOで始まるまではあんまりできないです。
いつも、読ませて頂いていました。リンクさせて頂きましたのでよろしくお願いします。
そうですねえ。あじゃにゃんの強さは触りにくいPWというカードタイプによるところが大きかったと思うので……まあこちらは柔軟性を買ってでしょうか。
> listenerさん
MOはやきもきするでしょうね。
しかしlistenerさんは常に満喫している印象です。ご自分で色々考察しているからこそ、強くなれるんだと思います。
> なゆたさん
ありがとうございます!
最近DNに移ってこられたのですね。これからもよろしく!