Running the Gauntlet Cawblade vs Splinter Twin
http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-cawblade-vs-splinter-twin/
「スタンの有力デッキテスト」 カウブレード vs. 欠片の双子
Luis Scott-Vargas 2011年8月15日
カウブレード編だ!
前回カウブレードと純鋼のどちらが見たいか皆に聞いてみたけど、反応はどっちもどっちだったな。
何でもいいからカウブレードだけはやめてくれって人、強い純鋼デッキが見たいっていう人、カウブレードをテストしないなんておかしいって人、それぞれがかなりの数がいたんだ。
間を取って妥協して、こんな風にしたいと思う。
今週はカウブレードをスタンの猛者相手に試すけど、その間に純鋼デッキでトーナメントにも参加してみようと思う。
もう手に馴染んでるカウブレードを調整しながら、純鋼デッキの使い勝手を試してみるってのは妥当に思えるな。
というわけで、今日はカウブレード対欠片の双子をやるよ。明日は純鋼デッキで8人トーナメントを戦ってみた結果を報告して、それからカウブレードをお送り。時間があれば純鋼も試してみる。どうだい、満足かな?
Matt Nass(それ以外に誰がいるってんだ!)は双子デッキはおかしな強さって確信してるらしくてね。今回はそれを証明する機会ってわけだ
先週のアメリカ選手権ではトップ8直前で負けてたけど、彼のデッキ自体はとても強かった。
Nassの使ってるデッキは下を見てくれ(アメリカ選手権を戦ったのと基本同じリストだ):
こちらが俺の使ったカウブレード:
ゲームは動画を見てくれ。
http://bcove.me/ku6qtglz
(元記事 http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-cawblade-vs-splinter-twin/)
サイドボード前
サイドボード前のゲームに有利はつかなかったけど、まったくフルボッコで手も足も出ないってわけでもなかった。
《乱動への突入/Into the Roil》、《四肢切断/Dismember》、《マナ漏出/Mana Leak》、《呪文貫き/Spell Pierce》はちゃんと刺さるカードだから、この妨害4種類とクロックがちゃんと引ければ、相手の対抗策を超えることは可能だ。
でも問題もある。
第一に、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を使ってる相手だと、展開で先を取るか《エメリアの天使/Emeria Angel》を出さないといけない。鷹戦隊が全部《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》1体に落とされちゃうからね。
第二に、こちらの手札が何枚も腐った場合でも、相手のデッキには無駄牌がないってことだ。
ブラフが重要になるかな。それに必要な時にはタップアウトするのも大切だね。
ギデオンや《エメリアの天使/Emeria Angel》をプレイせざるを得ないときもあるよ。コンボパーツを気にしても、揃ってる時は揃ってるんだから仕方ない。
でも一方で、手札に何もなくても何もせずに構えて、相手のぶっぱを牽制してみるのもありだ(場に数ターンでゲームを終わらせられるだけのプレッシャーがいるの前提でだけどね)
どっちにしても、サイドボード前は《欠片の双子/Splinter Twin》有利だと思うかな。
サイドボーディング
サイドボード後
さあ形勢逆転だ。
意味のなかったカードを全部入れ替えて、0マナカウンターと2マナのクロックを追加だ。
《蒼穹の魔道士/Azure Mage》は殴れる上に、マナを立てておくだけでご褒美をくれる素敵な奴だ。双子戦では常にマナを立てて構えたいので、ガッチリ噛み合うのが嬉しい。
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は《倦怠の宝珠/Torpor Orb》に比べるとかなり、大分、本当に弱いけど、早い段階で出せれば十分仕事はするだろう。カウンターが3つ乗ればこちらも強気に動けるからね。
一方双子側はサイドボードで入れ替えるものがあんまりない。
しかも《呪文滑り/Spellskite》対策で、《よじれた映像/Twisted Image》を2枚ほど残しておかなきゃならないというのも辛いところだ。
サイドボード後のゲームはずっと楽になったので、全体としての相性はこちらに有利だと思う。
アメリカ選手権前にやったテストでもそういう結論に落ち着いた。Matt Nassの考えは真逆かもしれないけどね。
でもそれが全く間違ってるってわけじゃない。カウブレードで双子に一番効く《精神的つまづき/Mental Misstep》や《蒼穹の魔道士/Azure Mage》の2種類を何枚も取ってるデッキは多くないからね。
それにこのマッチアップはプレイングに拠るところも大きいからさ。俺はMatt Nassほど上手くない人の双子に当たったけど、Matt Nassもあんまり上手くないカウブレードに当たったんじゃないかな。
もちろん、彼の言い分も聞いてみたいところだけどね!(冗談、冗談、3マッチは大した数じゃないからね。勝ったとしてもさ)
ゲームの相性と考察
カウブレードが好きなら、こいつは朗報だ。
双子との相性は悪くないぞ!
そこまで重要ってわけじゃないかもしれないけど、《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》デッキの相性もそこまで変わらないと思う。《四肢切断/Dismember》はゴミになるけど、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》、《呪文貫き/Spell Pierce》、《乱動への突入/Into the Roil》は良相性だ。
明日は純鋼デッキの結果をお届け!その後でカウブレードをお送りするよ!
LSV
http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-cawblade-vs-splinter-twin/
「スタンの有力デッキテスト」 カウブレード vs. 欠片の双子
Luis Scott-Vargas 2011年8月15日
カウブレード編だ!
前回カウブレードと純鋼のどちらが見たいか皆に聞いてみたけど、反応はどっちもどっちだったな。
何でもいいからカウブレードだけはやめてくれって人、強い純鋼デッキが見たいっていう人、カウブレードをテストしないなんておかしいって人、それぞれがかなりの数がいたんだ。
間を取って妥協して、こんな風にしたいと思う。
今週はカウブレードをスタンの猛者相手に試すけど、その間に純鋼デッキでトーナメントにも参加してみようと思う。
もう手に馴染んでるカウブレードを調整しながら、純鋼デッキの使い勝手を試してみるってのは妥当に思えるな。
というわけで、今日はカウブレード対欠片の双子をやるよ。明日は純鋼デッキで8人トーナメントを戦ってみた結果を報告して、それからカウブレードをお送り。時間があれば純鋼も試してみる。どうだい、満足かな?
Matt Nass(それ以外に誰がいるってんだ!)は双子デッキはおかしな強さって確信してるらしくてね。今回はそれを証明する機会ってわけだ
先週のアメリカ選手権ではトップ8直前で負けてたけど、彼のデッキ自体はとても強かった。
Nassの使ってるデッキは下を見てくれ(アメリカ選手権を戦ったのと基本同じリストだ):
4:《思案/Ponder》
4:《定業/Preordain》
4:《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
4:《欠片の双子/Splinter Twin》
4:《払拭/Dispel》
4:《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision》
3:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
3:《よじれた映像/Twisted Image》
2:《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
2:《乱動への突入/Into the Roil》
4:《ハリマーの深み/Halimar Depths》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3:《乾燥台地/Arid Mesa》
5:《山/Mountain》
5:《島/Island》
サイドボード
2:《否認/Negate》
2:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
1:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
3:《焼却/Combust》
3:《二股の稲妻/Forked Bolt》
2:《核への投入/Into the Core》
2:《変異原性の成長/Mutagenic Growth》
こちらが俺の使ったカウブレード:
4:《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
2:《エメリアの天使/Emeria Angel》
1:《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
1:《太陽のタイタン/Sun Titan》
2:《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
4:《定業/Preordain》
3:《マナ漏出/Mana Leak》
3:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
3:《四肢切断/Dismember》
3:《乱動への突入/Into the Roil》
2:《呪文貫き/Spell Pierce》
2:《審判の日/Day of Judgment》
2:《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
4:《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4:《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
4:《地盤の際/Tectonic Edge》
3:《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
2:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《乾燥台地/Arid Mesa》
4:《島/Island》
3:《平地/Plains》
サイドボード
4:《瞬間凍結/Flashfreeze》
2:《精神的つまづき/Mental Misstep》
2:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
2:《蒼穹の魔道士/Azure Mage》
2:《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
1:《審判の日/Day of Judgment》
1:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
1:《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity》
ゲームは動画を見てくれ。
http://bcove.me/ku6qtglz
(元記事 http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-cawblade-vs-splinter-twin/)
サイドボード前
サイドボード前のゲームに有利はつかなかったけど、まったくフルボッコで手も足も出ないってわけでもなかった。
《乱動への突入/Into the Roil》、《四肢切断/Dismember》、《マナ漏出/Mana Leak》、《呪文貫き/Spell Pierce》はちゃんと刺さるカードだから、この妨害4種類とクロックがちゃんと引ければ、相手の対抗策を超えることは可能だ。
でも問題もある。
第一に、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を使ってる相手だと、展開で先を取るか《エメリアの天使/Emeria Angel》を出さないといけない。鷹戦隊が全部《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》1体に落とされちゃうからね。
第二に、こちらの手札が何枚も腐った場合でも、相手のデッキには無駄牌がないってことだ。
ブラフが重要になるかな。それに必要な時にはタップアウトするのも大切だね。
ギデオンや《エメリアの天使/Emeria Angel》をプレイせざるを得ないときもあるよ。コンボパーツを気にしても、揃ってる時は揃ってるんだから仕方ない。
でも一方で、手札に何もなくても何もせずに構えて、相手のぶっぱを牽制してみるのもありだ(場に数ターンでゲームを終わらせられるだけのプレッシャーがいるの前提でだけどね)
どっちにしても、サイドボード前は《欠片の双子/Splinter Twin》有利だと思うかな。
サイドボーディング
IN
2:《精神的つまづき/Mental Misstep》
1:《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity》
1:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
2:《蒼穹の魔道士/Azure Mage》
2:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
OUT
2:《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
2:《審判の日/Day of Judgment》
2:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
1:《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
1:《太陽のタイタン/Sun Titan》
サイドボード後
さあ形勢逆転だ。
意味のなかったカードを全部入れ替えて、0マナカウンターと2マナのクロックを追加だ。
《蒼穹の魔道士/Azure Mage》は殴れる上に、マナを立てておくだけでご褒美をくれる素敵な奴だ。双子戦では常にマナを立てて構えたいので、ガッチリ噛み合うのが嬉しい。
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は《倦怠の宝珠/Torpor Orb》に比べるとかなり、大分、本当に弱いけど、早い段階で出せれば十分仕事はするだろう。カウンターが3つ乗ればこちらも強気に動けるからね。
一方双子側はサイドボードで入れ替えるものがあんまりない。
しかも《呪文滑り/Spellskite》対策で、《よじれた映像/Twisted Image》を2枚ほど残しておかなきゃならないというのも辛いところだ。
サイドボード後のゲームはずっと楽になったので、全体としての相性はこちらに有利だと思う。
アメリカ選手権前にやったテストでもそういう結論に落ち着いた。Matt Nassの考えは真逆かもしれないけどね。
でもそれが全く間違ってるってわけじゃない。カウブレードで双子に一番効く《精神的つまづき/Mental Misstep》や《蒼穹の魔道士/Azure Mage》の2種類を何枚も取ってるデッキは多くないからね。
それにこのマッチアップはプレイングに拠るところも大きいからさ。俺はMatt Nassほど上手くない人の双子に当たったけど、Matt Nassもあんまり上手くないカウブレードに当たったんじゃないかな。
もちろん、彼の言い分も聞いてみたいところだけどね!(冗談、冗談、3マッチは大した数じゃないからね。勝ったとしてもさ)
ゲームの相性と考察
カウブレードが好きなら、こいつは朗報だ。
双子との相性は悪くないぞ!
そこまで重要ってわけじゃないかもしれないけど、《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》デッキの相性もそこまで変わらないと思う。《四肢切断/Dismember》はゴミになるけど、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》、《呪文貫き/Spell Pierce》、《乱動への突入/Into the Roil》は良相性だ。
明日は純鋼デッキの結果をお届け!その後でカウブレードをお送りするよ!
LSV
コメント
カウブレ考察はちょっと気になってたのでタイムリーでしたねw
>ひ
寝れててやる気があるなら大丈夫そうですね~
何だかんだで仕事してくれるので最近はメインに居座ってたりww
いつもコメントありがとうございます~。
何でもアメリカ選手権はカウブレードがぶいぶい言わせてたそうですし気になりますよね!
いつの時代も存在する筆頭といえば白ウィニーらしいですが、青白コン(クロックパーミだけど)も負けず劣らずいますなあ……。
暑すぎて、本人は割と本気で倒れこんで眠りこけたいですwwwww
体調崩れないかなwwwww
ヴィンテージでもワンチャンあるらしいので結構やる子なのではと最近思ってます
なん……だと……?ヴィンテージでだと!?
知りませんでした。目から鱗ですわー。
LSVの構築1.0点は辛口すぎですねwwwww