Running the Gauntlet Valakut vs. Vampires
http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-valakut-vs-vampires/
「スタンの有力デッキテスト」 ヴァラクートvs.吸血鬼
Luis Scott-Vargas 2011年7月5日
やあ、また「スタンの有力デッキをぶっ叩く」Running the Gauntletへようこそ!
初めて見る人もこんにちわ。やってることはとってもシンプルで、俺(LSV)がスタンダードのデッキを使って、強いと思うデッキと戦ってみる。その結果を受けて調整しなおしてトーナメントに持ち込んでみる、そんな企画だよ。
もうかれこれ1週間ほど戦ってみて、大体どのデッキがどんな具合かわかってきたんで、俺好みのデッキを組めるようになったと思う。
さてデッキの話といえばそうだな。今超気に入ってるあのデッキから始めようか。ヴァラクートだ!
まず下のリストを見てくれ:
このリストだけど、お試し枠がいくつか入ってるんだ:
《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》は1体でプレッシャーをかけれる奴だし、こいつがいるだけで爆発的にクロックが速くなる。
4ターン目《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》、5ターン目《原始のタイタン/Primeval Titan》はゲーム終了のお知らせだし、ウラブラスク自身もプレインズウォーカーを殴ったり、タイタンに使うはずの除去の避雷針になってくれたりするしね。
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
何枚か《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》と《砕土/Harrow》を入れてるんだけど、まあ《不屈の自然/Rampant Growth》安定だよね。《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》は好きなんだけどちょっと遅いかな。最初のゲームを見てみるとよく分かると思うな。
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》に《原始のタイタン/Primeval Titan》も持ってこれるし、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》と《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》も選択肢に入れられるこいつは本当にいいカードだ。
ちょっと打ち消しには弱いけど、スタンダードの打ち消し全盛期は過ぎたと思うから、こいつはヴァラクートが一番欲しかった安定性をもたらしてくれるんじゃないかな。
まずMatt Nassが駆る赤黒吸血鬼と戦ってみたよ。
Matt Nassは何回も《原始のタイタン/Primeval Titan》からサーチしてきたい《ぐらつく峰/Teetering Peaks》を入れてないのに文句を言ってたけど、そういう選択肢もありだと思う。
でも、吸血鬼で《ぐらつく峰/Teetering Peaks》を入れてるデッキはそうないと思うから、テストする相手としては悪くないと思うよ。
ゲームは動画を見てくれ。
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サイドボード前
ボード前は1-2だったわけだけど、ちょっと驚きだ。
吸血鬼相手はいつも際どいゲームになると思ってたからね。でも良質な除去を積めたのが良かった。
《四肢切断/Dismember》は素晴らしいカードだって前から言ってたけどやっぱり強かった。吸血鬼側にとっては《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》を1マナで処理できる壊れカードだった。ヴァラクートにとって今回はヒドいカードで、ほとんど仕事をしなかったけど、まあ《欠片の双子/Splinter Twin》相手に積んでるカードだからね。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》は明らかに劣化《不屈の自然/Rampant Growth》だとはいえ、一考には値するかな。
サイドボーディング
IN
3:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
3:《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
OUT
2:《四肢切断/Dismember》
2:《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
3:《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
1:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》も《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》も除去されるだけだったし、それなら4マナ域を《強情なベイロス/Obstinate Baloth》で埋めた方がいいと思った。
《四肢切断/Dismember》は本末転倒だから抜いた。《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を1枚ぬいたのは単にもう1枚スロットを開ける必要があったからで、場面に依存するカードだから抜いてみた。
サイドボード後
《強情なベイロス/Obstinate Baloth》がいい仕事をしてくれたおかげで、結果は3-2と普通くらいだった。
《紅蓮地獄/Pyroclasm》は悪くなかったけど、《転倒の磁石/Tumble Magnet》はそこそこってところだったろうか。とにかく《強情なベイロス/Obstinate Baloth》が偉かった。
でもどのゲームもかなり接戦で、ベイロスこそヴァラクートがタイタン着地まで生き延びるために必要なカードだって確信したね。
《攻撃的な行動/Act of Aggression》は吸血鬼にとって嬉しいカードだけど、こちらもサイドボードから投入した《転倒の磁石/Tumble Magnet》でごまかしたり、パクられても生き延びられるようにライフを守ったりできたからね。
ゲームの相性
ヴァラクート対吸血鬼は単純だ。
もし吸血鬼に勝ちたかったら、ベイロスをもっと積んで、できれば単体除去も増やそう。
《四肢切断/Dismember》はあんまり強くないけど、ヴァラクートも双子相手でマグロにならないために、2枚くらい積んでもいいと思う。そのくらいの余裕はあるはずだ。
《不屈の自然/Rampant Growth》があれば良き相棒になってくれただろうし、デッキで変えるとすればそこだろうね。
明日は《欠片の双子/Splinter Twin》デッキ相手に戦うよ!ヴァラクートにとって最もキツい相手だ!!
LSV
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「スタンの有力デッキテスト」 ヴァラクートvs.吸血鬼
Luis Scott-Vargas 2011年7月5日
やあ、また「スタンの有力デッキをぶっ叩く」Running the Gauntletへようこそ!
初めて見る人もこんにちわ。やってることはとってもシンプルで、俺(LSV)がスタンダードのデッキを使って、強いと思うデッキと戦ってみる。その結果を受けて調整しなおしてトーナメントに持ち込んでみる、そんな企画だよ。
もうかれこれ1週間ほど戦ってみて、大体どのデッキがどんな具合かわかってきたんで、俺好みのデッキを組めるようになったと思う。
さてデッキの話といえばそうだな。今超気に入ってるあのデッキから始めようか。ヴァラクートだ!
まず下のリストを見てくれ:
4:《原始のタイタン/Primeval Titan》
4:《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》
3:《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
2:《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
1:《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
3:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
4:《探検/Explore》
3:《砕土/Harrow》
3:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
3:《稲妻/Lightning Bolt》
2:《四肢切断/Dismember》
4:《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
3:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
2:《進化する未開地/Evolving Wilds》
3:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
5:《森/Forest》
11:《山/Mountain》
サイドボード
1:《四肢切断/Dismember》
3:《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
2:《自然の要求/Nature’s Claim》
3:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
1:《召喚の罠/Summoning Trap》
このリストだけど、お試し枠がいくつか入ってるんだ:
《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》は1体でプレッシャーをかけれる奴だし、こいつがいるだけで爆発的にクロックが速くなる。
4ターン目《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》、5ターン目《原始のタイタン/Primeval Titan》はゲーム終了のお知らせだし、ウラブラスク自身もプレインズウォーカーを殴ったり、タイタンに使うはずの除去の避雷針になってくれたりするしね。
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
何枚か《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》と《砕土/Harrow》を入れてるんだけど、まあ《不屈の自然/Rampant Growth》安定だよね。《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》は好きなんだけどちょっと遅いかな。最初のゲームを見てみるとよく分かると思うな。
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》に《原始のタイタン/Primeval Titan》も持ってこれるし、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》と《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》も選択肢に入れられるこいつは本当にいいカードだ。
ちょっと打ち消しには弱いけど、スタンダードの打ち消し全盛期は過ぎたと思うから、こいつはヴァラクートが一番欲しかった安定性をもたらしてくれるんじゃないかな。
まずMatt Nassが駆る赤黒吸血鬼と戦ってみたよ。
4:《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
4:《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn》
4:《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
4:《恐血鬼/Bloodghast》
3:《臓物の予見者/Viscera Seer》
4:《鼓動の追跡者/Pulse Tracker》
3:《四肢切断/Dismember》
2:《闇の後見/Dark Tutelage》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《喉首狙い/Go for the Throat》
1:《火葬/Incinerate》 ←(!? 原文ママ)
4:《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
4:《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
3:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2:《湿地の干潟/Marsh Flats》
6:《沼/Swamp》
サイドボード
3:《攻撃的な行動/Act of Aggression》
1:《闇の後見/Dark Tutelage》
1:《死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate》
4:《強迫/Duress》
3:《皮裂き/Skinrender》
2:《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
1:《四肢切断/Dismember》
Matt Nassは何回も《原始のタイタン/Primeval Titan》からサーチしてきたい《ぐらつく峰/Teetering Peaks》を入れてないのに文句を言ってたけど、そういう選択肢もありだと思う。
でも、吸血鬼で《ぐらつく峰/Teetering Peaks》を入れてるデッキはそうないと思うから、テストする相手としては悪くないと思うよ。
ゲームは動画を見てくれ。
http://www.channelfireball.com/home/running-the-gauntlet-valakut-vs-vampires/
サイドボード前
ボード前は1-2だったわけだけど、ちょっと驚きだ。
吸血鬼相手はいつも際どいゲームになると思ってたからね。でも良質な除去を積めたのが良かった。
《四肢切断/Dismember》は素晴らしいカードだって前から言ってたけどやっぱり強かった。吸血鬼側にとっては《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》を1マナで処理できる壊れカードだった。ヴァラクートにとって今回はヒドいカードで、ほとんど仕事をしなかったけど、まあ《欠片の双子/Splinter Twin》相手に積んでるカードだからね。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》は明らかに劣化《不屈の自然/Rampant Growth》だとはいえ、一考には値するかな。
サイドボーディング
IN
3:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
3:《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
OUT
2:《四肢切断/Dismember》
2:《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
3:《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
1:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》も《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》も除去されるだけだったし、それなら4マナ域を《強情なベイロス/Obstinate Baloth》で埋めた方がいいと思った。
《四肢切断/Dismember》は本末転倒だから抜いた。《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を1枚ぬいたのは単にもう1枚スロットを開ける必要があったからで、場面に依存するカードだから抜いてみた。
サイドボード後
《強情なベイロス/Obstinate Baloth》がいい仕事をしてくれたおかげで、結果は3-2と普通くらいだった。
《紅蓮地獄/Pyroclasm》は悪くなかったけど、《転倒の磁石/Tumble Magnet》はそこそこってところだったろうか。とにかく《強情なベイロス/Obstinate Baloth》が偉かった。
でもどのゲームもかなり接戦で、ベイロスこそヴァラクートがタイタン着地まで生き延びるために必要なカードだって確信したね。
《攻撃的な行動/Act of Aggression》は吸血鬼にとって嬉しいカードだけど、こちらもサイドボードから投入した《転倒の磁石/Tumble Magnet》でごまかしたり、パクられても生き延びられるようにライフを守ったりできたからね。
ゲームの相性
ヴァラクート対吸血鬼は単純だ。
もし吸血鬼に勝ちたかったら、ベイロスをもっと積んで、できれば単体除去も増やそう。
《四肢切断/Dismember》はあんまり強くないけど、ヴァラクートも双子相手でマグロにならないために、2枚くらい積んでもいいと思う。そのくらいの余裕はあるはずだ。
《不屈の自然/Rampant Growth》があれば良き相棒になってくれただろうし、デッキで変えるとすればそこだろうね。
明日は《欠片の双子/Splinter Twin》デッキ相手に戦うよ!ヴァラクートにとって最もキツい相手だ!!
LSV
コメント
明言はしていませんでしたが、確かになりますね。
さすが法務官!
(切断の的……?それは言っちゃらめぇ!)
ドラフトでDさんと戦うと気合いもガス欠になります^^
ゆーて翻訳だけじゃなくてゲームしたいんでね!
> ばね。@赤羽組さん
あざーす!
こちらこそよろしくお願いいたしまっす!
^^^^^^^^^^^^^
とても参考になる記事をありがとうございます!これからも読みたいのでリンクさせていただきました!!(チャン子のイラストに釣られました!!!)
どうもどうも。
いやー参考になるのは原文を書いてるLSVが偉大なだけなんでね!翻訳すれば頭に入ると思ったのでやってるまでです^^v
リンクありがとうございます。
チャン子のイラストは尊敬するラッチさんに描いてもらった宝物です。
チャン子愛されてますなあ。