Running the Gauntlet – Valakut vs. Mono-Red
 http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-valakut-vs-mono-red/
 
 「スタンの有力デッキテスト」 ヴァラクートvs.赤単
 
 Luis Scott-Vargas 2011年7月7日
 
 赤単はM12で一番恩恵を受けたデッキじゃないだろうか。《稲妻/Lightning Bolt》と《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》の両方が使えて、《槌のコス/Koth of the Hammer》、《ゴブリンの先達/Goblin Guide》は言わずもがなだ。基本セットが両方使える間はもっと選択肢があるんだからね。
 Owen Turtenwaldが歓喜して、赤の強いところを全部突っ込んだ赤単を作ってたのを知ってたから、今回の対戦相手には自然彼に白羽の矢が立った。
 
 今回はヴァラクートのリストを更新してみた。《不屈の自然/Rampant Growth》を加えてみたんだけど、サイドボードは当面このままでやることにするよ。
 言われてたように《反逆の印/Mark of Mutiny》を《攻撃的な行動/Act of Aggression》にするかもしれないけど、どちらにするにせよ赤単相手にはどちらも入らないよね。
 
   

 4:《原始のタイタン/Primeval Titan》
 4:《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》
 2:《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
 1:《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
 1:《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
 4:《不屈の自然/Rampant Growth》
 4:《探検/Explore》
 3:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
 3:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
 2:《砕土/Harrow》
 2:《稲妻/Lightning Bolt》
 2:《四肢切断/Dismember》
 4:《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
 3:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
 3:《進化する未開地/Evolving Wilds》
 6:《森/Forest》
 12:《山/Mountain》
 
 サイドボード
 2:《四肢切断/Dismember》
 3:《紅蓮地獄/Pyroclasm》
 3:《反逆の印/Mark of Mutiny》
 2:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
 2:《自然の要求/Nature’s Claim》
 3:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
 

 
 Owenが使った赤単デッキのリストは正確には知らないけど、テストで回す分には問題ないと思う。大体入りそうなカードは入ってるだろうしね。
 それにサイドボードには《反逆の印/Mark of Mutiny》や《攻撃的な行動/Act of Aggression》が取られてるだろう。赤単の嗜みだ。
 
 
 ゲームは動画を見てくれ。
 (あまりに対戦が早く終わるので、5試合全てを消化した。おかげで情報が充実したと思う)
 http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-valakut-vs-mono-red/
 
 
 サイドボード前
 
 サイドボード前のゲームでは5-0した。ウラブラスクがとにかく強くて、使ってみて気付いたけどコスを倒してくれるし、ウラブラスクがいるとタイタンが1ターン早く殴ってくるから、赤単側はウラブラスクを頑張って処理しなきゃならない。おかげでライフを4点守れる計算だ。
 胸壁も仕事をしてたおかげで、タイタンが着地するときライフに十分余裕があるってことがよくあった。
 赤単がタイタンを頑張って倒せても、大体倒すのに手札を使いきって息切れしてしまうことがほとんどで、対するヴァラクート側はヴァラクートをいくつか出しさえすれば、無駄牌を引くことが後半ほとんどなくなる。
 サイド後はほとんどの試合でウラブラスクを1枚サイドアウトしたけれど、総合的に見ればしない方が良かったと思う。
 プレイングも1戦目の1ゲーム目では《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder》を処理しなかったためにしてやられたけど、それ以降のゲームプレイには問題なかったんじゃないかな(何より勝ったしね!)
 
  サイドボーディング
 

 IN
 3:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
 3:《紅蓮地獄/Pyroclasm》
 2:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
 
 OUT
 3:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
 1:《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
 1:《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
 2:《四肢切断/Dismember》
 1:《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
 

 
 サイドボード後
 
 こちらが5-3したところをみると、サイド後も赤単がガン有利ということもなさそうだ。
 《脅しつけ/Threaten》がゲームを決めるというわけじゃなく、1ゲーム目以上にデッキがやりたいことをできるかが勝敗を分けたね。
 それでもゲームはヴァラクート側に有利だと思う。サイドボードに《強情なベイロス/Obstinate Baloth》と全体除去、それに《脅しつけ/Threaten》に対処するため《転倒の磁石/Tumble Magnet》を持っておくのが気に入った。
 
 ゲームの相性
 
 相性的にはヴァラクート側が有利だと思う。
 赤単が勝つにはヴァラクートの引きを上回らなくちゃならなくて、それでもヴァラクートの右手が光った時にはほぼ勝てない。なのに赤単のブン回りは除去や最速タイタン着地で止められてしまう可能性がある。それも簡単に。
 明日絶対にデッキに入れようと思ってるのが「悲しげなロボット」こと《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》で、ヴァラクートのこいつは凄い働きを見せてくれるんじゃないかと思うんだ。
 まあそれでも赤単に有利をつけるために、そこまで大幅に今回のデッキを変えようとは思わなかった。もしも《脅しつけ/Threaten》が怖くないなら磁石を抜いてもいいくらいだ(個人的には磁石を抜くのはお勧めしないけどね)。
 
 明日は青黒を相手にするよ!ヴァラクートの天敵だよ!!
 
 LSV

コメント

ナナシ
2011年7月9日21:41

リンクさせて頂きました。よろしくお願いいたします

Taku
2011年7月10日0:39

> ナナシさん

どうもどうも。こちらもリンクさせていただきましたー。

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