【翻訳】基本セット2012・レビュー 白 (by LSV)
2011年7月16日 翻訳 コメント (6) M12 Set Review White
Luis Scott-Vargas, 2011年7月11日
「基本セット2012・レビュー 白」
http://www.channelfireball.com/articles/m12-set-review-white/
新しいセットが出たってことは、レビューの時間だ!
こいつは基本セットだから大半が一年前のカードの再録だけど、でも全部のカードをレビューするよ。構築もリミテッドも環境は大きく変わったからね。
前にレビューした時の繰り返しになるけど、もう一度下にのっけとくよ:
いつも通り、5段階尺度で評価していくんだけど、リミテッドについてはちょっと言っておきたいことがある。
Wizards of the CoastのR&Dが使ってる評価システムを使うことにしたんで、本家とどう違うかは明確にしておきたい。
評価尺度に「絶対に使う」と「そのカードのためだけに色を散らす」って2つがあるんだけど、そこまで厳密に考えないでくれ。
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》とか《胆液の水源/Ichor Wellspring》はどんなデッキでも使うだろうけど、5点かって言われるとそんなことないじゃない?
数字で評価するのは好きだけど、ちゃんとそれぞれのカードに何でその評価をつけたのか説明するから、単に数字だけ見て先に進まないでくれ。
よし、じゃあ見ていこう!
《神盾の天使/Aegis Angel》
構築1.0点
えるしってるか。タイタンシリーズが続投だ。
《太陽のタイタン/Sun Titan》がいるスタンダードで、こいつの盾を警戒する必要はないだろうね。5/5で自分自身も守れないなんて、タイタンと比べると天使(笑)って感じ。
リミテッド4.0点
テキストに何と書かれているとか関係なく、隅っこの方に5/5って書いてあるのは偉い。
既に何回か使われてるのを見たけど、能力が役に立ってたことはなかった。見て流すことはないと思うけど、超強力ボムってほどでもないね。
《雪花石の魔道士/Alabaster Mage》
構築1.0点
魔道士サイクルはリミテッドで超強いけど、構築で使われるとはとてもとても。
リミテッド3.0点
この環境は超速い攻撃的環境だ。白をやっててこいつが取れたら、サイドに入れておくなんて考えられない。
除去や回避能力持ちより優先することはないけど、十分強いカードだ。
《天使の運命/Angelic Destiny》
構築1.0点
パワーでオーラが上がるって?構築で使われないことを運命づけられてるって言ってもいいだろう。
クリーチャーを強化したいなら、環境に装備があるんだから。
こいつが神話枠を占めてるってのが奇妙に思えるんだけど、まあ何が起きるかなんて分からないもんだね。
リミテッド4.0点
妨害手段は山とあれど(《送還/Unsummon》《平和な心/Pacifism》《忘却の輪/Oblivion Ring》《精神の制御/Mind Control》《霊気の達人/AEther Adept》エンチャント除去)、これ自体を何とかできなければ、別のアックザーン!が舞い降りるんだぜ?
《天使の慈悲/Angel’s Mercy》
構築1.0点
お慈悲ですから再録はしないでください。毎年レビューしなくてすむんで。
リミテッド0.5点
フォーマットは前のめりっぽいけど(確信があるね)、こいつはソリューションにはならない。
メインデッキに積むのはありえない。《溶岩の斧/Lava Axe》デッキを相手にしてるとき専用のサイドに落ち着いたとして何ら驚かないね。
《大石弓の精鋭/Arbalest Elite》
構築1.0点
小さいサイズと重い起動コスト。大石弓は構築向けじゃないらしい。
大きくないフツーの石弓を装備するべきだったんじゃない?
リミテッド3.5点
《重バリスタ部隊/Heavy Ballista》に比べると冗談みたいな性能だ。
《重バリスタ部隊/Heavy Ballista》こそリミテッドの強者で、基本セットにも入ったことがあるのにな。
まあ一応、《大石弓の精鋭/Arbalest Elite》が代わりにいるってことに感謝しておこうか。
性能はずっと落ちるけど、守っても攻めてもそこそこ強い。
《正義の執政官/Archon of Justice》
構築2.0点
タイタン相手に勝負にはならないし、双子もヴァラクートもガン無視してくるのは間違いない。
とはいえ、強いカードではあるから、スタンダードでも多少正義を執行できる。かもしれない。もしかしたら。
プレリリースの《出産の殻/Birthing Pod》デッキで使って面白かったんだけど、執政官をタイタンにしつつパーマネントを除去するのは中々楽しかったよ。
リミテッド4.0点
《大気の精霊/Air Elemental》で、死亡すると《名誉回復/Vindicate》ね。
どっちも鋭い刃なのに、諸刃とは恐れ入った。
《鎧の軍馬/Armored Warhorse》
構築1.0点
馬単でも構築でやるんでなければこいつは解雇だ(部族やるなら《サンダーメア/Thundermare》でメタを支配すればいいんじゃない?)。
リミテッド2.5点
このウマはバカにできない強さがあるって感心したよ。
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion》と比較すると、こいつは死ににくいから、2ターン目に揃えにくい白白を揃えたご褒美として申し分ない。
取れて嬉しいカードじゃないけど、もし平地を10-11枚入れても大丈夫そうなら、こいつに乗るのが勝ちにつながるかもしれない。
《突撃するグリフィン/Assault Griffin》
構築1.0点
ハリー・ポッターに出てきたGriffindorに名前が似てるな。1点。
リミテッド3.0点
以前からそうだけど、《突撃するグリフィン/Assault Griffin》は殴れるクリーチャーを評価する基準みたいなもので、こいつと《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》を両方入れるのが正しい使い方だ。
《オーラ術師/Auramancer》
構築1.0点
構築デッキだろ。こいつの代わりに何を入れようか。
リミテッド2.5-3.5点
基本セットのリミテッドでも、選択肢らしい選択肢が出てくるカードを収録しようとする最近のトレンドは結構気に入ってて、《オーラ術師/Auramancer》はいい例だ。
基本サイズは《灰色オーガ/Gray Ogre》で大したことないけど、強いオーラを回収できた瞬間、こいつは超強い生物に化ける。
こいつ自身は基本安いと思うけど、エンチャントが3枚以上取れたら積極的に取りに行くと思う。
特に《精神の制御/Mind Control》と組み合わせたらバカバカしいまでの強さ。《精神の制御/Mind Control》だけでも勝てるゲームになるのに、回収までできたら負ける気がしないね。
《精神の制御/Mind Control》がパックから出ないような運の悪い人、オーラと組み合わせても強いってことを覚えておこう。クリーチャーは死ぬものだし、《忘却の輪/Oblivion Ring》や《平和な心/Pacifism》は滅多なことで墓地に落ちないからね。
《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》
構築4.0点!!!!(本当は……)
おいおい石鍛冶を禁止してこいつ印刷するのかよ!狂気の沙汰ほど面白い。
次のRunning the Gauntletは「《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》コントロール」。これだ!
リミテッド3.0点
ベテランといえば、古参兵よりも歴戦の歩兵だろうが。まあそれでも強いけどね。
白いデッキも前のめりに殴っていくことが多いだろうし、殴るならこいつは役に立ってくれるよ。
《天界の粛清/Celestial Purge》
構築2.0点
去年と同じ。優秀なサイドボードカード。双子、吸血鬼、コスを同じスロットで対処してくれる。
ヴァラクートと青黒コントロールには弱すぎるけど、白系コントロールには悪くない一枚。
リミテッド1.0点
色対策カードは結構積極的に取る方なんだけど、《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》が何枚も取れたりでもしない限りメインには入れないな。
粛清はメインに入るそこそこのカードよりも優先して取ってもいい。サイド後真っ先に放り込む超優秀除去だからね。
《審判の日/Day of Judgment》
構築2.5点
ラスゴをデッキに入れようと思うたびに、弱いなこのカードって思うんだ。
もう審判のあった日は過去のことだ。まさにプレインズウォーカーのおかげだね!!
リミテッド3.5点
リミテッドの《審判の日/Day of Judgment》について話すたび、このカードがどんなに過大評価されてるか話してる気がする。
なんでかっていうと皆が理解してくれないせいなんで、もう1回言うね。ラスゴは馬鹿馬鹿しい強さを誇るわけじゃない。
ラスゴ自体は好きだよ。見かけたら大体取ることにしてる。でも、《精神の制御/Mind Control》とか《火の玉/Fireball》みたいな本物の爆弾より優先しては絶対に取らないな。
ラスゴを撃ったら勝てるデッキに仕上げるのは困難だし、ビート戦略には上手くマッチしやしない(カット目的で取るかもしれないけどね)。
《啓蒙/Demystify》
構築2.0点
ほとんどのデッキには《四肢切断/Dismember》を優先すると思うけど、こいつは《欠片の双子/Splinter Twin》に対する優秀な回答だ。
《呪文滑り/Spellskite》に滑らされないし、とても軽い。サイドボードにはよく入るだろうね。
リミテッド1.0点
いいサイドボード用のカード。
啓蒙で戦闘中に《霊魂のマントル/Spirit Mantle》を割って輝く瞬間があるかもしれない。
それほど《トロール皮/Trollhide》が流行ってるわけじゃないけど、《聖なる狼/Sacred Wolf》と《トロール皮/Trollhide》のコンボは他のカードでは対処しづらいってのもいい。
《神聖なる好意/Divine Favor》
構築1.0点
ちょっとしたライフゲインは好みだけど、オーラを構築には入れたくないな。《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》のがいいね。
リミテッド1.5点
使いたくはないけど、それほど悪いカードじゃないと思う。
ライフレースにおいてライフゲインをしながら相手を殴れて、除去られなければこいつで大きくなったクリーチャーが残る。そんな動きができれば強い。
メインには入らないかもしれないけど、赤い相手に入れる優秀なサイドボードカードになってくれそうだ。タフネスが上がるのもライフが得られるのも赤いデッキには辛いからね。
《先兵の精鋭/Elite Vanguard》
構築1.0点
去年使われた実績を見れば、こいつがどれだけエリートなのか分かるよね!
おっと、イベントデッキの消耗戦には入ってたか。
リミテッド2.5点
入るデッキではいい仕事をしてくれると思う。でもピックの時にはよくよく考えた方がいい。
普通のデッキに《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》が1枚入っても大したことはない。だから高いカードだとは思わない方がいい。
単に白いデッキが欲しがるカードとだけ覚えておこう。
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
構築3.5点
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》と入れ替わって本当に良かった。プロツアーの決勝ではアジャにゃん使ったんだけど、そんなに狂った強さだとは思っちゃいなかったよ。
でもギデオンは一方で、本当におかしい強さだ。これからしばらくずっと使われるだろうね。
ここ数カ月は、双子がいたり、カウブレードには《殴打頭蓋/Batterskull》が入ってたり、ヴァラクートが噴火してたりで追いやられてる感があったけど、多分そろそろまた出番が来ると思う。
ビートダウン相手には本当に刺さるカードだし、ビートダウン同士がサイドからこいつを入れることもあるくらいだ。
リミテッド4.5点
手順1: まずプレインズウォーカーを剥きます。
手順2: 見た瞬間ピックして他のカードは見ないで下に流します。
手順3: レアゲーするためには他に何を取ればいいか考える。
真面目な話、このセットのプレインズウォーカーはぶっ壊れてる。
チャンドラが最弱だけど、それはつまるところ他のPWも一切見たら流すことはないってことだ。
3パック目に色の合わないやつを出したとしたら、真剣に色変えを検討するよ(2パック目なら問答無用でプレインズウォーカーのために色を変えるってことだ)。
《ギデオンの報復者/Gideon’s Avenger》
構築1.0点
ギデオンぶっ殺す!やめて!稲妻……じゃない、火葬やめて!!
相手に生物がいなければ2/2バニラ(笑)、生物がいてもせいぜい4/4。ギデオンも仲間は選んだほうがいいんじゃない?
《墓所のタイタン/Grave Titan》がゾンビを連れて2回殴ってきたら相打ちが取れるよ……ヘーツヨイナー。
リミテッド3.5点
上手く除去れないと、こいつが立ってるだけで攻撃しづらくなるし、タッパーと組み合わせるとゲロ吐く強さだ。
こいつが2/2で立ってて、でかくしたくないって思わせることで盤面を有利な膠着状態に持っていくこともできる。その間に次をどうするか考えたらいい。
《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》
構築1.0点
てめーは俺が裁くッ!
リミテッド4.0点
最高のタッパーだ。
余計なものが一切ついてない。役に立たないタフネスのために重くなってたりしない。まっすぐな1対1交換だ。
どんなデッキを目指すにしても、こいつさえ取っておけばデッキにはなるよ。
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》
構築2.0点
若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ 俺達は君を待っていたッッッ《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》の登場だ――――――――ッ
さて、サイドボード事情を随分と変えるだけの実力があるねこいつは。
今は史上稀に見る打ち消し呪文が弱い時期だから、そこまで評価はしないけど、少なくとも《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》を自ターンには使えなくするからね。
白ウィニーに入りそうなこいつ、一体どれほど役に立つか未知数だけど、とにかく選択肢には入るって感じか。
ドロー・ゴー系のデッキがあったとすればこいつの活躍はまさに堂々たるものになりそうだけど、時期をちょっと逃しちゃった感じだよな。
リミテッド2.0点
白白が苦にならないなら、デッキにすんなり入ってくれるだろう。
場にいるだけで色々なカードを止めてくれるから、抑制力として美味しいはずだ。
打ち消しは否認されるし、コンバットトリックを守るために撃つこともできなくなるんだから。
《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》を攻めのためにしか使えなくなって、《トロール皮/Trollhide》も微妙なオーラに。
ただコントロール風に組みたいならこいつを取るのは考える。自分から殴らないならいいところが少なくなっちゃうからね。
《グリフィンの乗り手/Griffin Rider》
構築1.0点
構築で自分のデッキにグリフィンが入ってる?ドラフトのデッキで構築に突撃したのか。
リミテッド2.0点
4/4飛行にするのは難しくないと思うけど、インスタント除去で墜落させられないようによくよく注意しないといけない。構えられれば強い。
グリフィンに平和な心がついてもどうということはないし、グリフィンは集められるだけ集めよう。
《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel》
構築1.0点
去年のレビューと駄洒落が被らないように気をつけないとな!被ったらまさに《陰惨な再演/Gruesome Encore》だ。誰得?俺得。
リミテッド3.0点
多分普通の評価より俺の評価が高いって思うだろうけど、こいつは本当に強いと思う。
特にメカニズムとして狂喜があるのが追い風で、1点でもダメージを当てるのがゲームを左右するから、ビートを目指すならまずこいつを取ってみるのも全然ありだ。
《大剣/Greatsword》も一考の余地がありそう。全体的にセット全体がこのカードに有利に働いてると思う。
《護衛の誓約/Guardians’ Pledge》
構築1.0点
「構築では絶対に使いません」って誓約だよね。うん。ならいいんだ。
リミテッド2.0点
こいつは面白いカードだ。
殴れる白いクリーチャーが8体くらいいれば(たとえば《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》とかは抜きにしてね)、23枚目として入れたくなりそうだ。殴れるのが12体以上いればただ強。
どのみち安いカードで、入るデッキに入れば強いよね。まあどんなカードもそうだけどさ。
《清浄の名誉/Honor of the Pure》
構築2.5点
ご一緒に《幽体の行列/Spectral Procession》の再録は?なし?
再録されないならまた《清浄の名誉/Honor of the Pure》にとって辛い一年になりそうだ。
あちこちで使われるだろうけど、特に大きく成功もしないってパターンになりそう。
今のスタンダードはカードパワーが落ちてきてるから、復権してもおかしくはないけどね。《鍛えられた鋼/Tempered Steel》が強すぎてその立場すら掻っ攫われそう。
リミテッド3.0点
《護衛の誓約/Guardians’ Pledge》で言ったことがそのまま当てはまるかな。コンバットトリックじゃなくて、恒久強化はピュアに嬉しい。
早めに取れたらこいつ中心にデッキを作る価値があるし、喜んで白を優先するね。
《絆魂/Lifelink》
構築1.0点
お似合いの言霊を見つけたかったんだけど、俺の魂じゃうまくリンクできなかったみたいだ。
リミテッド (※原文記述なし)
《メサの女魔術師/Mesa Enchantress》
構築1.0点
こういうカードが好きなら《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》を使えばいいんじゃない?
リミテッド1.5点
Matt Nassでもない限りこいつを中心にドラフトしない方がいい。
オーラが増えてて《オーラ術師/Auramancer》もいるから、たまに使われるかなーという一縷の希望はあるけど、こいつを当てにしたデッキを組むのは危険だと思う。
《力強い跳躍/Mighty Leap》
構築1.0点
こいつにとって昨年は跳躍の年でしたか(^q^)?力強かろうとなかろうと、構築級ではないな。
リミテッド2.5点
《巨大化/Giant Growth》の方が好きだけど、白いデッキなら無理なく入りそうだ。
色々な用途に使えるし、最後の4点を《力強い跳躍/Mighty Leap》してもぎ取るってのもよくあるパターンだ。
《忘却の輪/Oblivion Ring》
構築3.5点
再録されるのが2,3ヶ月遅かった気がするけど、《忘却の輪/Oblivion Ring》は十分強い。
そして再録されて然るべきカードだと思う。カードの強さは壊れでないし、決して弱くない。
ソーサリータイミングとはいえ白に万能除去が入れば、環境が健康的になるだろうしね。いろんなデッキに入るだろうなって思うよ。
一つだけ注文をつけるとしたら絵柄な。ローウィン版使おう!
リミテッド4.0点
白い《破滅の刃/Doom Blade》は、生物を何でも除去れるだけじゃなく、《精神の制御/Mind Control》や《天使の運命/Angelic Destiny》も割れるんだ!
まだ2回しかドラフトはしてないんだけど、これだけのために白タッチ余裕でした。
エンチャント除去を取る人が多そうだから、ちょっと巻き添えを食う感じではあるんだけどね。だから《啓蒙/Demystify》されないように気をつけよう。
あ、そういえばこいつを使ってOwenに640点ダメージを当てたことがあるんだ。何が起こったかは想像にお任せするよ。
《平和な心/Pacifism》
構築1.0点
《忘却の輪/Oblivion Ring》は《平和な心/Pacifism》よりも絶対に強い。意味のない議論はやめとこう。
《忘却の輪/Oblivion Ring》が帰ってきたことを喜ぼうぜ!
リミテッド4.0点
4点カードはは平等ではない。
3.5点のカードよりは上だけど、他の4点のカードよりは劣るかな。でも除去だからね。流すことはあまりないんじゃないかな。
《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin》
構築1.0点
Griffindorに名前が似てるな。1点。
リミテッド3.0点
2/4先制攻撃だって。HAHAHA面白いジョークだな
-チラシの裏-
それはともかく、R&DのTom Lapilleと親しいんだけど、マジックのセットをつまらなくするカードがあると文句を言うことにしてるんだ。
ジェイスと石鍛冶がスタンダードでゴミになったとき、八つ当たりした相手は誰だと思う?
プロツアーの準々決勝で、《飛行機械の組立工/Thopter Assembly》を3回叩きつけられて負けたとき、誰に八つ当たりしたと思う?(それと《宝物の魔道士/Treasure Mage》もな!)
言う意味のあることしか言わないようにしてるけど、それでも結構直接申し立てしたいことってあるんだよなあ。
-チラシの裏終わり-
まあとにかく、先制攻撃がなかったとしても優秀だけど、先制攻撃がついてるのはもちろん歓迎だし、こいつを相手取るのは中々難しい。
5マナは重たいので何枚も入れると危険だが、白なら欲しいクリーチャーに数えていいと思う。
《突撃するグリフィン/Assault Griffin》、《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin》、《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》、《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》の中から6枚選ぶなら……まあ6枚全部ペガサスになるか。
まあペガサスを別にすれば、軽い順に3, 2, 1枚くらいいれるといい感じだ。
《個人的聖域/Personal Sanctuary》
構築1.0点
わー安全だなあー。個人的には何かの間違いであってほしい。
リミテッド0.0点
一体どんなデッキを組めばこいつが輝くっていうんです?
試そうとすら思わないね。
《群れの護衛/Pride Guardian》
構築1.0点
《境界線の隊長/Perimeter Captain》も大したことはなかった。こいつは「俺は《火葬/Incinerate》で死ぬぞォーッ!」って護衛だ。
可愛い奴だけど、こいつが欲しくなるなら《コーの火歩き/Kor Firewalker》を入れるね。
リミテッド1.0点
ビート系のデッキには絶対に入らないし、コントロールでもあんまり入れたくない。
まあでもブロッカーが必要なこともあるよね。7マナ出るまで生き延びる必要があるときとかは、こういうカードが輝くときさ。
《ロック鳥の卵/Roc Egg》
構築1.0点
付け合わせの《抹消/Obliterate》的な何かが帰ってこない限り、こいつを孵化させる必要性を感じない。
抹消が帰ってきたとしても、卵はパックに入れておくので安定じゃないかな。
リミテッド2.5点
防御的なカードではあるけど、《群れの護衛/Pride Guardian》と違うのはアタックにデメリットがつきまとうこと。
ギリギリな戦いのときは、こいつがいるとライフを3点から5点くらい守ってくれるし、3/3速攻を場に出せるようなものだ。これは大きいよ。
ただ強いカードってのは反面もあるもので、攻撃に転じてるときに引く卵は本当にため息をつく存在だ。
《セラの天使/Serra Angel》
構築4.0点(1994年のヴィンテージなら。それ以外では1.0点)
セラ天全盛期は終わった。それでも人気が衰えないものもある(ほらこの古い絵をみてくれよ。古き良き絵だ)
リミテッド4.0点
いまだにリミテッドでは壊れた強さだ。
でも対策カードも増えてるから、セラ天にボコられたらサイドから《災難の瀬戸際/Brink of Disaster》を入れたりできるよ……ってあれ?
《包囲マストドン/Siege Mastodon》
構築1.0点
こいつをレビューするってこと自体が包囲されてるようなもんだ。
『暴走特急』のが近いかもしれないな。
リミテッド2.0点
つまらないカードだけど、取れたときは半々くらいの確率で入るんじゃない。素晴らしきバニラよ。
《霊魂のマントル/Spirit Mantle》
構築1.0点
呪禁もつくようになったら教えてくれ。《四肢切断/Dismember》\(^o^)/《破滅の刃/Doom Blade》\(^o^)/
リミテッド2.5点
確かにアドバンテージを失う可能性のあるカードだけど、回答が手札になければゲームを速やかに終わらせてくれる。
少なくとも一度は殴れるはずで、溶岩の斧を使ってるみたいなものだと思えばいい。
こいつが嫌いなのは、これだけに対処できずに負けるゲームがありそうなことで、対処できないときは本当にどうしようもないからだ。
《霊気の達人/AEther Adept》の評価がまた上がったな。
《歯止め/Stave Off》
構築1.0点
《無傷の発現/Emerge Unscathed》や《精霊への挑戦/Brave the Elements》は多少使われたけど、どっちもこれより遥かに強かった。
その2枚が落ちれば本当にちょっぴり使われる可能性はあるけど、今はゴミだ。
リミテッド3.0点
評価の低いカードだけど、除去から生物を守れるだけじゃなくて(《送還/Unsummon》とか《霊気の達人/AEther Adept》とかね)、コンバットトリックとしても使えて、ブロックされなくすることもできて、エンチャント除去もできる。
他のと違って相手のクリーチャーも対象に取ることができるのも忘れちゃいけない。
《霊魂のマントル/Spirit Mantle》、《トロール皮/Trollhide》、《精神の制御/Mind Control》、おっとそれに幻影クリーチャーも除去できるとくれば、十分な性能でしょう。
白をやるなら1,2枚取りたいな。
《石角の高官/Stonehorn Dignitary》
構築1.0点
これと《水晶の破片/Crystal Shard》デッキを作るのが難しいのと同じくらい、こいつに1以上の点数をつけるのは難しい。
リミテッド記述なし
《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》
構築1.0点
構築でブロック能力とか割とどうでもいいんで、飛行以外の能力が欲しかった。
2マナパワー2の飛行生物が欲しかったとしても、《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》を代わりに入れるかなあ。
リミテッド3.5点
コストに見合ったパワーと回避能力があるおかげで、こいつは白のコモンクリーチャーのボスだ。
《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》が大統領だとしたら、こいつはエアフォースワンってところかな。
《太陽のタイタン/Sun Titan》
構築3.0点
去年人気は浮き沈みしたけど、タイタンというわけでとりあえず3点はつく。
再録されなかったとしても、違う6マナを使うから悲しくはなかったけど、この日輪の輝きを恐れて他の候補はかかってこれないだろうね。
リミテッド4.0点
よく見ろこいつはタイタンだ。
ギデオンの「プレインズウォーカー」を「タイタン」に置き換えてみよう。
取ってレアゲーすべし。
《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
構築2.0点
こういうカードって定期的に出てくるけど、今回のはちょっと期待できると思う。
赤いデッキに対してはどちらの効果も発動できてしかもぶっ刺さると思う。特に相手がクリーチャーを展開してるときは酷いことが起きるね。
2枚も撃てば相手は絶望しか見えないだろうから、とりあえず2枚かそれ以上入れて、まあ試してみようと思うよ。3マナで6ライフ得られるだけでも悪くないからね。
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》にはなれないけど、こいつくらい嫌がらせのできるカードはしばらく出ないだろうね。
リミテッド3.0点
ゲーム中、トップからこいつを引いて腐ることがあるかもしれないけど、初手にあればまずクリーチャーが出せるだろうし、こいつが機能するようにプレイすることはできるからね。
1/1が何体か出ても、飛行みたいにゲームの流れを変えられるわけじゃないけど、盤面を食い止めてる間に他のカードで勝てるようにすればいい。たとえば飛行クリーチャーを並べるとかね。
白のコモントップ5
5位《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin》
4位《突撃するグリフィン/Assault Griffin》
3位《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》
2位《平和な心/Pacifism》
1位《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》
白のコモンは強くて、3点でもトップ5に食い込めなかったのが何枚もあった。
ほとんどはビート向けのカードだけど、《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》以外は大体コントロールでもいい仕事をしてくれると思う。
白最強のコモンはタッチ向けのカードじゃないので、《平和な心/Pacifism》ほど他の色に取られることもなさそうだ。
構築トップ5を載せるのはやめることにした。ほとんど並ぶのは同じ顔ぶれだし、構築で使いたいカードはレビューを見ればわかるよね。
明日は青をレビューするよ。ついでにそうだ、プレリリースで作ったシールドデッキから、初手をちょっとお見せしよう。
Luis Scott-Vargas, 2011年7月11日
「基本セット2012・レビュー 白」
http://www.channelfireball.com/articles/m12-set-review-white/
新しいセットが出たってことは、レビューの時間だ!
こいつは基本セットだから大半が一年前のカードの再録だけど、でも全部のカードをレビューするよ。構築もリミテッドも環境は大きく変わったからね。
前にレビューした時の繰り返しになるけど、もう一度下にのっけとくよ:
いつも通り、5段階尺度で評価していくんだけど、リミテッドについてはちょっと言っておきたいことがある。
Wizards of the CoastのR&Dが使ってる評価システムを使うことにしたんで、本家とどう違うかは明確にしておきたい。
評価尺度に「絶対に使う」と「そのカードのためだけに色を散らす」って2つがあるんだけど、そこまで厳密に考えないでくれ。
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》とか《胆液の水源/Ichor Wellspring》はどんなデッキでも使うだろうけど、5点かって言われるとそんなことないじゃない?
数字で評価するのは好きだけど、ちゃんとそれぞれのカードに何でその評価をつけたのか説明するから、単に数字だけ見て先に進まないでくれ。
よし、じゃあ見ていこう!
構築
5.0点:全フォーマットで大活躍。価格も大高騰 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4.0点:環境必須カード。引っ張りだこ。 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《定業/Preordain》
3.5点:色々なデッキで使えて強いけど、必須とまではいかない。 《怒り狂う山峡/Raging Ravine》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
3.0点:アーキタイプが合えば。 《呪文貫き/Spell Pierce》、《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
2.5点:定番として使われるデッキもあるけど、必須ではない。 《不屈の自然/Rampant Growth》、《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
2.0点:隙間を埋めてくれるカード。サイドボード要因や、強いけどまだ居場所のないカード。 《天界の粛清/Celestial Purge》(結構2.0点がつくカードは多いけど、2.0点がついたら説明が重要だって考えてくれ)
1.0点:使われることもあるかもしれない。 《空虚自身/One with Nothing》(これすらハウリング・オウル相手に使われたことがある。あまり意味がない気もするけれど)
リミテッド
5.0点:何があろうとも使う。それだけ。
4.5点:他に何が取れてようとも間違いなく使うレベル。
4.0点:それだけのために色を散らす価値がある。
3.5点:見たらその色に行こうと思う。
3.0点:その色が使いたくなる。色が合うなら100%使う。
2.5点:このレベルのカードが何枚も取れたら色は確定。色が合うならほぼ間違いなく使う。
2.0点:色が合うなら大体使う。70%くらいの確率で使う。
1.5点:メインには半々くらいの確率でしか入らない。50%で使うかも。
1.0点:これを使うようじゃ酷いデッキだと思わざるを得ない。30%くらい。
0.5点:サイドボードとして使うことを考えなくもない。でも絶対にメインに入れない。10%くらいの可能性で使う。
0点:メインだろうとサイドだろうと、絶対に使わない。
《神盾の天使/Aegis Angel》
構築1.0点
えるしってるか。タイタンシリーズが続投だ。
《太陽のタイタン/Sun Titan》がいるスタンダードで、こいつの盾を警戒する必要はないだろうね。5/5で自分自身も守れないなんて、タイタンと比べると天使(笑)って感じ。
リミテッド4.0点
テキストに何と書かれているとか関係なく、隅っこの方に5/5って書いてあるのは偉い。
既に何回か使われてるのを見たけど、能力が役に立ってたことはなかった。見て流すことはないと思うけど、超強力ボムってほどでもないね。
《雪花石の魔道士/Alabaster Mage》
構築1.0点
魔道士サイクルはリミテッドで超強いけど、構築で使われるとはとてもとても。
リミテッド3.0点
この環境は超速い攻撃的環境だ。白をやっててこいつが取れたら、サイドに入れておくなんて考えられない。
除去や回避能力持ちより優先することはないけど、十分強いカードだ。
《天使の運命/Angelic Destiny》
構築1.0点
パワーでオーラが上がるって?構築で使われないことを運命づけられてるって言ってもいいだろう。
クリーチャーを強化したいなら、環境に装備があるんだから。
こいつが神話枠を占めてるってのが奇妙に思えるんだけど、まあ何が起きるかなんて分からないもんだね。
リミテッド4.0点
妨害手段は山とあれど(《送還/Unsummon》《平和な心/Pacifism》《忘却の輪/Oblivion Ring》《精神の制御/Mind Control》《霊気の達人/AEther Adept》エンチャント除去)、これ自体を何とかできなければ、別のアックザーン!が舞い降りるんだぜ?
《天使の慈悲/Angel’s Mercy》
構築1.0点
お慈悲ですから再録はしないでください。毎年レビューしなくてすむんで。
リミテッド0.5点
フォーマットは前のめりっぽいけど(確信があるね)、こいつはソリューションにはならない。
メインデッキに積むのはありえない。《溶岩の斧/Lava Axe》デッキを相手にしてるとき専用のサイドに落ち着いたとして何ら驚かないね。
《大石弓の精鋭/Arbalest Elite》
構築1.0点
小さいサイズと重い起動コスト。大石弓は構築向けじゃないらしい。
大きくないフツーの石弓を装備するべきだったんじゃない?
リミテッド3.5点
《重バリスタ部隊/Heavy Ballista》に比べると冗談みたいな性能だ。
《重バリスタ部隊/Heavy Ballista》こそリミテッドの強者で、基本セットにも入ったことがあるのにな。
まあ一応、《大石弓の精鋭/Arbalest Elite》が代わりにいるってことに感謝しておこうか。
性能はずっと落ちるけど、守っても攻めてもそこそこ強い。
《正義の執政官/Archon of Justice》
構築2.0点
タイタン相手に勝負にはならないし、双子もヴァラクートもガン無視してくるのは間違いない。
とはいえ、強いカードではあるから、スタンダードでも多少正義を執行できる。かもしれない。もしかしたら。
プレリリースの《出産の殻/Birthing Pod》デッキで使って面白かったんだけど、執政官をタイタンにしつつパーマネントを除去するのは中々楽しかったよ。
リミテッド4.0点
《大気の精霊/Air Elemental》で、死亡すると《名誉回復/Vindicate》ね。
どっちも鋭い刃なのに、諸刃とは恐れ入った。
《鎧の軍馬/Armored Warhorse》
構築1.0点
馬単でも構築でやるんでなければこいつは解雇だ(部族やるなら《サンダーメア/Thundermare》でメタを支配すればいいんじゃない?)。
リミテッド2.5点
このウマはバカにできない強さがあるって感心したよ。
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion》と比較すると、こいつは死ににくいから、2ターン目に揃えにくい白白を揃えたご褒美として申し分ない。
取れて嬉しいカードじゃないけど、もし平地を10-11枚入れても大丈夫そうなら、こいつに乗るのが勝ちにつながるかもしれない。
《突撃するグリフィン/Assault Griffin》
構築1.0点
ハリー・ポッターに出てきたGriffindorに名前が似てるな。1点。
リミテッド3.0点
以前からそうだけど、《突撃するグリフィン/Assault Griffin》は殴れるクリーチャーを評価する基準みたいなもので、こいつと《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》を両方入れるのが正しい使い方だ。
《オーラ術師/Auramancer》
構築1.0点
構築デッキだろ。こいつの代わりに何を入れようか。
リミテッド2.5-3.5点
基本セットのリミテッドでも、選択肢らしい選択肢が出てくるカードを収録しようとする最近のトレンドは結構気に入ってて、《オーラ術師/Auramancer》はいい例だ。
基本サイズは《灰色オーガ/Gray Ogre》で大したことないけど、強いオーラを回収できた瞬間、こいつは超強い生物に化ける。
こいつ自身は基本安いと思うけど、エンチャントが3枚以上取れたら積極的に取りに行くと思う。
特に《精神の制御/Mind Control》と組み合わせたらバカバカしいまでの強さ。《精神の制御/Mind Control》だけでも勝てるゲームになるのに、回収までできたら負ける気がしないね。
《精神の制御/Mind Control》がパックから出ないような運の悪い人、オーラと組み合わせても強いってことを覚えておこう。クリーチャーは死ぬものだし、《忘却の輪/Oblivion Ring》や《平和な心/Pacifism》は滅多なことで墓地に落ちないからね。
《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》
構築4.0点!!!!(本当は……)
おいおい石鍛冶を禁止してこいつ印刷するのかよ!狂気の沙汰ほど面白い。
次のRunning the Gauntletは「《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》コントロール」。これだ!
リミテッド3.0点
ベテランといえば、古参兵よりも歴戦の歩兵だろうが。まあそれでも強いけどね。
白いデッキも前のめりに殴っていくことが多いだろうし、殴るならこいつは役に立ってくれるよ。
《天界の粛清/Celestial Purge》
構築2.0点
去年と同じ。優秀なサイドボードカード。双子、吸血鬼、コスを同じスロットで対処してくれる。
ヴァラクートと青黒コントロールには弱すぎるけど、白系コントロールには悪くない一枚。
リミテッド1.0点
色対策カードは結構積極的に取る方なんだけど、《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》が何枚も取れたりでもしない限りメインには入れないな。
粛清はメインに入るそこそこのカードよりも優先して取ってもいい。サイド後真っ先に放り込む超優秀除去だからね。
《審判の日/Day of Judgment》
構築2.5点
ラスゴをデッキに入れようと思うたびに、弱いなこのカードって思うんだ。
もう審判のあった日は過去のことだ。まさにプレインズウォーカーのおかげだね!!
リミテッド3.5点
リミテッドの《審判の日/Day of Judgment》について話すたび、このカードがどんなに過大評価されてるか話してる気がする。
なんでかっていうと皆が理解してくれないせいなんで、もう1回言うね。ラスゴは馬鹿馬鹿しい強さを誇るわけじゃない。
ラスゴ自体は好きだよ。見かけたら大体取ることにしてる。でも、《精神の制御/Mind Control》とか《火の玉/Fireball》みたいな本物の爆弾より優先しては絶対に取らないな。
ラスゴを撃ったら勝てるデッキに仕上げるのは困難だし、ビート戦略には上手くマッチしやしない(カット目的で取るかもしれないけどね)。
《啓蒙/Demystify》
構築2.0点
ほとんどのデッキには《四肢切断/Dismember》を優先すると思うけど、こいつは《欠片の双子/Splinter Twin》に対する優秀な回答だ。
《呪文滑り/Spellskite》に滑らされないし、とても軽い。サイドボードにはよく入るだろうね。
リミテッド1.0点
いいサイドボード用のカード。
啓蒙で戦闘中に《霊魂のマントル/Spirit Mantle》を割って輝く瞬間があるかもしれない。
それほど《トロール皮/Trollhide》が流行ってるわけじゃないけど、《聖なる狼/Sacred Wolf》と《トロール皮/Trollhide》のコンボは他のカードでは対処しづらいってのもいい。
《神聖なる好意/Divine Favor》
構築1.0点
ちょっとしたライフゲインは好みだけど、オーラを構築には入れたくないな。《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》のがいいね。
リミテッド1.5点
使いたくはないけど、それほど悪いカードじゃないと思う。
ライフレースにおいてライフゲインをしながら相手を殴れて、除去られなければこいつで大きくなったクリーチャーが残る。そんな動きができれば強い。
メインには入らないかもしれないけど、赤い相手に入れる優秀なサイドボードカードになってくれそうだ。タフネスが上がるのもライフが得られるのも赤いデッキには辛いからね。
《先兵の精鋭/Elite Vanguard》
構築1.0点
去年使われた実績を見れば、こいつがどれだけエリートなのか分かるよね!
おっと、イベントデッキの消耗戦には入ってたか。
リミテッド2.5点
入るデッキではいい仕事をしてくれると思う。でもピックの時にはよくよく考えた方がいい。
普通のデッキに《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》が1枚入っても大したことはない。だから高いカードだとは思わない方がいい。
単に白いデッキが欲しがるカードとだけ覚えておこう。
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
構築3.5点
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》と入れ替わって本当に良かった。プロツアーの決勝ではアジャにゃん使ったんだけど、そんなに狂った強さだとは思っちゃいなかったよ。
でもギデオンは一方で、本当におかしい強さだ。これからしばらくずっと使われるだろうね。
ここ数カ月は、双子がいたり、カウブレードには《殴打頭蓋/Batterskull》が入ってたり、ヴァラクートが噴火してたりで追いやられてる感があったけど、多分そろそろまた出番が来ると思う。
ビートダウン相手には本当に刺さるカードだし、ビートダウン同士がサイドからこいつを入れることもあるくらいだ。
リミテッド4.5点
手順1: まずプレインズウォーカーを剥きます。
手順2: 見た瞬間ピックして他のカードは見ないで下に流します。
手順3: レアゲーするためには他に何を取ればいいか考える。
真面目な話、このセットのプレインズウォーカーはぶっ壊れてる。
チャンドラが最弱だけど、それはつまるところ他のPWも一切見たら流すことはないってことだ。
3パック目に色の合わないやつを出したとしたら、真剣に色変えを検討するよ(2パック目なら問答無用でプレインズウォーカーのために色を変えるってことだ)。
《ギデオンの報復者/Gideon’s Avenger》
構築1.0点
ギデオンぶっ殺す!やめて!稲妻……じゃない、火葬やめて!!
相手に生物がいなければ2/2バニラ(笑)、生物がいてもせいぜい4/4。ギデオンも仲間は選んだほうがいいんじゃない?
《墓所のタイタン/Grave Titan》がゾンビを連れて2回殴ってきたら相打ちが取れるよ……ヘーツヨイナー。
リミテッド3.5点
上手く除去れないと、こいつが立ってるだけで攻撃しづらくなるし、タッパーと組み合わせるとゲロ吐く強さだ。
こいつが2/2で立ってて、でかくしたくないって思わせることで盤面を有利な膠着状態に持っていくこともできる。その間に次をどうするか考えたらいい。
《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》
構築1.0点
てめーは俺が裁くッ!
リミテッド4.0点
最高のタッパーだ。
余計なものが一切ついてない。役に立たないタフネスのために重くなってたりしない。まっすぐな1対1交換だ。
どんなデッキを目指すにしても、こいつさえ取っておけばデッキにはなるよ。
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》
構築2.0点
若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ 俺達は君を待っていたッッッ《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》の登場だ――――――――ッ
さて、サイドボード事情を随分と変えるだけの実力があるねこいつは。
今は史上稀に見る打ち消し呪文が弱い時期だから、そこまで評価はしないけど、少なくとも《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》を自ターンには使えなくするからね。
白ウィニーに入りそうなこいつ、一体どれほど役に立つか未知数だけど、とにかく選択肢には入るって感じか。
ドロー・ゴー系のデッキがあったとすればこいつの活躍はまさに堂々たるものになりそうだけど、時期をちょっと逃しちゃった感じだよな。
リミテッド2.0点
白白が苦にならないなら、デッキにすんなり入ってくれるだろう。
場にいるだけで色々なカードを止めてくれるから、抑制力として美味しいはずだ。
打ち消しは否認されるし、コンバットトリックを守るために撃つこともできなくなるんだから。
《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》を攻めのためにしか使えなくなって、《トロール皮/Trollhide》も微妙なオーラに。
ただコントロール風に組みたいならこいつを取るのは考える。自分から殴らないならいいところが少なくなっちゃうからね。
《グリフィンの乗り手/Griffin Rider》
構築1.0点
構築で自分のデッキにグリフィンが入ってる?ドラフトのデッキで構築に突撃したのか。
リミテッド2.0点
4/4飛行にするのは難しくないと思うけど、インスタント除去で墜落させられないようによくよく注意しないといけない。構えられれば強い。
グリフィンに平和な心がついてもどうということはないし、グリフィンは集められるだけ集めよう。
《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel》
構築1.0点
去年のレビューと駄洒落が被らないように気をつけないとな!被ったらまさに《陰惨な再演/Gruesome Encore》だ。誰得?俺得。
リミテッド3.0点
多分普通の評価より俺の評価が高いって思うだろうけど、こいつは本当に強いと思う。
特にメカニズムとして狂喜があるのが追い風で、1点でもダメージを当てるのがゲームを左右するから、ビートを目指すならまずこいつを取ってみるのも全然ありだ。
《大剣/Greatsword》も一考の余地がありそう。全体的にセット全体がこのカードに有利に働いてると思う。
《護衛の誓約/Guardians’ Pledge》
構築1.0点
「構築では絶対に使いません」って誓約だよね。うん。ならいいんだ。
リミテッド2.0点
こいつは面白いカードだ。
殴れる白いクリーチャーが8体くらいいれば(たとえば《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》とかは抜きにしてね)、23枚目として入れたくなりそうだ。殴れるのが12体以上いればただ強。
どのみち安いカードで、入るデッキに入れば強いよね。まあどんなカードもそうだけどさ。
《清浄の名誉/Honor of the Pure》
構築2.5点
ご一緒に《幽体の行列/Spectral Procession》の再録は?なし?
再録されないならまた《清浄の名誉/Honor of the Pure》にとって辛い一年になりそうだ。
あちこちで使われるだろうけど、特に大きく成功もしないってパターンになりそう。
今のスタンダードはカードパワーが落ちてきてるから、復権してもおかしくはないけどね。《鍛えられた鋼/Tempered Steel》が強すぎてその立場すら掻っ攫われそう。
リミテッド3.0点
《護衛の誓約/Guardians’ Pledge》で言ったことがそのまま当てはまるかな。コンバットトリックじゃなくて、恒久強化はピュアに嬉しい。
早めに取れたらこいつ中心にデッキを作る価値があるし、喜んで白を優先するね。
《絆魂/Lifelink》
構築1.0点
お似合いの言霊を見つけたかったんだけど、俺の魂じゃうまくリンクできなかったみたいだ。
リミテッド (※原文記述なし)
《メサの女魔術師/Mesa Enchantress》
構築1.0点
こういうカードが好きなら《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》を使えばいいんじゃない?
リミテッド1.5点
Matt Nassでもない限りこいつを中心にドラフトしない方がいい。
オーラが増えてて《オーラ術師/Auramancer》もいるから、たまに使われるかなーという一縷の希望はあるけど、こいつを当てにしたデッキを組むのは危険だと思う。
《力強い跳躍/Mighty Leap》
構築1.0点
こいつにとって昨年は跳躍の年でしたか(^q^)?力強かろうとなかろうと、構築級ではないな。
リミテッド2.5点
《巨大化/Giant Growth》の方が好きだけど、白いデッキなら無理なく入りそうだ。
色々な用途に使えるし、最後の4点を《力強い跳躍/Mighty Leap》してもぎ取るってのもよくあるパターンだ。
《忘却の輪/Oblivion Ring》
構築3.5点
再録されるのが2,3ヶ月遅かった気がするけど、《忘却の輪/Oblivion Ring》は十分強い。
そして再録されて然るべきカードだと思う。カードの強さは壊れでないし、決して弱くない。
ソーサリータイミングとはいえ白に万能除去が入れば、環境が健康的になるだろうしね。いろんなデッキに入るだろうなって思うよ。
一つだけ注文をつけるとしたら絵柄な。ローウィン版使おう!
リミテッド4.0点
白い《破滅の刃/Doom Blade》は、生物を何でも除去れるだけじゃなく、《精神の制御/Mind Control》や《天使の運命/Angelic Destiny》も割れるんだ!
まだ2回しかドラフトはしてないんだけど、これだけのために白タッチ余裕でした。
エンチャント除去を取る人が多そうだから、ちょっと巻き添えを食う感じではあるんだけどね。だから《啓蒙/Demystify》されないように気をつけよう。
あ、そういえばこいつを使ってOwenに640点ダメージを当てたことがあるんだ。何が起こったかは想像にお任せするよ。
《平和な心/Pacifism》
構築1.0点
《忘却の輪/Oblivion Ring》は《平和な心/Pacifism》よりも絶対に強い。意味のない議論はやめとこう。
《忘却の輪/Oblivion Ring》が帰ってきたことを喜ぼうぜ!
リミテッド4.0点
4点カードはは平等ではない。
3.5点のカードよりは上だけど、他の4点のカードよりは劣るかな。でも除去だからね。流すことはあまりないんじゃないかな。
《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin》
構築1.0点
Griffindorに名前が似てるな。1点。
リミテッド3.0点
2/4先制攻撃だって。HAHAHA面白いジョークだな
-チラシの裏-
それはともかく、R&DのTom Lapilleと親しいんだけど、マジックのセットをつまらなくするカードがあると文句を言うことにしてるんだ。
ジェイスと石鍛冶がスタンダードでゴミになったとき、八つ当たりした相手は誰だと思う?
プロツアーの準々決勝で、《飛行機械の組立工/Thopter Assembly》を3回叩きつけられて負けたとき、誰に八つ当たりしたと思う?(それと《宝物の魔道士/Treasure Mage》もな!)
言う意味のあることしか言わないようにしてるけど、それでも結構直接申し立てしたいことってあるんだよなあ。
-チラシの裏終わり-
まあとにかく、先制攻撃がなかったとしても優秀だけど、先制攻撃がついてるのはもちろん歓迎だし、こいつを相手取るのは中々難しい。
5マナは重たいので何枚も入れると危険だが、白なら欲しいクリーチャーに数えていいと思う。
《突撃するグリフィン/Assault Griffin》、《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin》、《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》、《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》の中から6枚選ぶなら……まあ6枚全部ペガサスになるか。
まあペガサスを別にすれば、軽い順に3, 2, 1枚くらいいれるといい感じだ。
《個人的聖域/Personal Sanctuary》
構築1.0点
わー安全だなあー。個人的には何かの間違いであってほしい。
リミテッド0.0点
一体どんなデッキを組めばこいつが輝くっていうんです?
試そうとすら思わないね。
《群れの護衛/Pride Guardian》
構築1.0点
《境界線の隊長/Perimeter Captain》も大したことはなかった。こいつは「俺は《火葬/Incinerate》で死ぬぞォーッ!」って護衛だ。
可愛い奴だけど、こいつが欲しくなるなら《コーの火歩き/Kor Firewalker》を入れるね。
リミテッド1.0点
ビート系のデッキには絶対に入らないし、コントロールでもあんまり入れたくない。
まあでもブロッカーが必要なこともあるよね。7マナ出るまで生き延びる必要があるときとかは、こういうカードが輝くときさ。
《ロック鳥の卵/Roc Egg》
構築1.0点
付け合わせの《抹消/Obliterate》的な何かが帰ってこない限り、こいつを孵化させる必要性を感じない。
抹消が帰ってきたとしても、卵はパックに入れておくので安定じゃないかな。
リミテッド2.5点
防御的なカードではあるけど、《群れの護衛/Pride Guardian》と違うのはアタックにデメリットがつきまとうこと。
ギリギリな戦いのときは、こいつがいるとライフを3点から5点くらい守ってくれるし、3/3速攻を場に出せるようなものだ。これは大きいよ。
ただ強いカードってのは反面もあるもので、攻撃に転じてるときに引く卵は本当にため息をつく存在だ。
《セラの天使/Serra Angel》
構築4.0点(1994年のヴィンテージなら。それ以外では1.0点)
セラ天全盛期は終わった。それでも人気が衰えないものもある(ほらこの古い絵をみてくれよ。古き良き絵だ)
リミテッド4.0点
いまだにリミテッドでは壊れた強さだ。
でも対策カードも増えてるから、セラ天にボコられたらサイドから《災難の瀬戸際/Brink of Disaster》を入れたりできるよ……ってあれ?
《包囲マストドン/Siege Mastodon》
構築1.0点
こいつをレビューするってこと自体が包囲されてるようなもんだ。
『暴走特急』のが近いかもしれないな。
リミテッド2.0点
つまらないカードだけど、取れたときは半々くらいの確率で入るんじゃない。素晴らしきバニラよ。
《霊魂のマントル/Spirit Mantle》
構築1.0点
呪禁もつくようになったら教えてくれ。《四肢切断/Dismember》\(^o^)/《破滅の刃/Doom Blade》\(^o^)/
リミテッド2.5点
確かにアドバンテージを失う可能性のあるカードだけど、回答が手札になければゲームを速やかに終わらせてくれる。
少なくとも一度は殴れるはずで、溶岩の斧を使ってるみたいなものだと思えばいい。
こいつが嫌いなのは、これだけに対処できずに負けるゲームがありそうなことで、対処できないときは本当にどうしようもないからだ。
《霊気の達人/AEther Adept》の評価がまた上がったな。
《歯止め/Stave Off》
構築1.0点
《無傷の発現/Emerge Unscathed》や《精霊への挑戦/Brave the Elements》は多少使われたけど、どっちもこれより遥かに強かった。
その2枚が落ちれば本当にちょっぴり使われる可能性はあるけど、今はゴミだ。
リミテッド3.0点
評価の低いカードだけど、除去から生物を守れるだけじゃなくて(《送還/Unsummon》とか《霊気の達人/AEther Adept》とかね)、コンバットトリックとしても使えて、ブロックされなくすることもできて、エンチャント除去もできる。
他のと違って相手のクリーチャーも対象に取ることができるのも忘れちゃいけない。
《霊魂のマントル/Spirit Mantle》、《トロール皮/Trollhide》、《精神の制御/Mind Control》、おっとそれに幻影クリーチャーも除去できるとくれば、十分な性能でしょう。
白をやるなら1,2枚取りたいな。
《石角の高官/Stonehorn Dignitary》
構築1.0点
これと《水晶の破片/Crystal Shard》デッキを作るのが難しいのと同じくらい、こいつに1以上の点数をつけるのは難しい。
リミテッド記述なし
《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》
構築1.0点
構築でブロック能力とか割とどうでもいいんで、飛行以外の能力が欲しかった。
2マナパワー2の飛行生物が欲しかったとしても、《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》を代わりに入れるかなあ。
リミテッド3.5点
コストに見合ったパワーと回避能力があるおかげで、こいつは白のコモンクリーチャーのボスだ。
《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》が大統領だとしたら、こいつはエアフォースワンってところかな。
《太陽のタイタン/Sun Titan》
構築3.0点
去年人気は浮き沈みしたけど、タイタンというわけでとりあえず3点はつく。
再録されなかったとしても、違う6マナを使うから悲しくはなかったけど、この日輪の輝きを恐れて他の候補はかかってこれないだろうね。
リミテッド4.0点
よく見ろこいつはタイタンだ。
ギデオンの「プレインズウォーカー」を「タイタン」に置き換えてみよう。
取ってレアゲーすべし。
《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
構築2.0点
こういうカードって定期的に出てくるけど、今回のはちょっと期待できると思う。
赤いデッキに対してはどちらの効果も発動できてしかもぶっ刺さると思う。特に相手がクリーチャーを展開してるときは酷いことが起きるね。
2枚も撃てば相手は絶望しか見えないだろうから、とりあえず2枚かそれ以上入れて、まあ試してみようと思うよ。3マナで6ライフ得られるだけでも悪くないからね。
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》にはなれないけど、こいつくらい嫌がらせのできるカードはしばらく出ないだろうね。
リミテッド3.0点
ゲーム中、トップからこいつを引いて腐ることがあるかもしれないけど、初手にあればまずクリーチャーが出せるだろうし、こいつが機能するようにプレイすることはできるからね。
1/1が何体か出ても、飛行みたいにゲームの流れを変えられるわけじゃないけど、盤面を食い止めてる間に他のカードで勝てるようにすればいい。たとえば飛行クリーチャーを並べるとかね。
白のコモントップ5
5位《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin》
4位《突撃するグリフィン/Assault Griffin》
3位《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》
2位《平和な心/Pacifism》
1位《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》
白のコモンは強くて、3点でもトップ5に食い込めなかったのが何枚もあった。
ほとんどはビート向けのカードだけど、《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran》以外は大体コントロールでもいい仕事をしてくれると思う。
白最強のコモンはタッチ向けのカードじゃないので、《平和な心/Pacifism》ほど他の色に取られることもなさそうだ。
構築トップ5を載せるのはやめることにした。ほとんど並ぶのは同じ顔ぶれだし、構築で使いたいカードはレビューを見ればわかるよね。
明日は青をレビューするよ。ついでにそうだ、プレリリースで作ったシールドデッキから、初手をちょっとお見せしよう。
《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》
《火山のドラゴン/Volcanic Dragon》
《肉体のねじ切り/Wring Flesh》
《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》
《取り消し/Cancel》
《沼/Swamp》
《沼/Swamp》
コメント
ボクはカード1枚分の意味をとるだけでも相当時間かかります。
これだけの量をこなすのはマジ大変。間違いない。
ガラク「フ、奴は我等五天王の中でも最弱・・・」
ソリン「PWの面汚しよ・・」
ギデオン「お前(ソリン)が言うな。」
(;w;)チャンドラェ...
毎回楽しくよませていただいています
ヒャッハー!また「とても恐ろしいこと」が起きました!
久々にDさんと同卓ドラフトしたいっすね。
> listenerさん
ありがとうございます。
listenerさんの速報記事と合わさって一枚の絵になればいいなあ、なんて思ったり。
こうやって言ってもらえるだけで次を頑張る気力がわいてきますね。
> ラッチさん
原文にスパイシーなことが書いてあったので、思わず太字にしてしまいました。
ラッチさんの反応がもらえてグッ!
> うんぽぴんさん
あざーす!
> ゴーキさん
どうもどうも。ありがとうございます。
こちらもリンクさせていただきました。