中野FNM：久々まじっく

2011年9月9日 MtG コメント (5)

◆　解放された者、Takuは久々のFNMへと向かったー

　デッキはお気に入りのツインポッド。マイナーチェンジあり。
　本格的に弄る時間がなかったともいう。

　

　緑---12
　4:《極楽鳥/Birds of Paradise》
　4:《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
　3:《酸のスライム/Acidic Slime》
　1:《最後のトロール、スラーン/Thrun， the Last Troll》
　
　赤---5
　1:《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
　4:《欠片の双子/Splinter Twin》
　
　青---11
　1:《幻影の像/Phantasmal Image》
　4:《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
　2:《霜のタイタン/Frost Titan》
　4:《思案/Ponder》
　
　アーティファクト---8
　2:《呪文滑り/Spellskite》
　1:《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
　1:《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》
　1:《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
　3:《出産の殻/Birthing Pod》
　
　土地---24
　3:《森/Forest》
　2:《山/Mountain》
　4:《島/Island》
　4:《銅線の地溝/Copperline Gorge》
　4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
　4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
　3:《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
　
　サイドボード---15
　3:《電弧の痕跡/Arc Trail》
　3:《瞬間凍結/Flashfreeze》
　1:《最後のトロール、スラーン/Thrun， the Last Troll》
　1:《崖の暴君、カズール/Kazuul， Tyrant of the Cliffs》
　1:《焼却/Combust》
　2:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
　1:《外科的摘出/Surgical Extraction》
　2:《自然の要求/Nature’s Claim》
　1:《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion》
　

　相変わらず汚いサイドボード。
　しかし双子デッキであると同時に殻デッキでもあるツインポッドはその性質上、コンボパーツ、マナ加速、クリーチャー密度のどれか一つでも大幅に変えると極端に気難しくなるデッキなので、「どんなデッキにも微調整できる」サイドボードを追及していくとこうなりました。
　メタがしっかり読めているなら、もうちょっとはっきりとしたサイドボードが取れるかと（メインも）。

　《瞬間凍結/Flashfreeze》は、役割を考えると《マナ漏出/Mana Leak》でいいような気がしてならないのですが、まあ確定カウンターなので採用。しかしサイドインしたことはほとんどない……何を抜くか非常に困るのも一因です。

　時間ギリギリで急に参加人数が増え、8人公式戦に。
　

　1回戦　ムームーさん　中野式土地単（青白緑）　○○

　殺意の赤単かと思い不安だったけれど、土地単だった。どちらにせよあまり有利なマッチアップではないのがキツい（特にサイド後）。

　game 1　青、赤、緑を出せる土地が揃った時点で「あーそのデッキね」と看破される。バレテーラwww　ガラクでアドアドされるも、手札に総督、双子、ウラブラスクが揃う。DoJかギデオンの避雷針として、走れウラブラスク！返しでギッデヲーン！が着地し暗殺されるも（ここまで予定調和）、その隙に総督を着地させ青マナを縛り、双子で北斗有情破顔拳。相手は死ぬ。

　土地単相手にサイド後入れるものがないのが、《瞬間凍結/Flashfreeze》を《マナ漏出/Mana Leak》にしようかと思った理由だ！
　OUT　《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
　IN　《最後のトロール、スラーン/Thrun， the Last Troll》

　game 2　コブラは即バラバラに（予定調和）。探検2連続と強い引きを見せつけられるが、ムームーさんの土地が3枚で詰まる。というわけで酸スラと青タイタンコース。早いターンの青タイタンはえぐいとしか言いようがない。

　その後フリーでやったら普通に回られたり、こちらの土地が詰まったりしてやられた。
　やはり中野式土地単は強い。マッチは多分運が良かっただけ。

　無限ライフコンボ入りソウルシスターズ　○○

　始まる前に、「いやーメインからガンメタなので謝っておきます ^^;」と、煽りでもなく本当に申し訳なさそうな口調で言われる。いいぞこれぞ中野！！燃えてきたぜ！！
　でもフリプに夢中で周りを見ていなかったので、何が入っているのかちょっぴり不安でした（だから情報収集は念入りにしろと……フリプが楽しすぎるのがいけない！）

　game 1　2t呪文滑り。なるほど。3t縫合の僧侶。なるほどなるほど。無限トークン出したら俺が死ぬと。ドヤ顔で出したマスティコアに遺物囲い。
　……ガンメタ理解。
　しかもよりによって引きが、極楽鳥3枚。手札に双子3枚。
　変形者を引かれたら割とサヨウナラで、しかもメインにマスティコア以外クリーチャー除去がないため（だから赤タイタンを刺しておけと……）、ごり押しするしかない！というわけで果敢なるコブラ&山峡ビート。
　これがびっくりするほど効いて、山峡が何と9/9まで育ち、ライフを追い込んで総督ビートにて勝ち。

　メイン取れちゃったよ……
　OUT　《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》, 《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》, 《欠片の双子/Splinter Twin》*2
　IN　《自然の要求/Nature’s Claim》*2, 《電弧の痕跡/Arc Trail》*2

　双子は決まったらラッキーくらいに思おう。滑り、遺物囲い、リング、僧侶とガンメタされてる中、無理に決めようとするロスの方が大きいはず。でも無限を決められたときの希望のために2枚は残しておく。

　game 2　相手のデッキ的に全除去はないだろうと思って展開していたら、普通にDoJにて流される。でも返しでコブラからの青タイタン。そして幻影の像で青タイタンをコピー。最大4体までのクリーチャーを封殺って強いですねー。

　原初のビートダウンを制してしまったようだな。
　ま、これも相手の引きに助けらました。

　べーけんさん　バント出産の殻　×○○

　奇しくも決勝は殻vs.殻か……。
　しかもLSVの翻訳を手掛けた自分が青赤緑で、相手がバントだというwww
　でもレシピはLSVのものとかなり違い、アグロ寄りの構成でした。べーけんさんの記事を見てみてください。方向性は違うながらかなり完成度の高いレシピ。

　隣のサンガさんがキレソー発言連呼してて怖いんだけど。

　game 1　お互い1マリ。遅めの手札を土地があるからとキープしたら、相手は鳥→接合者→白英雄のドブン。殻デッキの白英雄が強すぎることを痛感した。ワンパン12点とかね……ハハハ……。

　サイドボーディングが超難しい。多分相手もそう思ってるだろうけど。
　OUT　《呪文滑り/Spellskite》*2, 《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》, 《最後のトロール、スラーン/Thrun， the Last Troll》
　IN　《自然の要求/Nature’s Claim》*2, 《焼却/Combust》, 《電弧の痕跡/Arc Trail》

　game 2　お互いに、ばっぱらスタート。相手は接合者を出してなんだかデジャビュですが、今回はこちらに鳥とコブラがいる。というわけで3t酸スラ、4t青タイタンで土地を縛る。酸のスライムに双子をつけ、トークンを食べて青タイタンへ変身。さらに幻影の像で青タイタンを追加とよくわからない盤面になって、タップ祭りで勝ち。

　これはマナクリーチャーを引いてブンした方が勝つわ。

　game 3　べーけんさん痛恨のダブマリ！こちらはゆっくりながら、コンボパーツが両方手札にある状態でスタート。素でエリシュ・ノーンが出てしまうほどのマナクリーチャーを並べられるが、何も引かなかったらしく、こちらの4t北斗有情破顔拳にて決着。

　というわけで3-0、優勝しました！
　やっぱり嬉しいですね。
　なんだか久々にマジックをやって、3戦を終えたら気が抜ました。頭の疲れが心地いいです。

　こうしてまとめてみるとやはり、総督＋双子は言うほど決まってません。
　往々にして酸のスライムに双子をエンチャントしてることもかなり多いです。
　ある意味で場当たり的な展開、言いかえれば柔軟なのが売りでしょうか。

　海外では総督＋双子コンボを抜いて、赤英雄、火花魔道士、ドローなんかを増量したタイプも安定性と柔軟性を売りに活躍していますが、このあたりは一長一短かと思います。個人的には殻にも双子にも頼りきらず、お互いがシナジーを生み出すこの形が好きですね。
　メタられると辛いのは同じですから。だったらワンチャン、デカいワンチャンの方がいいだろう？なんてね。

　帰りに聞いたところによると、明日も何かイベントがあるのだとか。
　中野とか近場ではあるのかなー。
　どこか遠出してみるのも良さそうなので、お出かけ日和なら知らないところでも繰り出してみようかしら。今日はできなかったEDHができるといいな！

　ちなみに今見たらヒット数が100000を超えておりました。
　皆様足を運んでいただきありがとうございます。
　これからも、少しでも楽しんでもらえるような更新を心がけていきますので、末永くお付き合いいただければ嬉しいなーと。

　嬉しくてお酒が進みました。