【翻訳】新たなるファイレクシア・レビュー 青 (by LSV)
2011年5月9日 翻訳 コメント (12) New Phyrexia Set Review - Blue
Luis Scott-Vargas, 2011年4月27日
http://www.channelfireball.com/articles/new-phyrexia-set-review-blue/
よーし、じゃあ次はフリースペル、優良なフライヤー、そしてドローまでも擁する青をレビューしようか。いつも通り、下の評価基準を使うよ。
《銀白の突然変異/Argent Mutation》
構築1.0点
1マナキャントリップが突然変異して3マナになっちまった。当然使えるレベルじゃなくなった。
1マナですらこの効果なら要らないのに、3マナなら要るはずがないね。
リミテッド1.0点
「アーティファクトじゃなくなる」効果だったらもっと使ってみたくなったと思うんだ。
《粉砕/Shatter》をかわせるようになるってのは、《喉首狙い/Go for the Throat》がかわせるのよりずっと大切だし……まあでもそんだけだ。
金属術をインスタントタイミングで発動できるようになるけど、強いというよりはちゃちだと言わざるを得ないね。
《霊気の武装/Arm with Aether》
構築1.0点
『銃は剣よりも強し』 ンッン~名言だなこれは。
霊気を武装として纏うって、喩えるならマシュマロを靴下に詰めてブン回すみたいなものかい?
リミテッド0.5点
こいつを輝かせるためには2体はバウンスしたいところだけれど、2体バウンスできるってことは2体以上のクリーチャーが除去とブロッカーをかいくぐって攻撃が通らないといけないんだ。
2体以上の攻撃が通るって状況を作るのだけで難しいのに、見返りが少なすぎる。
インスタントだったらもっと強かったのにね。
《荒廃の工作員/Blighted Agent》
構築2.0点
今のところ感染ビートで強いと感じたものはないけど、《ひずみの一撃/Distortion Strike》が入るならこいつだって入るはずだ。
そもそも《ひずみの一撃/Distortion Strike》を入れるべきかどうかってのは、また別の話だ。
リミテッド3.0点
黒か緑だったらもっと点数は高かったんだけど、青だとしても強い感染だよね。
装備がついたら手がつけられないし、コントロールデッキで他に毒関連のカードがなくてもフィニッシャーを務められるよ。
感染をやるなら、こいつがいるにこしたことはない。
この毒ジェームズ・ボンドを見たら取って入れとけ。
《つながれた喉首追い/Chained Throatseeker》
構築1.0点
いやぁいい名前ですな。
たまにカード名が曖昧なときググるんだけど、グーグル先生が自動でカード名をオートコレクトしてくれるよね。
こいつに関してはググる必要なしだ。
リミテッド2.5点
こいつをサイドボードにつないでおくって手はないね。
毒カウンターを相手に載せる手段が全くないってなら考えるけど、大体のデッキは《悪性の傷/Virulent Wound》なり感染クリーチャーなり1枚は持ってるだろうし、仮に毒カウンターを載せられなくてもこいつはまさにブロッカーとして超えられない壁になってくれる。
こいつはある意味《ファイレクシアの巨大戦車/Phyrexian Juggernaut》の真逆で「毎ターンブロックしなければならない」みたいなものと考えてもいいのかもしれない。それでも強いね。
《尖塔の大長/Chancellor of the spires》
構築1.0点
構築でライブラリーを削るのって、削られて嬉しいことこそあれどキツいことってあるのかしらん。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》デッキで装備を落とせれば強いかもしれないけど、可能性自体とっても低いし、どちらかというと《復讐蔦/Vengevine》入りのデッキ相手に酷いことになる方が辛いんじゃないかね。
もちろんこいつは首を塔みたいに長くして使われるのを待ってるわけだけど、実際のところ考えてみてもダメだね。
リミテッド4.0点
基本性能だけで十分だし、場に出たときフリースペルが使えるのも悪くないよね。
それに7枚ライブラリーを削るのはゲームが長引いたときに効いてくるし。
他の大長サイクルもそうだけど、これはいいものだ。
《堕落した決意/Corrupted Resolve》
構築2.0点
今みたいに色んな種類の打ち消しがある中で、プレイすると決意した呪文を解決させるのは容易ではないよね(少なくとも傷跡ブロックでは)。
さて、これは《マナ漏出/Mana Leak》より有効な打ち消しとは思えないけど、スタンダードの毒デッキで隙間的に使われるかもしれない。それにブロック構築では間違いなく使われるだろう。
《差し戻し/Remand》を作ったのは間違いだったと思うんだけど(実際間違いだったと思う)、これが打ち消しとして目指してる方向なのかな?
リミテッド1.0点
《冷静な反論/Stoic Rebuttal》は大好きなんだけど、こっちはピクリとも食指が動かない。
リミテッドで使う打ち消し呪文はいつでも状況に左右されるのに、対戦相手が毒を受けているって条件を付けるのはヒドい。
これが手札で腐るゲームがあるのに対して旨みが全くないし、完全に毒殺狙いのデッキでもこれを入れたせいで苦しむことがあると思うくらいだ。それに大体、完全に毒殺狙いのデッキが青いことはほとんどないよ。
《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
構築2.0点
俺の目が詐欺にあったんじゃなければ、《欠片の双子/Splinter Twin》にお友達ができたのかな?
ようやくパーツが揃ってコンボを真剣に検討する価値が出てきたって感じで、タフネス4も1とかよりずっとずっと頼もしい。
こいつが《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の石のように硬い支配力を破る力があるかはまだ分からないけど、少なくとも潜在能力はあるさね。
石鍛冶によく効くカードはこいつに効かないものばかりだし、依然として4枚ジェイスは入れるわけだし。
ジェイスの支配力は天井知らずやでぇ。本当にありがとうございました。
リミテッド3.5点
うーんいいクリーチャーだ。
タフネスが1のクリーチャーを奇襲できるだけじゃなく、アンタップ能力で他のクリーチャーを起こしてやって奇襲することもできるし、計算を狂わせること間違いなしだ。そもそもファイレクシアマナで計算が難しいってのは置いておいて、こいつも十分な奇襲性を持ってる。
たった3マナで2体までブロッカーを水増しできるってのはゴツいし、奇襲でなくてもタップするのに使ったっていいんだしさ。
それに、古き良き《角海亀/Horned Turtle》は数え切れない使ったことがあるけど、こいつはずーーーーーっとカメより強い。
単体で合格で極めて柔軟な動きができると、ここまで強いってことだね。
《防御姿勢/Defensive Stance》
構築1.0点
俺がこいつへ取る姿勢は決まってる。
こ れ は ひ ど い
いったい何がしたいのかわからない。
デザイナーに何がしたかったのかと問い詰めたいくらいだ。まあ実際に聞いたらデザイナーは防御的になるだろうと思うけどね。
リミテッド0.5点
《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》や、007こと《荒廃の工作員/Blighted Agent》が止められないなら……次のパックを頑張ろう^^;
もし手遅れなら、こいつを入れるしかない……だと……?
正直なところこれを使うなら負けた方がマシだとさえ思う。
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
構築3.0点
これは面白いカードだ。
あまり強そうには見えないかもしれないけど、強いカードだ。
正確な情報ってお高いんでしょう?
いいえ、ファイレクシアマナは期待を裏切りません。2ライフか青1マナか選べる選択肢があります。まあ、なんてお買い得なんでしょう!
青じゃないデッキで使うのは、《陰謀団式療法/Cabal Therapy》とかでも使ってない限りお勧めしないけど、俺の直感ではこいつはスタンダードで活躍すると見た。
仮に新たなるファイレクシアリリース後のスタンの世界を《のぞき見/Peek》できて、1,2枚かそれ以上これが石鍛冶デッキに採用されてなかったらきっと驚く、それくらい確信してる。
考えてもみてくれ。ジェイス、剣、ギデオンとかを素出ししようとして、《マナ漏出/Mana Leak》とか《稲妻/Lightning Bolt》に撃ち落とされたことは数知れずだろう?
これからはこの《テレパシー・スパイ/Telepathic Spies》を使ってベストなプレイができるわけだ。
《マナ漏出/Mana Leak》があるように見せかけるのは超危険になるし、見られてるとあっさり回避される《呪文貫き/Spell Pierce》は相対的に弱くなるね。
こいつの強さは瞬く間に構築に広がること請け合いだよ。
リミテッド2.5点
自分が青ならどんな時でも使うけど、青じゃないなら使わないかな。
毒相手にサイドインするのも、ライフを失ってもどうということはないから結構良さげ。
リミテッドで相手の手札を見るのは構築ほど重要じゃないし、2点の支払いは構築よりでかいから、そこまで凄い強いってわけじゃないと思う。
《突き刺しモズ/Impaler Shrike》
構築1.0点
おい見ろVlad Metrikがこんなところにも進出してるぞ。でもこいつは《集中/Concentrate》じゃないし。
《集中/Concentrate》だったとしても今となっちゃあまり……。
リミテッド3.0点
頭でっかちなフライヤーはいつの時代でも強いし、これは《血清掻き/Serum Raker》より偉い。
3枚カードを引くのはステキだけど、あまりドローに変換しちゃうようなことはしないと思う。
パワー3のクリーチャーがいれば、他に何が要るってんだい?
もちろん、カードを引きたいときに引けるのは強いしね。取れ取れ。
《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
構築2.5点
こいつの名前とマナコストは最悪だ。
もちろんこいつのコストを支払うことはないだろうし、フルネームで呼ばれることもほとんどないと思うから、まあチャラってところかな。
10マナをマナプールに入れられるなんてそうそう起こりそうにないから、墓地から釣るってのが一番ありえそうだ。
もしリアニメイトできたら、7枚引けるんだから何回でもリアニできるだろう。
でも話す内容としてはそんなもんか。墓地から釣った時に強いってだけのカードは悲しいね。
どちらかというと問題は釣る対象より、どうやって墓地に落として釣ってくるのかなんだから。
唱えるのはほとんど不可能で、テキストに「あなたは勝利する」と書いてあるようなクリーチャーが増えたからって、リアニメイトデッキがそこまで強化されるわけじゃない。
おっと、断っておくがレガシーの話だからね。
リミテッド0.5点
実際のところ普通のデッキで10マナは出ない。プレイしようと考えるだけ無駄だよ。
コントロール同士が当たって頭がおかしいくらい長引いたら、このバカを入れてみてもいいかもしれない。でもその程度だ。
《精神的つまづき/Mental Misstep》
構築4.0点
つまづいちゃったか気の毒に。だがいいからレガシーだ!
あからさまにレガシー界を震撼させるカードだ。
どんなデッキでも使えるけど、採用しないデッキもあるだろう。
ドレッジ、土地単、親和あたりは空きスロットがないので採用しないかもしれない。でも、ドレッジあたりは他ならぬ《精神的つまづき/Mental Misstep》に弱いから、結果的に積むようになりそうだ。
他にもスタックスとか2マナランドを多用するデッキは1マナ呪文を食うように作ってるから、自分では1マナ呪文を入れないだろう。
相手の《精神的つまづき/Mental Misstep》が気にならないデッキなら当然重要度は下がるね。
さて、どんなデッキにこいつは入るだろうか?
前にもちらっと言ったけど、1ターン目の動きとして超重要な呪文を唱えるデッキは、このカードを使わざるを得ないだろう。さもないと相手の《精神的つまづき/Mental Misstep》に対抗できないからだ。他でもない《霊気の薬瓶/AEther Vial》、お前のことだ。他に《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》も忘れちゃいけない。こういったカードがデッキの中核を担うデッキのことだけどね。
Zooがこれを使うかといえば、俺は微妙だと思ってる。Zooには1マナの呪文がこれでもかと詰め込まれてるけど、《霊気の薬瓶/AEther Vial》や《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》みたいに個々のパーツが重要というわけじゃないからだ。
ここまででも影響は大きいけど、こいつについて言わなきゃいけないことにはまだまだ続きがある。
この呪文を最も上手く使えるのは、こいつと美味しいシナジーを生むカードが入ってるデッキだ。
シナジーを生むカードってのはつまり《Force of Will》と《渦まく知識/Brainstorm》で、ピッチで撃つエサにしたり、ライブラリーの中に混ぜられるからってことだね。ただしこいつの偉いところは、3ターン目以降も腐らないことだ。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《渦まく知識/Brainstorm》、《思案/Ponder》、《稲妻/Lightning Bolt》、《暗黒の儀式/Dark Ritual》、《思考囲い/Thoughtseize》等々、ゲームの最初から最後までいつでも打ち消したいものはたくさんある。後半になっても打ち消せるところがこいつの《目くらまし/Daze》と違うところだ。
自分のつまづきといかに向き合うかってのは結構大切だ(ここだけ読むとまるで自己啓発本みたいだ!)。何せこれからは間違いなくこいつを意識してデッキ構築がされるだろうからね。
《精神的つまづき/Mental Misstep》がすんなり入るのはチーム・アメリカ、CTGとかの相殺デッキ、マーフォークってところだろう。3つとも上で言ったようなシナジーのあるカードが入ってるし、妨害手段をもっと積みたいデッキだからだ。
ANTはちょっと考えるところ。といっても1ターン目の《霊気の薬瓶/AEther Vial》が止めたいわけじゃない。
やっぱりANTは《思考囲い/Thoughtseize》と《強迫/Duress》を使って、《精神的つまづき/Mental Misstep》はサイドってところだろう。
こいつの環境に与える影響もとても大きいと踏んでて、これがあるせいで息の根が止まるデッキも出てきそうだ。
前にハイタイド対ANTの記事で書いたけど、ハイタイドは良くてTier2レベルに追いやられるんじゃないかと思う。ハイタイドにとって《精神的つまづき/Mental Misstep》を何とかするのは本当に辛いんだ。
ドレッジにとっても嫌なカードで、1ターン目に発掘し始めるための《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》と《打開/Breakthrough》他、色々なものが止まるカードが4枚水増しされて、本来の墓地対策と合わせて8枚体制になるようなものだからだ。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》に頼るデッキもほぼ死亡寸前だ。なにせ《霊気の薬瓶/AEther Vial》に依存するデッキで薬瓶が置けないと、動きがずっと弱くなるんだからね。
多分リリース直後はいろんな人が、入れるべきじゃないデッキにまで突っ込むんじゃないかと思う。そして残念なことになるだろう。
こいつが使われるのは必然だと思うけれど、最初騒がせて徐々に落ち着いていく、《渦まく知識/Brainstorm》や《Force of Will》みたいな、青の必須カードと同じような立ち位置になると思うね。
*おおっと*、これだけ書いてまだスタンダードに言及すらできていないとは!!
スタンでも使われるだろうけれど、そこまででもないと思う。終わり。
もっとちゃんとやれって?分かったよ。
こいつは何も考えずに入れていいカードじゃない。これが全く刺さらないデッキもあるし(ヴァラクートとかヴァラクートとかヴァラクートとか)、打ち消されても「ほうほう、それでそれで?」って感じのデッキ(1マナは稲妻と定業しか打ち消すものがない青赤緑コントロールとか)もあるんでね。
《精神的つまづき/Mental Misstep》でできることは《呪文貫き/Spell Pierce》が代わりに、ずっと上手くやってくれる。
相手が1マナ残してフルタップのときにジェイスを着地させるにはいいカードだけど、それも相手が《精神的つまづき/Mental Misstep》を持ってないって前提だしね。
俺が間違ってなければ、Caw-bladeのミラーマッチでは重要になるはずだ。
あんまり強くはないけど、ボロスをあしらうのにも使えそうだ。なにせ右手が光ってるボロスを止められるかもしれないしね。
《ゴブリンの先達/Goblin Guide》、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》、《稲妻/Lightning Bolt》、おっとライフが危ない。
ま、ボロスを使おうなんて狂気の沙汰だよね。
個人的にまずはCaw-bladeのサイドボードに入れてみて、それから考えようと思ってるよ。
でも色々と可能性があるカードだ。
ボロスに《糾弾/Condemn》を撃ったら躓かされました、なんて考えてもみてよ。スゲー!
こいつはアブないカードだ。
環境にどう受け入れられていくのかとっても気になる。でもA.J.Sacherが言ってるみたいにぶっ壊れではないと思うね。
《精神間引き/Mindculling》
構築1.0点
これが構築で使えるカードから間引かれても、いっこうに気にしないよ。
俺自身使えるカードの中から間引いてるし。
リミテッド5.0点(本当は……)
爆アドー!書いてあること見てみてくれよ!!
2枚カードを引けるだけじゃなくて、相手に2枚捨てさせられるんだ!
カードアドがとれすぎて数え切れないぜ。
はいごめんなさい本当は3.0点くらいですよね。点数だけ見て次に行く人をからかってみたかっただけです。
まあ冗談は置いておいて、これのために色をタッチするのも全然ありだと思う。
早い感染デッキ相手には腐りそうだけど、これから早い感染に当たることは少なくなるだろうからね。《嚢胞抱え/Cystbearer》も《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》も少なくなるんだからさ。
相手の手札2枚を落として2枚引くのは脳天ぶったたかれるようなものだから、6マナくらい喜んで払うよ。
《無感覚の投薬/Numbing Dose》
構築1.0点
もう俺がどんなダジャレを言っても無感覚になってきたころじゃない?だからこのクスリは軽く流しとくよ。
リミテッド2.0点
1点ルーズでちょっと使えるかなって感じ。
ライフルーズがなかったらサイド行き候補だろうけど、クロックがつくなら使ってみたいなって思ったよ。
《ファイレクシアの摂取者/Phyrexian Ingester》
構築2.0点
タイタン美味しいです(^q^)。
で、こいつはタイタンを食べれるだろうか?
食べれる、かもしれない。
少なくともこいつはタイタンを処理して尚9/9が残るんだから、ベストな回答だ。
ただこの能力でもう1マナ軽ければと思わずにはいられないんだけどね。(同じことを色んなカードに対して言ってるな、俺)
リミテッド4.0点
レアゲーしてますか?
相手にするのもバカバカしいくらい強いボム(リミテッドの強カード)で溢れてるのは、きっと傷跡ブロックの隠れたテーマがリミテッド強カードだからなんだろうね!
こいつもタッチで使えるから初手に取っても受けが広い。その上申し分ない強さを備えた素晴らしいカードだ。
ちなみにGPダラスで、中村修平は《虐殺のワーム/Massacre Wurm》を1ゲーム目サイドに落としていた。なんという意志力!俺には真似できないよ。
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
構築3.0点
実は俺、構築で多相の戦士を使うことにかけてはちょっとこだわりがあるけど(アルカニスを使ったこともあったっけ)、こいつは歴代多相の戦士の中でも最強だ。
3マナというコストで攻めにいけて、戦場に出たときの能力も誘発するなんて、昔なら《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》に喜んで5マナ払ってたんだぜ?
まだこいつが生きるデッキを思いついてはいないけど、こいつがメタゲームを変形させたとしても不思議じゃないと思うね。
リミテッド4.0点
厳密にいえばこいつはアーティファクトな分《クローン/Clone》より優秀というわけじゃないけど、近い強さだ。
どんなときでも場で一番強い奴として出れるのはとっても偉い。感染相手にでも、《嚢胞抱え/Cystbearer》になって相手の《嚢胞抱え/Cystbearer》を止められるから多少は対抗できる。
《心理の障壁/Psychic Barrier》
構築2.5点
《霊魂放逐/Remove Soul》を懐かしく思う日が来るなんてね!
こいつは間違いなく構築レベルだ。もし《マナ漏出/Mana Leak》が再録されなかったら、評価はもっと上がるだろう。
1点ライフルーズがついてるのは考えてるより大きいし、ブロック構築では《マナ漏出/Mana Leak》みたいな障壁がないからよく見るカードになると思うよ。
リミテッド2.5点
リミテッドのデッキの半分以上はクリーチャーだ。心理戦なんかしなくてもこいつが強いことは分かるね?
一発大逆転できるカードじゃないけど、早い順目で取っていいカードだと思う。
《心理的手術/Psychic Surgery》
構築1.0点
構築で使えないのはどのカードか予想するのには、脳改造手術なんか必要ない。こいつがいい例だ。
相手がフェッチランドを切ってくれたとしても一枚しか取り除けないなんて、カード1枚と2マナを使ってやることじゃないね。
リミテッド0.0点
10戦中9回は効果が誘発しないって?なんてお買い得なんでしょう!!
《脊柱の飛行機械/Spined Thopter》
構築2.0点
飛行機械の先輩方と並んで、使われるカードだと思う。
《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》が使われてるのに、こいつが使われない理由がない。特に青が入ってるデッキなら尚更だ。
凄い強いってわけじゃないけど、《大建築家/Grand Architect》デッキなんかを支えるいいカードになるんじゃないかな。
リミテッド3.0点
カーカー!
アジサシが帰ってきたぜ。しかもなんとたったの2ライフというご奉仕価格!
感染以外のどんなデッキにでも使えて、早く取られるカードだろうね。
《尖塔の監視者/Spire Monitor》
構築2.0点
ち ょ っ と 待 て。構築で使えるって?
冗談はレビューだけにしてくれよって思うだろ。
でもホントのところ、ブロック構築で使われるだろうし、スタンダードでもワンチャンあると思ってる。
こいつは瞬速がついててアーティファクトじゃないってだけでブロック構築ではデカいし、3/3は十分強いラインだ。
相手のジェイスの返しにこいつを出して殴り、こっちのジェイスを出す。かっけー!
カウンターを構えながら動けるし、上手くいったときには十分見返りがある美味しいカードだと思うよ。
リミテッド3.5点
\罠だー!/
5マナ立っててるところに殴るのはずっと危険になった。監視員が突然現れてブロックしてくるわけで、殴らなくてもエンド時に現れて攻撃してくるという理不尽さ。
3/3飛行で瞬速というだけで明らかにただ強なので、見かけたら取ろう。
《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
構築2.5点
俺はずっと《予言/Divination》が好きだったから、たった2点ライフを支払うくらいで色を問わず使えるようにしてくれた上、ちょっとしたオマケまでついてるこいつも好きだ。
名前もイカしてると思わないか?何せこれの増殖を使って1ターン早くコス、テゼレット、ヴェンセールの奥義が使えるようにしたら、まさにプレインズウォーカーの計略って感じだ。
ヴァラクートでも使えそうだ。《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》に一つカウンターを載せて2枚引くのは大歓迎だろうと思うよ。
リミテッド3.0点
俺がカードを引くのが大好きってのを引いても、こいつは間違いなく強いと思う。
感染をやってるなら、毒を載せながらマイナスカウンターも増やせる。しかも《着実な進歩/Steady Progress》みたいに色を散らす必要もない。
感染でなければ増殖は期待薄だけど、悪くても3マナの《夜の囁き/Night’s Whisper》だ。俺なら取るね!
《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
構築1.0点
レビューを早く終わらせようとしてるんだけど、こういうのに絡みつかれちゃってね。
《分散/Disperse》や《乱動への突入/Into the Roil》の方がいいと思うよ。その2枚ですら言うほど強くないし。
リミテッド2.0点
個人的に《分散/Disperse》は好きだけど、そんな俺でもあまりこれには惹かれない。分散自体そこまで強くないしね。
1点ライフルーズのオマケがついてても、装備をバウンスできないのは痛い。
他にバウンスが取れなければ使ってもいいと思うけど、せいぜい1枚かな。
《病毒のドレイク/Viral Drake》
構築1.0点
構築が毒だらけになることはない。
みんなが毒のドレイになるためにはもっとビョーキな奴が必要だ。
リミテッド3.5点
感染デッキ待望の一枚!
殴って毒を1つ載せてよし、ブロックに回してよし、増殖しまくってよし。
1/4飛行のブロッカーみたいなクリーチャーに増殖がついただけで、攻撃までできるようになったみたいなものだ。増殖のおかげでこいつ1体でゆっくり毒殺ができる。
感染でなくても夢みたいにステキなカードで、アンコモンの中で最強の一枚だと思うな。
《翼の接合者/Wing Splicer》
接合者について言いたいことは白のレビューでもう言ったから、こいつの翼は構築で真面目に使うには重すぎるってだけ言っておこう。
リミテッド3.5点
強いアンコモンといえば……《幻影獣/Phantom Monster》以上のやつは強いって俺の中ではなってるんだ。
戦闘中に1/1を処理されてゴーレムを地上に落とされないように気をつけよう。
サイクルの中でもこいつは特に影響を受けるからね。
《異種移植/Xenograft》
構築1.0点
《奸謀/Conspiracy》か何か知らないけど、こういうヘンな名前のついた奴は大体役立たずって決まってる。こいつも例外じゃない。
リミテッド0.0点
セット間違えてない?
3年前のローウィンブロックにお帰り下さい(もう3年も前……だと……?光陰矢のごとし、か)。
青のコモン ベスト5
5位《心理の障壁/Psychic Barrier》
4位《荒廃の工作員/Blighted Agent》
3位《脊柱の飛行機械/Spined Thopter》
2位《突き刺しモズ/Impaler Shrike》
1位《尖塔の監視者/Spire Monitor》
青輝いてるなー。
上位4枚はどれも初手級で、特に1位と2位は単体でも組みあわせても強そうだ。
《荒廃の工作員/Blighted Agent》だけ浮いてるけど、他は飛行持ちでマナカーブにも合ってる。
こいつらはコントロールでもアグロでもいい働きをしてくれそうだし、レアを散らせば申し分ないデッキになるな。
青の構築カードトップ5
5位《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
4位《心理の障壁/Psychic Barrier》
3位《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
2位《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
1位《精神的つまづき/Mental Misstep》
気付いただろうか。
上位5枚の内、実に4枚までにファイレクシアマナが入ってる。
要するにフリースペル(というかコスト軽減)はそれだけで強い。《のぞき見/Peek》みたいに単体では大したことないものですら強くなるってこと。
このセットで幸せになれない青使いなんているとは思えない。正確にいえば他の色だってここに挙げたカードのほとんどを使えるんだ。
スタンダードでもレガシーでも、この「フリースペル」的なカードが候補に食い込んでくるせいで、デッキ構築は今までよりもっと頭を使うようになるだろう。
が、ファイレクシアマナは偉大とはいえ、デッキのスロットとコストを突き合わせるのは大切だし、ライフも見境なしに払い続けられるわけじゃない。
なんて言ってはみたものの、歴代フリースペル的メカニズムの例に漏れなく、このセットの青カードはマジックを大きく変えるだろう。
明日は黒にいってみよう。元祖ファイレクシアの色だ!
Luis Scott-Vargas, 2011年4月27日
http://www.channelfireball.com/articles/new-phyrexia-set-review-blue/
よーし、じゃあ次はフリースペル、優良なフライヤー、そしてドローまでも擁する青をレビューしようか。いつも通り、下の評価基準を使うよ。
構築
5.0点:全フォーマットで大活躍。価格も大高騰 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4.0点:必須カード。引っ張りだこ。 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《定業/Preordain》
3.5点:色々なデッキで使えて強いけど、必須とまではいかない。 《怒り狂う山峡/Raging Ravine》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
3.0点:アーキタイプが合えば。 《呪文貫き/Spell Pierce》、《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
2.5点:定番として使われるデッキもあるけど、必須ではない。 《不屈の自然/Rampant Growth》、《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
2.0点:隙間を埋めてくれるカード。サイドボード要因や、強いけどまだ居場所のないカード。 《天界の粛清/Celestial Purge》(結構2.0点がつくカードは多いけど、2.0点がついたら説明が重要だって考えてくれ)
1.0点:使われることもあるかもしれない。 《空虚自身/One with Nothing》(これすらハウリング・オウル相手に使われたことがある。あまり意味がない気もするけれど)
リミテッド
5.0点:何があろうとも使う。それだけ。
4.5点:他に何が取れてようとも間違いなく使うレベル。
4.0点:それだけのために色を散らす価値がある。
3.5点:見たらその色に行こうと思う。
3.0点:その色が使いたくなる。色が合うなら100%使う。
2.5点:このレベルのカードが何枚も取れたら色は確定。色が合うならほぼ間違いなく使う。
2.0点:色が合うなら大体使う。70%くらいの確率で使う。
1.5点:メインには半々くらいの確率でしか入らない。50%で使うかも。
1.0点:これを使うようじゃ酷いデッキだと思わざるを得ない。30%くらい。
0.5点:サイドボードとして使うことを考えなくもない。でも絶対にメインに入れない。10%くらいの可能性で使う。
0点:メインだろうとサイドだろうと、絶対に使わない。
《銀白の突然変異/Argent Mutation》
構築1.0点
1マナキャントリップが突然変異して3マナになっちまった。当然使えるレベルじゃなくなった。
1マナですらこの効果なら要らないのに、3マナなら要るはずがないね。
リミテッド1.0点
「アーティファクトじゃなくなる」効果だったらもっと使ってみたくなったと思うんだ。
《粉砕/Shatter》をかわせるようになるってのは、《喉首狙い/Go for the Throat》がかわせるのよりずっと大切だし……まあでもそんだけだ。
金属術をインスタントタイミングで発動できるようになるけど、強いというよりはちゃちだと言わざるを得ないね。
《霊気の武装/Arm with Aether》
構築1.0点
『銃は剣よりも強し』 ンッン~名言だなこれは。
霊気を武装として纏うって、喩えるならマシュマロを靴下に詰めてブン回すみたいなものかい?
リミテッド0.5点
こいつを輝かせるためには2体はバウンスしたいところだけれど、2体バウンスできるってことは2体以上のクリーチャーが除去とブロッカーをかいくぐって攻撃が通らないといけないんだ。
2体以上の攻撃が通るって状況を作るのだけで難しいのに、見返りが少なすぎる。
インスタントだったらもっと強かったのにね。
《荒廃の工作員/Blighted Agent》
構築2.0点
今のところ感染ビートで強いと感じたものはないけど、《ひずみの一撃/Distortion Strike》が入るならこいつだって入るはずだ。
そもそも《ひずみの一撃/Distortion Strike》を入れるべきかどうかってのは、また別の話だ。
リミテッド3.0点
黒か緑だったらもっと点数は高かったんだけど、青だとしても強い感染だよね。
装備がついたら手がつけられないし、コントロールデッキで他に毒関連のカードがなくてもフィニッシャーを務められるよ。
感染をやるなら、こいつがいるにこしたことはない。
この毒ジェームズ・ボンドを見たら取って入れとけ。
《つながれた喉首追い/Chained Throatseeker》
構築1.0点
いやぁいい名前ですな。
たまにカード名が曖昧なときググるんだけど、グーグル先生が自動でカード名をオートコレクトしてくれるよね。
こいつに関してはググる必要なしだ。
リミテッド2.5点
こいつをサイドボードにつないでおくって手はないね。
毒カウンターを相手に載せる手段が全くないってなら考えるけど、大体のデッキは《悪性の傷/Virulent Wound》なり感染クリーチャーなり1枚は持ってるだろうし、仮に毒カウンターを載せられなくてもこいつはまさにブロッカーとして超えられない壁になってくれる。
こいつはある意味《ファイレクシアの巨大戦車/Phyrexian Juggernaut》の真逆で「毎ターンブロックしなければならない」みたいなものと考えてもいいのかもしれない。それでも強いね。
《尖塔の大長/Chancellor of the spires》
構築1.0点
構築でライブラリーを削るのって、削られて嬉しいことこそあれどキツいことってあるのかしらん。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》デッキで装備を落とせれば強いかもしれないけど、可能性自体とっても低いし、どちらかというと《復讐蔦/Vengevine》入りのデッキ相手に酷いことになる方が辛いんじゃないかね。
もちろんこいつは首を塔みたいに長くして使われるのを待ってるわけだけど、実際のところ考えてみてもダメだね。
リミテッド4.0点
基本性能だけで十分だし、場に出たときフリースペルが使えるのも悪くないよね。
それに7枚ライブラリーを削るのはゲームが長引いたときに効いてくるし。
他の大長サイクルもそうだけど、これはいいものだ。
《堕落した決意/Corrupted Resolve》
構築2.0点
今みたいに色んな種類の打ち消しがある中で、プレイすると決意した呪文を解決させるのは容易ではないよね(少なくとも傷跡ブロックでは)。
さて、これは《マナ漏出/Mana Leak》より有効な打ち消しとは思えないけど、スタンダードの毒デッキで隙間的に使われるかもしれない。それにブロック構築では間違いなく使われるだろう。
《差し戻し/Remand》を作ったのは間違いだったと思うんだけど(実際間違いだったと思う)、これが打ち消しとして目指してる方向なのかな?
リミテッド1.0点
《冷静な反論/Stoic Rebuttal》は大好きなんだけど、こっちはピクリとも食指が動かない。
リミテッドで使う打ち消し呪文はいつでも状況に左右されるのに、対戦相手が毒を受けているって条件を付けるのはヒドい。
これが手札で腐るゲームがあるのに対して旨みが全くないし、完全に毒殺狙いのデッキでもこれを入れたせいで苦しむことがあると思うくらいだ。それに大体、完全に毒殺狙いのデッキが青いことはほとんどないよ。
《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
構築2.0点
俺の目が詐欺にあったんじゃなければ、《欠片の双子/Splinter Twin》にお友達ができたのかな?
ようやくパーツが揃ってコンボを真剣に検討する価値が出てきたって感じで、タフネス4も1とかよりずっとずっと頼もしい。
こいつが《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の石のように硬い支配力を破る力があるかはまだ分からないけど、少なくとも潜在能力はあるさね。
石鍛冶によく効くカードはこいつに効かないものばかりだし、依然として4枚ジェイスは入れるわけだし。
ジェイスの支配力は天井知らずやでぇ。本当にありがとうございました。
リミテッド3.5点
うーんいいクリーチャーだ。
タフネスが1のクリーチャーを奇襲できるだけじゃなく、アンタップ能力で他のクリーチャーを起こしてやって奇襲することもできるし、計算を狂わせること間違いなしだ。そもそもファイレクシアマナで計算が難しいってのは置いておいて、こいつも十分な奇襲性を持ってる。
たった3マナで2体までブロッカーを水増しできるってのはゴツいし、奇襲でなくてもタップするのに使ったっていいんだしさ。
それに、古き良き《角海亀/Horned Turtle》は数え切れない使ったことがあるけど、こいつはずーーーーーっとカメより強い。
単体で合格で極めて柔軟な動きができると、ここまで強いってことだね。
《防御姿勢/Defensive Stance》
構築1.0点
俺がこいつへ取る姿勢は決まってる。
こ れ は ひ ど い
いったい何がしたいのかわからない。
デザイナーに何がしたかったのかと問い詰めたいくらいだ。まあ実際に聞いたらデザイナーは防御的になるだろうと思うけどね。
リミテッド0.5点
《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》や、007こと《荒廃の工作員/Blighted Agent》が止められないなら……次のパックを頑張ろう^^;
もし手遅れなら、こいつを入れるしかない……だと……?
正直なところこれを使うなら負けた方がマシだとさえ思う。
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
構築3.0点
これは面白いカードだ。
あまり強そうには見えないかもしれないけど、強いカードだ。
正確な情報ってお高いんでしょう?
いいえ、ファイレクシアマナは期待を裏切りません。2ライフか青1マナか選べる選択肢があります。まあ、なんてお買い得なんでしょう!
青じゃないデッキで使うのは、《陰謀団式療法/Cabal Therapy》とかでも使ってない限りお勧めしないけど、俺の直感ではこいつはスタンダードで活躍すると見た。
仮に新たなるファイレクシアリリース後のスタンの世界を《のぞき見/Peek》できて、1,2枚かそれ以上これが石鍛冶デッキに採用されてなかったらきっと驚く、それくらい確信してる。
考えてもみてくれ。ジェイス、剣、ギデオンとかを素出ししようとして、《マナ漏出/Mana Leak》とか《稲妻/Lightning Bolt》に撃ち落とされたことは数知れずだろう?
これからはこの《テレパシー・スパイ/Telepathic Spies》を使ってベストなプレイができるわけだ。
《マナ漏出/Mana Leak》があるように見せかけるのは超危険になるし、見られてるとあっさり回避される《呪文貫き/Spell Pierce》は相対的に弱くなるね。
こいつの強さは瞬く間に構築に広がること請け合いだよ。
リミテッド2.5点
自分が青ならどんな時でも使うけど、青じゃないなら使わないかな。
毒相手にサイドインするのも、ライフを失ってもどうということはないから結構良さげ。
リミテッドで相手の手札を見るのは構築ほど重要じゃないし、2点の支払いは構築よりでかいから、そこまで凄い強いってわけじゃないと思う。
《突き刺しモズ/Impaler Shrike》
構築1.0点
おい見ろVlad Metrikがこんなところにも進出してるぞ。でもこいつは《集中/Concentrate》じゃないし。
《集中/Concentrate》だったとしても今となっちゃあまり……。
リミテッド3.0点
頭でっかちなフライヤーはいつの時代でも強いし、これは《血清掻き/Serum Raker》より偉い。
3枚カードを引くのはステキだけど、あまりドローに変換しちゃうようなことはしないと思う。
パワー3のクリーチャーがいれば、他に何が要るってんだい?
もちろん、カードを引きたいときに引けるのは強いしね。取れ取れ。
《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
構築2.5点
こいつの名前とマナコストは最悪だ。
もちろんこいつのコストを支払うことはないだろうし、フルネームで呼ばれることもほとんどないと思うから、まあチャラってところかな。
10マナをマナプールに入れられるなんてそうそう起こりそうにないから、墓地から釣るってのが一番ありえそうだ。
もしリアニメイトできたら、7枚引けるんだから何回でもリアニできるだろう。
でも話す内容としてはそんなもんか。墓地から釣った時に強いってだけのカードは悲しいね。
どちらかというと問題は釣る対象より、どうやって墓地に落として釣ってくるのかなんだから。
唱えるのはほとんど不可能で、テキストに「あなたは勝利する」と書いてあるようなクリーチャーが増えたからって、リアニメイトデッキがそこまで強化されるわけじゃない。
おっと、断っておくがレガシーの話だからね。
リミテッド0.5点
実際のところ普通のデッキで10マナは出ない。プレイしようと考えるだけ無駄だよ。
コントロール同士が当たって頭がおかしいくらい長引いたら、このバカを入れてみてもいいかもしれない。でもその程度だ。
《精神的つまづき/Mental Misstep》
構築4.0点
つまづいちゃったか気の毒に。だがいいからレガシーだ!
あからさまにレガシー界を震撼させるカードだ。
どんなデッキでも使えるけど、採用しないデッキもあるだろう。
ドレッジ、土地単、親和あたりは空きスロットがないので採用しないかもしれない。でも、ドレッジあたりは他ならぬ《精神的つまづき/Mental Misstep》に弱いから、結果的に積むようになりそうだ。
他にもスタックスとか2マナランドを多用するデッキは1マナ呪文を食うように作ってるから、自分では1マナ呪文を入れないだろう。
相手の《精神的つまづき/Mental Misstep》が気にならないデッキなら当然重要度は下がるね。
さて、どんなデッキにこいつは入るだろうか?
前にもちらっと言ったけど、1ターン目の動きとして超重要な呪文を唱えるデッキは、このカードを使わざるを得ないだろう。さもないと相手の《精神的つまづき/Mental Misstep》に対抗できないからだ。他でもない《霊気の薬瓶/AEther Vial》、お前のことだ。他に《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》も忘れちゃいけない。こういったカードがデッキの中核を担うデッキのことだけどね。
Zooがこれを使うかといえば、俺は微妙だと思ってる。Zooには1マナの呪文がこれでもかと詰め込まれてるけど、《霊気の薬瓶/AEther Vial》や《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》みたいに個々のパーツが重要というわけじゃないからだ。
ここまででも影響は大きいけど、こいつについて言わなきゃいけないことにはまだまだ続きがある。
この呪文を最も上手く使えるのは、こいつと美味しいシナジーを生むカードが入ってるデッキだ。
シナジーを生むカードってのはつまり《Force of Will》と《渦まく知識/Brainstorm》で、ピッチで撃つエサにしたり、ライブラリーの中に混ぜられるからってことだね。ただしこいつの偉いところは、3ターン目以降も腐らないことだ。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《渦まく知識/Brainstorm》、《思案/Ponder》、《稲妻/Lightning Bolt》、《暗黒の儀式/Dark Ritual》、《思考囲い/Thoughtseize》等々、ゲームの最初から最後までいつでも打ち消したいものはたくさんある。後半になっても打ち消せるところがこいつの《目くらまし/Daze》と違うところだ。
自分のつまづきといかに向き合うかってのは結構大切だ(ここだけ読むとまるで自己啓発本みたいだ!)。何せこれからは間違いなくこいつを意識してデッキ構築がされるだろうからね。
《精神的つまづき/Mental Misstep》がすんなり入るのはチーム・アメリカ、CTGとかの相殺デッキ、マーフォークってところだろう。3つとも上で言ったようなシナジーのあるカードが入ってるし、妨害手段をもっと積みたいデッキだからだ。
ANTはちょっと考えるところ。といっても1ターン目の《霊気の薬瓶/AEther Vial》が止めたいわけじゃない。
やっぱりANTは《思考囲い/Thoughtseize》と《強迫/Duress》を使って、《精神的つまづき/Mental Misstep》はサイドってところだろう。
こいつの環境に与える影響もとても大きいと踏んでて、これがあるせいで息の根が止まるデッキも出てきそうだ。
前にハイタイド対ANTの記事で書いたけど、ハイタイドは良くてTier2レベルに追いやられるんじゃないかと思う。ハイタイドにとって《精神的つまづき/Mental Misstep》を何とかするのは本当に辛いんだ。
ドレッジにとっても嫌なカードで、1ターン目に発掘し始めるための《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》と《打開/Breakthrough》他、色々なものが止まるカードが4枚水増しされて、本来の墓地対策と合わせて8枚体制になるようなものだからだ。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》に頼るデッキもほぼ死亡寸前だ。なにせ《霊気の薬瓶/AEther Vial》に依存するデッキで薬瓶が置けないと、動きがずっと弱くなるんだからね。
多分リリース直後はいろんな人が、入れるべきじゃないデッキにまで突っ込むんじゃないかと思う。そして残念なことになるだろう。
こいつが使われるのは必然だと思うけれど、最初騒がせて徐々に落ち着いていく、《渦まく知識/Brainstorm》や《Force of Will》みたいな、青の必須カードと同じような立ち位置になると思うね。
*おおっと*、これだけ書いてまだスタンダードに言及すらできていないとは!!
スタンでも使われるだろうけれど、そこまででもないと思う。終わり。
もっとちゃんとやれって?分かったよ。
こいつは何も考えずに入れていいカードじゃない。これが全く刺さらないデッキもあるし(ヴァラクートとかヴァラクートとかヴァラクートとか)、打ち消されても「ほうほう、それでそれで?」って感じのデッキ(1マナは稲妻と定業しか打ち消すものがない青赤緑コントロールとか)もあるんでね。
《精神的つまづき/Mental Misstep》でできることは《呪文貫き/Spell Pierce》が代わりに、ずっと上手くやってくれる。
相手が1マナ残してフルタップのときにジェイスを着地させるにはいいカードだけど、それも相手が《精神的つまづき/Mental Misstep》を持ってないって前提だしね。
俺が間違ってなければ、Caw-bladeのミラーマッチでは重要になるはずだ。
あんまり強くはないけど、ボロスをあしらうのにも使えそうだ。なにせ右手が光ってるボロスを止められるかもしれないしね。
《ゴブリンの先達/Goblin Guide》、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》、《稲妻/Lightning Bolt》、おっとライフが危ない。
ま、ボロスを使おうなんて狂気の沙汰だよね。
個人的にまずはCaw-bladeのサイドボードに入れてみて、それから考えようと思ってるよ。
でも色々と可能性があるカードだ。
ボロスに《糾弾/Condemn》を撃ったら躓かされました、なんて考えてもみてよ。スゲー!
こいつはアブないカードだ。
環境にどう受け入れられていくのかとっても気になる。でもA.J.Sacherが言ってるみたいにぶっ壊れではないと思うね。
《精神間引き/Mindculling》
構築1.0点
これが構築で使えるカードから間引かれても、いっこうに気にしないよ。
俺自身使えるカードの中から間引いてるし。
リミテッド5.0点(本当は……)
爆アドー!書いてあること見てみてくれよ!!
2枚カードを引けるだけじゃなくて、相手に2枚捨てさせられるんだ!
カードアドがとれすぎて数え切れないぜ。
はいごめんなさい本当は3.0点くらいですよね。点数だけ見て次に行く人をからかってみたかっただけです。
まあ冗談は置いておいて、これのために色をタッチするのも全然ありだと思う。
早い感染デッキ相手には腐りそうだけど、これから早い感染に当たることは少なくなるだろうからね。《嚢胞抱え/Cystbearer》も《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》も少なくなるんだからさ。
相手の手札2枚を落として2枚引くのは脳天ぶったたかれるようなものだから、6マナくらい喜んで払うよ。
《無感覚の投薬/Numbing Dose》
構築1.0点
もう俺がどんなダジャレを言っても無感覚になってきたころじゃない?だからこのクスリは軽く流しとくよ。
リミテッド2.0点
1点ルーズでちょっと使えるかなって感じ。
ライフルーズがなかったらサイド行き候補だろうけど、クロックがつくなら使ってみたいなって思ったよ。
《ファイレクシアの摂取者/Phyrexian Ingester》
構築2.0点
タイタン美味しいです(^q^)。
で、こいつはタイタンを食べれるだろうか?
食べれる、かもしれない。
少なくともこいつはタイタンを処理して尚9/9が残るんだから、ベストな回答だ。
ただこの能力でもう1マナ軽ければと思わずにはいられないんだけどね。(同じことを色んなカードに対して言ってるな、俺)
リミテッド4.0点
レアゲーしてますか?
相手にするのもバカバカしいくらい強いボム(リミテッドの強カード)で溢れてるのは、きっと傷跡ブロックの隠れたテーマがリミテッド強カードだからなんだろうね!
こいつもタッチで使えるから初手に取っても受けが広い。その上申し分ない強さを備えた素晴らしいカードだ。
ちなみにGPダラスで、中村修平は《虐殺のワーム/Massacre Wurm》を1ゲーム目サイドに落としていた。なんという意志力!俺には真似できないよ。
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
構築3.0点
実は俺、構築で多相の戦士を使うことにかけてはちょっとこだわりがあるけど(アルカニスを使ったこともあったっけ)、こいつは歴代多相の戦士の中でも最強だ。
3マナというコストで攻めにいけて、戦場に出たときの能力も誘発するなんて、昔なら《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》に喜んで5マナ払ってたんだぜ?
まだこいつが生きるデッキを思いついてはいないけど、こいつがメタゲームを変形させたとしても不思議じゃないと思うね。
リミテッド4.0点
厳密にいえばこいつはアーティファクトな分《クローン/Clone》より優秀というわけじゃないけど、近い強さだ。
どんなときでも場で一番強い奴として出れるのはとっても偉い。感染相手にでも、《嚢胞抱え/Cystbearer》になって相手の《嚢胞抱え/Cystbearer》を止められるから多少は対抗できる。
《心理の障壁/Psychic Barrier》
構築2.5点
《霊魂放逐/Remove Soul》を懐かしく思う日が来るなんてね!
こいつは間違いなく構築レベルだ。もし《マナ漏出/Mana Leak》が再録されなかったら、評価はもっと上がるだろう。
1点ライフルーズがついてるのは考えてるより大きいし、ブロック構築では《マナ漏出/Mana Leak》みたいな障壁がないからよく見るカードになると思うよ。
リミテッド2.5点
リミテッドのデッキの半分以上はクリーチャーだ。心理戦なんかしなくてもこいつが強いことは分かるね?
一発大逆転できるカードじゃないけど、早い順目で取っていいカードだと思う。
《心理的手術/Psychic Surgery》
構築1.0点
構築で使えないのはどのカードか予想するのには、脳改造手術なんか必要ない。こいつがいい例だ。
相手がフェッチランドを切ってくれたとしても一枚しか取り除けないなんて、カード1枚と2マナを使ってやることじゃないね。
リミテッド0.0点
10戦中9回は効果が誘発しないって?なんてお買い得なんでしょう!!
《脊柱の飛行機械/Spined Thopter》
構築2.0点
飛行機械の先輩方と並んで、使われるカードだと思う。
《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》が使われてるのに、こいつが使われない理由がない。特に青が入ってるデッキなら尚更だ。
凄い強いってわけじゃないけど、《大建築家/Grand Architect》デッキなんかを支えるいいカードになるんじゃないかな。
リミテッド3.0点
カーカー!
アジサシが帰ってきたぜ。しかもなんとたったの2ライフというご奉仕価格!
感染以外のどんなデッキにでも使えて、早く取られるカードだろうね。
《尖塔の監視者/Spire Monitor》
構築2.0点
ち ょ っ と 待 て。構築で使えるって?
冗談はレビューだけにしてくれよって思うだろ。
でもホントのところ、ブロック構築で使われるだろうし、スタンダードでもワンチャンあると思ってる。
こいつは瞬速がついててアーティファクトじゃないってだけでブロック構築ではデカいし、3/3は十分強いラインだ。
相手のジェイスの返しにこいつを出して殴り、こっちのジェイスを出す。かっけー!
カウンターを構えながら動けるし、上手くいったときには十分見返りがある美味しいカードだと思うよ。
リミテッド3.5点
\罠だー!/
5マナ立っててるところに殴るのはずっと危険になった。監視員が突然現れてブロックしてくるわけで、殴らなくてもエンド時に現れて攻撃してくるという理不尽さ。
3/3飛行で瞬速というだけで明らかにただ強なので、見かけたら取ろう。
《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
構築2.5点
俺はずっと《予言/Divination》が好きだったから、たった2点ライフを支払うくらいで色を問わず使えるようにしてくれた上、ちょっとしたオマケまでついてるこいつも好きだ。
名前もイカしてると思わないか?何せこれの増殖を使って1ターン早くコス、テゼレット、ヴェンセールの奥義が使えるようにしたら、まさにプレインズウォーカーの計略って感じだ。
ヴァラクートでも使えそうだ。《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》に一つカウンターを載せて2枚引くのは大歓迎だろうと思うよ。
リミテッド3.0点
俺がカードを引くのが大好きってのを引いても、こいつは間違いなく強いと思う。
感染をやってるなら、毒を載せながらマイナスカウンターも増やせる。しかも《着実な進歩/Steady Progress》みたいに色を散らす必要もない。
感染でなければ増殖は期待薄だけど、悪くても3マナの《夜の囁き/Night’s Whisper》だ。俺なら取るね!
《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
構築1.0点
レビューを早く終わらせようとしてるんだけど、こういうのに絡みつかれちゃってね。
《分散/Disperse》や《乱動への突入/Into the Roil》の方がいいと思うよ。その2枚ですら言うほど強くないし。
リミテッド2.0点
個人的に《分散/Disperse》は好きだけど、そんな俺でもあまりこれには惹かれない。分散自体そこまで強くないしね。
1点ライフルーズのオマケがついてても、装備をバウンスできないのは痛い。
他にバウンスが取れなければ使ってもいいと思うけど、せいぜい1枚かな。
《病毒のドレイク/Viral Drake》
構築1.0点
構築が毒だらけになることはない。
みんなが毒のドレイになるためにはもっとビョーキな奴が必要だ。
リミテッド3.5点
感染デッキ待望の一枚!
殴って毒を1つ載せてよし、ブロックに回してよし、増殖しまくってよし。
1/4飛行のブロッカーみたいなクリーチャーに増殖がついただけで、攻撃までできるようになったみたいなものだ。増殖のおかげでこいつ1体でゆっくり毒殺ができる。
感染でなくても夢みたいにステキなカードで、アンコモンの中で最強の一枚だと思うな。
《翼の接合者/Wing Splicer》
接合者について言いたいことは白のレビューでもう言ったから、こいつの翼は構築で真面目に使うには重すぎるってだけ言っておこう。
リミテッド3.5点
強いアンコモンといえば……《幻影獣/Phantom Monster》以上のやつは強いって俺の中ではなってるんだ。
戦闘中に1/1を処理されてゴーレムを地上に落とされないように気をつけよう。
サイクルの中でもこいつは特に影響を受けるからね。
《異種移植/Xenograft》
構築1.0点
《奸謀/Conspiracy》か何か知らないけど、こういうヘンな名前のついた奴は大体役立たずって決まってる。こいつも例外じゃない。
リミテッド0.0点
セット間違えてない?
3年前のローウィンブロックにお帰り下さい(もう3年も前……だと……?光陰矢のごとし、か)。
青のコモン ベスト5
5位《心理の障壁/Psychic Barrier》
4位《荒廃の工作員/Blighted Agent》
3位《脊柱の飛行機械/Spined Thopter》
2位《突き刺しモズ/Impaler Shrike》
1位《尖塔の監視者/Spire Monitor》
青輝いてるなー。
上位4枚はどれも初手級で、特に1位と2位は単体でも組みあわせても強そうだ。
《荒廃の工作員/Blighted Agent》だけ浮いてるけど、他は飛行持ちでマナカーブにも合ってる。
こいつらはコントロールでもアグロでもいい働きをしてくれそうだし、レアを散らせば申し分ないデッキになるな。
青の構築カードトップ5
5位《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
4位《心理の障壁/Psychic Barrier》
3位《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
2位《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
1位《精神的つまづき/Mental Misstep》
気付いただろうか。
上位5枚の内、実に4枚までにファイレクシアマナが入ってる。
要するにフリースペル(というかコスト軽減)はそれだけで強い。《のぞき見/Peek》みたいに単体では大したことないものですら強くなるってこと。
このセットで幸せになれない青使いなんているとは思えない。正確にいえば他の色だってここに挙げたカードのほとんどを使えるんだ。
スタンダードでもレガシーでも、この「フリースペル」的なカードが候補に食い込んでくるせいで、デッキ構築は今までよりもっと頭を使うようになるだろう。
が、ファイレクシアマナは偉大とはいえ、デッキのスロットとコストを突き合わせるのは大切だし、ライフも見境なしに払い続けられるわけじゃない。
なんて言ってはみたものの、歴代フリースペル的メカニズムの例に漏れなく、このセットの青カードはマジックを大きく変えるだろう。
明日は黒にいってみよう。元祖ファイレクシアの色だ!
コメント
こんな翻訳が読めるなんてまさに爆アドー!
爆アドー!
残念ながらここにいますw
正直使えそうなものがギタクシア派の調査くらいでアーティファクトに干渉し辛い青にとって殴打頭蓋など厄介なものも増えますし。
相変わらずナイスな翻訳乙です!
とても面白くてセンスある翻訳で、思わず読みふけってしまいましたw
勝手ながらリンクさせて頂きました!
リンクもさせて頂きました。
めちゃわかりやすくて次も楽しみです。
リンクさせていただきましたー。
>精神的つまづき
レビュー長いのはそれだけの注目株ということですかねwww
>ひ
面白いので楽しみに待ってますよ^^
いいぞ!もっとやれ!!
毎回1stコメントありでーす!
俺の方こそ、いつもお店でお世話になってるので、楽しんでもらえたならささやかな恩返しでーす。
爆アドー!
> flowさん
わからない直訳よりわかる意訳なんですぜ!お褒めいただき光栄です。
爆アドー!
> ゴルガリさん
うーむ。他の色とかも見るとトータルではアンハッピーかもしれませんが、おそらく青だけ見れば青使い歓喜ってことじゃないでしょうか。
> dds666さん
実はおふざけ口調で酷評してるのを訳す方が楽しかったりしますwww
> うしおさん
はじめまして。リンクあざーす!
原文が優れているので、稚拙な訳でも輝きます。
続けていきますので、よろしかったらたまに足を運んでくださいませ。
ありです!コメ嬉しいです!
> VMさん
リンクありがとうごじます。
有益な記事もいいですが、楽しく読んでもらえるのが一番うれしいです。
> ぬ@kzmさん
次も期待してるとのコメント、ありがとうございます。
こういうコメントが翻訳を急ぐ原動力です。
むほー。いっぱいリンクもらえて爆アドー!
> 黒と4/3@魔王主任さん
毎回コメントつけていただいてありがとうございます。
いやぁ青は長かった。その半分以上は精神的つまづきだったように感じてます。口調も真面目で疲れたし。知らずにつまづかせられるところだった!
これだけコメももらえたら思わずがんばっちゃうってもんです!